IOデーターは新しいルーターWN-AX1167GR2(v6プラス対応だと思われる)を2017年12月下旬発売へ。
WN-AX1167GR2の特徴はWN-AX1167GRとほぼ変わらないがネットフィルタが5年間無料なのとWi-Fiマモルと言う無線LAN監視機能を装着、また製品保証期間を最大3年に拡大。
ネットフィルターって何?以下の記事に説明させて頂いている通り悪質な語句の検索やサイトへ接続できないようにするサービスです。
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2016年2月下旬発IOデーターWNシリーズ売発売情報
IOデーターの2016年2月下旬発売(WN-AX2033GRは11月下旬発売)の電波を端末に向けて届きやすくする事が出来る最新技術360コネクトと端末を狙って電波を送信する事が出来るビームフォーミング対応無線ブロードバンドルーターのポート開放設定の説明です。
補足、ビームフォーミングで電波を受信しやすくするにはスマートフォン等の端末側もビームフォーミングに対応している必要がある。例iPhone6等。
WNシリーズ 特徴&スペック
IPアドレス割り当て範囲クラスC固定(サブネットマスク255.255.255.0固定方式)となるので比較的使い勝手が悪い場合有り。
360コネクトの2.4GHzの電波の強さですが、鉄骨3階建ての1階に本製品を設置し3階の部屋まで電波が飛ぶかをテストしましたが全く飛ばない。本製品のWi-Fi電波の強さは100点満点中50点前後です。
無線LAN子機(コンバーター)又は無線中継器としても活用できるので、ビームフォーミングを活かした強力な無線中継環境等を手軽に構築できるので、無線LAN電波を隅々まで届くようなインターネット環境をお考えの方は本製品を2台または3台と必要に応じて設置すると良いと思います。
また両製品ともSSIDと暗号キーコピー機能があるので、今使っている無線LAN親機から簡単に「WN-AX1167GR / WN-GX300GR」へお乗り換え出来るのも大きな特筆点です。
サーバー機能も充実、無料簡単DDNSに対応しVPNサーバー機能をルーターが搭載するので安全で簡単にNAS等を使ったホームクラウド環境を構築できる。
WN-AX2033GR | WN-AX1167GR(簡単v6プラス対応) | WN-GX300GR | |
有線WAN/LAN最大速度 | 1000Mbps | ||
5GHz帯無線LAN最大速度(IEEE802.11ac規格) | 1733Mbps | 867Mbps | 非対応 |
2.4GHz帯無線LAN最大速度(IEEE802.11n倍速モード) | 300Mbps | 300Mbps | |
対応無線LAN規格 | IEEE802.11b/g/n/a/ac | IEEE802.11b/g/n | |
無線LANトラフィック対応端末数 | 16台 | 8台 | 4台 |
簡単無線LAN設定 | WPSプッシュスタート対応 | ||
対応無線周波数 | 2.4GHz/5GHz マルチバンド | 2.4GHz シングルバンド | |
アンテナ数(内蔵) | 5GHz帯:送受信 2本 2.4GHz帯:送受信 2本 | 2.4GHz帯:送受信 2本 | |
LANポートのクロスストレート切り替え機能 | Auto MDI/MDI-X (自動でストレートとクロス切り替え機能付き) | ||
対応インターネット | 全てのインターネット回線に導入可能(ISDN除く) フレッツの方はPPPoE接続設定が必要な場合あり CATV回線はCATVモデムの電源を20分切って電源を入れて機器情報更新を行って頂く必要があります。 | ||
動作モード | ブロードバンドルータ以外の使い方として、無線中継機と無線LANコンバータとして動作させる事が出来ます。 | ||
LAN以外のインターフェース | 無し | ||
搭載サーバー機能 | VPNサーバー(PPTP) | ||
DDNS | 無料iobb.net対応 簡単プリセット機能対応 | ||
その他 | 255.255.255.0 サブネットマスク固定 | ||
消費電力 | 13.0W | 10.0W | 6.4W |
製品レビュー
管理人kagemaruも本製品を使ってみようと思い購入してきました。購入した製品は「WN-AX1167GR」です。
開封したら今までのIOデータの製品とは異なりどうもエレコムが生産を依頼している製造メーカーが作っているようなデザインに変更されてしまっていて、動作モード切り替えも「オート/カスタム」の表示に切り替わっている。
肝心のSSIDと暗号キーは設定シール付属で任意の場所に貼り付けるのと、本体底面に詳細なWi-Fi設定情報が記載されている。WPSボタンも今までは本体側面で操作しやすかったのがロジテックとエレコム製品と同様に裏側に配置換えとなっている。
以下WN-AX1167GRの同梱物一覧です。有線LANケーブルはだいたいどのメーカーも一本付属している。これをモデムに繋いでインターネット環境を構築するわけだ。
動作スイッチですがオートはWAN側セッションを調べて自動的にアクセスポイント等に切り替わる動作スイッチで、カスタムは強制的にルーターモードに切り替わりその上でコンバーターモードや中継モードに設定画面を開いて動作変更をする事が出来るモード。
動作モード切替ボタンの上にあるのがWPSプッシュスタートボタンだ。ビエラのホームリンクするときはWi-Fiかんたん設定を選んでこのWPSボタンを5秒程長押しすれば自動的に設定が完了しスマートフォンでビデオレコーダーの映像を外出先からも見られるようになる。
ルーター本体初期化ボタンも底面に配置換えとなる。
