2014年9月発売のバッファロー無線ブロードバンドルータフラッグシップモデルWXR-1900DHPのポート開放手順の説明です。この製品をお使いの場合空調を考えたほうが望ましいです。理由は無線通信専用CPUx2個に高性能なマルチCPUを搭載し1GHz動作してる為です。電子チップ全部の問題ではあるのですがCPUは放熱出来ずに温度があがると性能が落ちるので冷やしてあげる必要があります。一応USB冷却器か放熱フィンを貼り付けて等で空調してあげるのも有りだと思います。
WXR-1900DHPの特徴、ルータ本体を動かすためだけにデュアルコアプロセッサを搭載します。また無線通信用に5GHz/2.4GHz様にそれぞれCPUを割り当てし5GHz帯では高度な無線LAN通信ビームフォーミングを実現(端末の位置に向かって電波を飛ばす事が出来るサービスです)。無線LANのスペックは2.4GHz/5GHzマルチバンド対応で通信速度はIEEE802.11ac(iPhone6は対応します。2014年販売のメーカー製ノートPCも概ね対応します。)接続時最大1300Mbpsの速度を提供する事が出来ます。有線WAN/LAN側も1000BASE-Tまでに対応するので1000Mbps速度に対応するので、フレッツ光隼やネクストにギガビットインターネット提供のインターネット回線環境で最適なパフォーマンスを発揮します。もちろん既存のADSL環境やCATVインターネットへの導入も可能。
その他のサービス、USB2.0ポートを背後に一つとUSB3.0ポートをフロント側に一つ持ち、ルータを拠点にUSB接続対応ハードディスクを繋いで高速書き込み対応NAS環境の構築も可能です。また余ったUSBポートにはプリンター(バッファローユーティリティデバイスサーバー設定ツールが必要)を繋いだり、USB-DAC対応オーディオを繋いでパソコンの音源をワイヤレスでステレオと繋いで大迫力のオンラインゲームを楽しんだりする事が出来ます。ルータ本体のファームウェアプログラムサービスにはVPN(PPTPとL2TP/IPsec対応) / BitTorrent / WEBファイル(NAS同時併用) 等のサーバー機能を持ちます、その他ルータとして動作している場合シマンテック社の有害サイドフィルタ(ConnectSafeと言うDNSを使う形になります。)を適用させる事が出来ます。
ルータ以外の使い方として、無線LAN中継器(他の無線LANの電波を強くするモード、中継器として使うにはを御覧ください)と無線電波を受け取って有線LANに変換する機能コンバーターモードして使うことも可能です。また親機を本機と交換したい場合Wi-Fi引っ越し機能がありますのでネットワーク再構築がとても簡単です。詳しくは無線引っ越し手順の説明(PDFファイル)を御覧ください。更に詳しい情報などはAmazonのWXR-1900DHPユーザーレビューが参考になると思います。
パソコンなどで設定画面を開く
バッファロールータの設定画面を開く手順の説明です。このURLhttp://192.168.11.1/をブラウザに入力する事でログインする事が出来ます。次の様にログイン画面が表示されたらユーザー名に”admin”パスワードに”password”と入力すればログインして設定画面を表示させる事が出来ます。注意、アドブロック等の広告ブロックサービスがブラウザに適用されている場合正しく設定画面が出ないのでそれらのサービスをブラウザに適用している場合は解除してください。
パソコン以外の端末からも設定変更を加えることが出来ます。機種別を参考にログインして作業ください。
もしも192.168.11.1のURLで設定画面が開かない場合ブリッジモードで動作している事が原因の可能性が高いです。ルータ本体のランプを見てください。右図の青い枠のROUTERランプが”消灯”している場合はブリッジモードでここのページの説明では設定画面は開きません。ROUTERランプが点灯なら通常192.168.11.1のURLで設定画面が開かなければならないのでマカフィーやセキュリティソフトが邪魔をしていないかを念の為確認して下さい。詳しくはルータにログインできないページを参照下さ
ルータモードに切り替えるには本体の底面の切り替えスイッチで動作モードを切り替えられます。
動作モード切り替えスイッチの説明。
まず1番のスイッチを”Manual”側に切り替えます。切り替えたら約2分待ってください。その上で2番のスイッチを”ROUTER”側に切り替えます。切り替えたら更に2分待ってからパソコンを再起動してください。そすれば192.168.11.1のURLで設定画面にアクセスできるルータモードで動作します。
