IOデータの有線LAN接続専用(無線機能はありません、Wi-Fiは使えません)100Mbps接続速度までのインターネット対応ETX2-Rのポート開放説明です。このルータの特徴としましてはWAN/LAN側共100BASE-TX規格までの対応となり、接続速度が冒頭記載しました100Mbpsまでしか出ません。auとeo光とCATVやADSLインターネットに最適ですが、人気のフレッツ光ネクストや隼、auギガ光、eo光200Mbps以上のコース、CATV160Mbpsコースのインターネットへの導入には使えなくは無いですが、せっかくギガビットインターネット契約されたのにLAN内(ご自宅又は事務所内)では100Mbpsまでしか速度が出ない結果となってしまいます。
Wi-Fi機能、無線LANは内蔵されません。なのでスマートフォン、タブレット、3DSにWiiU(USB有線LANアダプタ用意なら繋がります。)とPSVITAはこの機器に繋ぐことは出来ません。使い勝手等に付きましては、アマゾンのユーザーレビューETX2-R
が参考になるとおもいます。
備考、USBインターフェース無し。プリンター/ファイルサーバ利用できません。用途としましては、無線ハッキングされないように対策をしたい場合最適なのと、iobbnet限定ですがダイナミックドメインに対応。尚VPNサーバ機能は持ちません。
ルータの設定画面を表示するには
まずルータの設定画面を開きます。http://192.168.0.1/このアドレスをInternetExplorerのアドレス欄に直接上記のアドレスを入力してEnterキーを押してください。(プレイステーション3から設定する場合はルータ設定画面表示方法を参照)
もしもエラーとなる場合は、その他、ページを表示出来ないエラーの場合はこちらを参照下さい。
ポート開放する方は、設定画面最初に表示されるステータスメニューを開いて、WAN側IPアドレスをご確認下さい。例えば、ここのIPアドレスが192.168.1.2や192.168.24.51等、先頭の数字が192から開始されている場合は二重ルータ環境です。先頭の数字が172や10から始まる方はプライベートIPアドレス割り当て契約インターネットサービスとなりますので、ご契約先にグローバルIPアドレスを取得出来るようにご相談下さい。注、0.0.0.0や表示ない場合インターネット接続設定が完了していないと思われます。CATVインターネットならモデムの電源を20分切ってから電源をONにしてみてください。フレッツの方はPPPoE接続設定を完了して下さい。
もしもWAN側IPアドレス確認で二重ルータと言うことが判明したら、このルータへはポート開放せずに、ブリッジ接続モードに切り替えて、本機の繋いでいる元にあるモデム兼ルータにポート開放設定を行なって下さい。変更手順は、動作モードメニューを開きブリッジモードにチェックを入れて、設定ボタンを選んで作業完了です。
注、元の192.168.0.1で設定画面を開くことはできなくなります。再度設定画面を開く必要が有る場合は初期化してください。本体LANケーブル差し込みされている場所の上辺りに小さな初期化と言うボタンがあるのでそれを爪楊枝等で10秒程度長押しして離してしばらくすれば初期化完了となります。
準備(IPアドレスを固定する)
ポート開放するパソコンやその他家庭用ゲーム機のIPアドレスを固定します。
IPアドレス:192.168.0.50
サブネットマスク:255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ、もしくはデフォルトルータ:192.168.0.1
DNS:192.168.0.1
代替DNSは空欄で構いません。
固定出来たらパソコンを必ず再起動下さい。
IPアドレス固定例は以下の方を参考に設定下さい。
ポート開放の手順説明
左側メニュの詳細設定を開いて、ポートの開放メニュー(ポートマッピングでも設定出来ますが重複しないようにお願いします。)を開きます。下記の項目に必要な情報を入力します。開いたページの下図と同じ項目に、必要な情報を入力すればポート開放させることが可能です。備考、ポートマッピングも同じ指定ポートの転送サービスです。ポート変換させたい場合に使いますが、こちらの設定と重複は出来ません。
- ポートの開放を有効にするに必ずチェックを入れます。
- 公開する機器のIPアドレスは冒頭案内した192.168.0.50です
- プロトコルはTCPかUDPを指定(両方も指定可能です)
- ポート番号の範囲は、単一ポートであれば、「80」-「80」。範囲であれば、例ウェルノウンポート「1」-「1023」です。
- 最後に設定ボタンを選んで作業完了です。
設定サンプルとしましてWEBサーバを使って試してみる手順です。サーバソフトはインストール不要のANHTTPDを使えば簡単に通信テストを行うことが可能です。
- ポートの開放を有効にするに必ずチェックを入れます。
- 公開する機器のIPアドレスは192.168.0.50
- プロトコルはTCP
- ポート番号の範囲は、「80」-「80」
- 設定
以上です。
その他の設定例
Minecraftなどご質問の多いコンテンツの設定例です。
- ポートの開放を有効にするに必ずチェックを入れます。
- 公開する機器のIPアドレスは192.168.0.50
- プロトコルはTCP
- ポート番号の範囲は、「25565」-「25565」
- 設定
その他、UDPプロトコルを使うコンテンツ東方緋想天の設定例です。
- ポートの開放を有効にするに必ずチェックを入れます。
- 公開する機器のIPアドレスは192.168.0.50
- プロトコルはUDP
- ポート番号の範囲は、「10800」-「10800」
- 設定
追加出来ましたら、UDPポートチェックツールを取得して手動ポート10800と入力し回線チェックして下さい。
ポートマッピングに付いて
これも同様にポート開放する設定サービスとなります。ただ上記サービスは範囲を指定出来るが、こちらは範囲を指定出来ないのと、ポートを変換してLAN内に届けることが出来るという特徴があります。
まず単純に設定するならば、WEBサーバの例で説明します。
- ポートマッピングを有効にするに必ずチェックを入れます。
- 公開する機器のIPアドレスは192.168.0.50
- プロトコルはTCP
- 公開ポート番号「80」
- 変換ポート番号「80」
- 設定
これで普通にダイナミックドメイン宛又は、グローバルIPアドレスのサーバパス名を呼び出すことで自宅サーバを閲覧出来るようになるのですが、例えば公開ポートを自分しかしらない番号にしたい場合などは次の様に指定します。
- ポートマッピングを有効にするに必ずチェックを入れます。
- 公開する機器のIPアドレスは192.168.0.50
- プロトコルはTCP
- 公開ポート番号「12345」
- 変換ポート番号「80」
- 設定
下記の様に設定することで、自宅内からサーバへのアクセスは通常のパス名(例、http://192.168.0.50/)でアクセス出来ますが、外部からアクセスする場合は、登録したダイナミックDNS+12345を付加しないとアクセスできなくする事が出来ます。例、http://myddns.com:12345/とするとアクセス出来るようになります。12345→ルータが受け取って→80に接続させてくれると言うサービスです。
説明は以上です。
その他、無線LAN設定や繋がらないなどの問題
- DMZ パソコン以外の端末で簡単に出来るポート開放サービスです。
- iobbnet ダイナミックドメイン登録と設定説明
- マニュアルダウンロード
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