オンラインゲーム用のプロバイダの選び方

このところプロバイダは何所が良いのかと問い合わせを受ける事があります。
ここで皆さんの言う[良いプロバイダ]とは回線のダウンロード速度が早く、共有ツールの規制が無い等の要望が殆どです。
私的にはダウンロード速度の速いプロバイダを選ぶなら、光ファイバー回線+どこのプロバイダも同じと言う考えですが、あえて優劣をつけるのであれば、一次プロバイダと二次プロバイダが存在する点です。
一次プロバイダと二次プロバイダのネットへの接続構図はこちらを参照下さいhttp://www.nec.co.jp/octpower/seminar/network_guide/03_003.html
ネットワークを流れるデータは、それぞれのサーバーを介して双方向通信となり、一次プロバイダは上記図を参照頂くように二次プロバイダの上流に存在する為必然的にping（コンピュータが応答する速度）は早くなる訳です。
皆様の多くはプロバイダを比較する場合、ダウンロード速度を計測される様ですが、それ以外にも通信を速度を計測するにはWindowsであればtracertを利用して、希望するサーバーへのping値（応答速度）を計測してみるのも判断材料となり得ると思います。各サーバーへのtracertで計測したping値が早ければそれだけ多くの、WANに（インターネットに）つないでいるクライアント（一般的にはパソコン）との通信速度も向上すると言う事になります。
tracertコマンドの使い方は、コマンドプロンプトやDOSプロンプトを開いて以下の様に入力してEnterで見る事が出来ます。私のパソコンからヤフーさんまでの経路をping値を計測してみた結果です。
tracert 計測したいホストのURLまたはグローバルIPアドレス　）を入力しEnterキーで以下の様に参照出来ます。

結果の参照方法ですが、上記を参照の場合1番は私のPCまでの応答速度2から13までのコンピュータを経由したことになり。それぞれ三回ping値の結果を出力しており、上記では5番目（例：17ms）や6番目（18ms）のコンピュータの反応速度が遅いことがわかります。
このtracert結果に表示される数値が大きいか小さいかによってプロバイダの良し悪しを判断する事が出来る且つ、一時プロバイダの方がping値が良くなることは必然的な流れになります。
オンラインゲーム等でping値を参照したい場合は、クライアントもしくはホスト側のグローバルIPアドレスを確認（こちら）します。
クライアントから応答速度を計測したい場合は、tracert　ホスト側のグローバルIPアドレス。ホスト側（オンラインゲームで親をする場合）からクライアントまでの応答速度を計測したい場合は、tracert　クライアントのグローバルIPアドレス。
上記で概ね快適にオンラインゲーム出来るかを参照する事が出来ます お勧め一次プロバイダーなら>光ファイバー/ADSLを楽しむなら「安心」「安全」の@nifty！を参照下さいね。