コレガ製品のBフレッツに最適な2014年4月25日発売無線ブロードバンドルータのポート開放設定の説明です。CG-WLR300NXの特徴としましては無線速度のインターネット側通信に上限にも大きく影響を与えるWAN側速度は100BASE-TX/100Mbpsまでの接続速度となります。無線LANはIEEE802.11b/g/nに対応するもののインターネットの出入口が100Mbpsになるのでインターネット速度スペックは最大100Mbpsまでとなります。なのでフレッツ光ネクストや隼それにau/eo光ギガビット又はJCOM160Mbpsコースなどの回線には使えますが速度損失を招きます。従来のADSLやBフレッツそれに通常のマンションインターネットや従来型のCATVインターネットには最適です。
無線通信速度は自宅内ローカル側に限っては802.11n(2.4GHz帯のみサポート、5GHz帯での動作はありません。)接続時最大300Mbpsまでとなりますがこれはインターネット側の速度を意味する事ではありません。対応Wi-Fi端末はDSを初めPSPやPS3/4それにWii/U及び各種スマートフォンやタブレットをこの無線親機に繋いで自宅のインターネットを使う事が出来るようになります。無線電波の届く範囲はメーカー説明によりますと2階建又はマンションで3LDK程度をカバーできると言うことです。
設定画面を開く
設定画面を開くにはまず本機をマニュアルモードで動作させる必要があります。注意、マニュアルからオートへ切り替えるとルータが初期化されてしまいます(フレッツなどの場合PPPoE設定をし直す必要があります。)。なのでマニュアルモードへ切り替えたらオートモードへは戻さないようにしてください。
手順は本体とモデムのLANケーブルを外します。(図の赤い枠の繋がるポートからLANケーブルを取り外します。)
次に本体の上部にあるWPSをボタンを10秒押したままにして「WPS/ステータスLEDが3回点滅→消灯→3回点滅・・・を繰り返したら WPS ボタンを離します。」次に「電源コンセントからACアダプタを抜き、1分以上経過してから再び差し込みます。」これで作業完了なのですが再起動中ですので1分程まってから次の手順を実行頂ければルータの設定画面を開くことが出来ます。
マニュアルモードであればhttp://192.168.1.1/のURLを開くと設定画面を開くことが出来ます。
ログイン画面が表示されたら、ユーザー名にrootと入力し、パスワードは空欄のままログインしていただくと設定画面を表示することが出来ます。
ルータの設定画面が表示出来ないエラーの場合はこちらを参照下さい。無線LANの設定をする方はこちらから参照下さい。
ポート開放設定を追加する
ポート開放したい端末のIPアドレスを確認して下さい。coregaのルータはMACアドレスを認識しローカル側IPアドレスを静的に払い出すサービスを持つ為変動することが殆どありませんので固定頂く必要性は少ないです。
詳細設定メニューから、バーチャルサーバを開いて、必要な設定を入力して追加します。
バーチャルサーバの設定例としましてネットワークカメラそれにWEBサーバが使うポート番号(80/TCP)で説明します。ポートチェックを行う場合は、ANHTTPDならインストール不要でWEBサーバを動作させてポート開放出来ているかを確認できるので便利です。確認した端末のIPアドレスが192.168.1.5だった場合で説明致します。
- 接続先はプルダウンメニューから確認した端末のIPアドレスを選択します
- サービスはユーザー定義を選択します。登録されているサーバサービス名ありますが混乱するのでユーザー定義で説明します。
- ポート範囲はポート開放する番号です「80」-「80」
- プロトコルはTCPを選びます。
- 入力できたら登録ボタンを選んで作業完了です。
登録を選ぶとバーチャルサーバ項目に以下のように追加されるので、念の為”有効”と表示されているかをご確認下さい。以上で作業完了です。尚、登録できるバーチャルサーバ設定数は最大10です。10超える設定が必要な場合はDMZで対応下さい。
ポート変換したい場合。例えばネットワークカメラの待受ポート80番のままにしたいのだが、外部アクセス時そのままのポート番号だとやや難がある場合で任意のポート番号でアクセスさせたい場合は以下の様に外部アクセスポートを任意のポート番号(例、8080/TCP)とする事も可能です。
- 接続先はプルダウンメニューから確認した端末のIPアドレスを選択します。
- サービスはユーザー定義を選択します。
- ポート範囲の詳細設定にチェックを入れます。
LAN側ポート「80」-「80」
WAN側ポート「8080」-「8080」 - プロトコルはTCPを選びます。
- 入力できたら登録ボタンを選んで作業完了です。
この様に設定することで例えばカメラのアクセスURLが仮にhttp://my.cam.com/だったとした場合これだと80番デフォルトアクセスになるのでカメラを見ることが出来ません。以下の様にカメラへのポートへ外部からアクセスするには8080を別途設定しているのでhttp://my.cam.com:8080/とコロン+ポート番号でポートを指定する事により内部の80/TCP動作のカメラへとアクセス出来るようになります。このテクニックは複数サーバーを展開したい場合などに応用出来ます。
その他のポート開放設定例
minecraftのサーバ設定例。
- 接続先はプルダウンメニューから確認した端末のIPアドレスを選択します。
- サービスはユーザー定義を選択します。
- ポート範囲は「25565」-「25565」
- プロトコルはTCPを選びます。
- 入力できたら登録ボタンを選んで作業完了です。
MinecraftPE版サーバを開始する場合は以下の通りです。
- 接続先はプルダウンメニューから確認した端末のIPアドレスを選択します。
- サービスはユーザー定義を選択します。
- ポート範囲は「19132」-「19132」
- プロトコルはUDPを選びます。
- 入力できたら登録ボタンを選んで作業完了です。
ご質問の多いUDPポートの設定です。緋想天10800番で説明します。
- 接続先はプルダウンメニューから確認した端末のIPアドレスを選択します。
- サービスはユーザー定義を選択します。
- ポート範囲は「10800」-「10800」
- プロトコルはUDPを選びます。
- 入力できたら登録ボタンを選んで作業完了です。
設定を追加出来ましたら、UDPポートチェックツールを取得して手動ポート10800と入力し回線チェックして下さい。
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