補足1、2番の切り替えスイッチですが、WB位置は無線中継モードです。AP位置はアクセスポイントモードでルータ機能を無効化にする事が出来ます。
補足2、1番の切り替えスイッチAuto位置は上流を自動判別して動作するモードです。
ポート開放する方はこのまま続けて以下を参照下さい。無線LAN説定を参照する方はこちらからご覧ください。
準備
まずパソコン側のIPアドレスを固定してしまいます。基本的にIPカメラ関係も下記のパスで構いません。UPnPで自動的にポート開放できるはずなのですが、もしも外部アクセス出来ない場合は手動で80番の設定を追加下さい。
IPアドレス:192.168.11.80
サブネットマスク:255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ:192.168.11.1
優先DNS:192.168.11.1
代替DNSは空欄で構いません。
固定できたら必ずパソコンを再起動ください。
ポート開放設定を追加する
ルータのメインページの詳細設定を開いてください。
左メニューのセキュリティからポート変換メニューを開きます。図の場所に必要な情報を入力してポート開放設定を追加する事が出来ます。
この項目がポート変換項目です。注意事項としましては基本的にInternet側IPアドレスは変更しないのと、同じポート番号や重複ポート番号の設定は出来ないのでご注意ください。
まずWEBサーバーで一般的に使うTCP/80番を使って説明します。サーバツールに関してはインストール不要なANHTTPDがお勧めです。(ポートチェック時に必要)
- グループ、新規追加:webserver
- Internet側IPアドレス:変更しません
- プロトコルTCP/UDP:任意のTCPポートを選びます
- 任意のTCP/UDPポート:80
- LAN側IPアドレス:192.168.11.80
- 新規追加
以上で設定完了です。TCPポートを任意のポートに入れ替えることでご希望のアプリケーションのポート開放を行うことが可能です。
その他ご質問の多いminecraftサーバの説明です。
- 新規追加、mymct
- Internet側はエアーステーションのInternetIPアドレスのまま
- プロトコルは任意のTCPポートを選びます。
- 任意のTCP/UDPポート右側空欄に25565
- LAN側IPアドレスは192.168.11.80
- 新規追加
以上で作業完了です。
UDPポート開放設定例です。ご質問の多いマインクラフトPEにて説明します。
MinecraftPEはUDP/19132番を追加します。
- 新規追加、mctpeserver
- Internet側はエアーステーションのInternetIPアドレスのまま
- プロトコルは任意のUDPポートを選びます。
- 任意のTCP/UDPポート右側空欄に19132
- LAN側IPアドレスは192.168.11.80
- 新規追加
以上で作業完了です、こちらのUDPポート開放チェックで手動ポート19132と入力して回線チェックで手動ポート利用可とあればオンラインで楽しむことが出来ます。
ポート変換させる方法、例えばLAN内部ではカメラへのアクセスは普通にhttp://カメラのURL/で呼び出したいけど、外部からのアクセスはhttp://カメラのグローバルIPアドレス/等でアクセスさせたくない場合に応用する事が出来ます。
こちらのサンプルの様に設定頂ければ http://カメラのグローバルIPアドレス:8888/と、任意に設定したポート番号を付け加えないとカメラにアクセス出来なくする事が出来ます。但しUPnPは無効にしてください。
- 新規追加、webcamnat
- Internet側はエアーステーションのInternetIPアドレスのまま
- プロトコルは任意のUDPポートを選びます。
- 任意のTCP/UDPポート右側空欄に8888
- LAN側IPアドレスは192.168.11.80
- LAN側ポートに80を指定。
- 新規追加
以上で完了です。ポートチェックは8888を使ってください。
説明は以上です。
その他設定例
説明書とスマホ用設定アプリ
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