ルータの設定画面を表示するには
ルータの設定画面を開く方法の説明です。http://192.168.0.1/このアドレスをInternetExplorerのアドレス欄に直接上記のアドレスを入力してEnterキーを押してください。自宅にゲーム機しかない場合は以下端末を参考にルータの設定画面を開いてください。
http://192.168.0.1/を開くと”エラーページを表示できません”となり設定画面へアクセス出来ない場合は一時的にルータモードに切り替えて下さい。本機背面に「オート/カスタム」と言う切り替えスイッチがあります。これを「カスタム」側に切り替えて5分待って下さい。パソコンのIPアドレスは自動取得のまま再起動して頂ければhttp://192.168.0.1/へアクセス出来るようになります。元に戻す場合は「自動」位置に切り替えて5分待って再起動で元に戻ります。
自宅にスマートフォンしか無いと言う方でルータの設定をする場合は以下のアプリをダウンロードして、スマートフォンをWi-Fiで本機と繋いでアプリから操作設定が出来ます。
その他、ページを表示出来ないエラーの場合はこちらを参照下さい。 設定画面を開いて無線LAN関連を設定される方はこちら
動画やオンラインゲームがプチプチと切れてしまう場合
もし、動画の視聴やオンラインゲームが頻繁に切れたり繋がったりするのでポート開放しようとお考えの方は次の設定を無効にしてみてください。概ね接続環境が改善するはずです。
「詳細設定」を開いて、上のメニュー「NAT」を開いて「NATアクセラレータを有効にする」のチェックを外し設定ボタンをクリックまたはタップして保存。
これでインターネットがプチプチと切れないかご確認ください。
ポート開放する
ポート開放する方は、設定画面最初に表示される左上の「ステータス」メニューを開いて下さい。
WAN側IPアドレスをご確認下さい。例えば、ここのIPアドレスが192.168.1.2や192.168.0.2等、先頭の数字が192から開始されている場合は二重ルータ環境です。上のスイッチをAP側に切り替えて、繋いでいるモデム兼ルータ側にポート開放して下さい。先頭の数字が172や10から始まる方はプライベートIPアドレス割り当て契約インターネットサービスとなりますので、ご契約先にグローバルIPアドレスを取得出来るようにご相談下さい。
もしも二重ルータ環境であれば動作モード「オート/カスタム」の切り替えスイッチを「オート」位置に切り替えて端末類のIPアドレスを自動取得またはかんたん設定に変更して5分待って再起動してください。その上で上流のルータにポート開放して頂ければ大丈夫です。
準備(IPアドレスを固定する)
ポート開放するパソコンやその他家庭用ゲーム機のIPアドレスを固定します。
- IPアドレス 192.168.0.50
- サブネットマスク 255.255.255.0
- デフォルトゲートウェイ、もしくはデフォルトルータ 192.168.0.1
- 優先DNS(プライマリ) 192.168.0.1
- 代替DNS(セカンダリ) 8.8.8.8
IPアドレス固定手順は以下のページを参考に設定してください。
ポート開放の手順説明
左側メニュの詳細設定を開いて、ポートの開放メニューを開きます。 下記の項目に必要な情報を入力します。開いたページの下図と同じ項目に、必要な情報を入力すればポート開放させることが可能です。設定サンプルを参照しつつ任意のポート番号に入れ替えて頂いて大丈夫です。
設定サンプルとしましてWEBサーバのTCP/80番をまずご覧く下さい。サーバソフトはインストール不要のANHTTPDを使えば簡単に通信テストを行うことが可能です。
- 設定名、web
- 公開する機器のIPアドレスは192.168.0.50
- プロトコルはTCP
- LAN側ポート番号:80
- インターネット側ポート番号:80
- 追加
- 設定
以上で完了です。
Minecraftなどご質問の多いコンテンツの設定例です。
- 設定名、any
- 公開する機器のIPアドレスは192.168.0.50
- プロトコルはTCP
- LAN側ポート番号:25565
- インターネット側ポート番号:25565
- 追加
- 設定
その他、ご質問の多いUDPポートの設定です。MinecraftPE(19132/UDP)で説明します。
- 設定名、any
- 公開する機器のIPアドレスは192.168.0.50
- プロトコルはUDP
- LAN側ポート番号:19132
- インターネット側ポート番号:19132
- 追加
- 設定
追加出来ましたら、UDPポートチェックツールを取得して手動ポート10800と入力し回線チェックして下さい。
ちょっとしたテクニック。外部ポートを変換するテクニックです。例えば宅内では防犯カメラはTCP/80番で稼働しているとします。しかしそのまま80番ポート開放する事で不正アクセスが心配なので設定した人しかしらないポート番でアクセスしたい場合。例えば外部アクセスポートを8888とした場合で内部に80番アクセスさせる事ができます。
- 設定名、any
- 公開する機器のIPアドレスは192.168.0.50
- プロトコルはTCP
- LAN側ポート番号:80
- インターネット側ポート番号:8888
- 追加
- 設定
これで外部アクセスする時に、ポート番号を8888とすることで自宅内の防犯カメラ80にアクセスできる様になります。
説明は以上です。不明な点などあればコメント欄に気軽にご質問ください。
その他、無線LAN設定や繋がらないなどの問題
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