ApacheやAnhttpd、BlackJumboDogで自宅サーバを構築完了し、TCPポート80番のポート開放確認が出来たのに確認画面に表示のあるグローバルIPアドレスでWEBサーバ動作を確認しようとするとルータのログイン画面が出るやページを表示できませんとなる場合の解決手順の説明です。
一般的に自宅サーバの場合自宅のグローバルIPから自宅のグローバルIP宛へ通信リクエストするとこの様な現象が発生しますので、通常自宅サーバのチェックにはProxyを入れて外部からチェックする必要があります。
ですが、Proxyを提供するプロバイダは少なくなかなかチェックできないので、VPN接続(Mobile
Free)で確認してください。どうしてもと言う場合はユーザー登録が必要なの無料Proxyアクセスサービスvirtual browserを使って見てくだい。
作業の前にこちらのテスト用htmlファイルをApacheやAnhttpd BJDの公開パス(ディレクトリ)に保存して置いてください。保存ファイル名はindex.htmlとしてください。
以下のhtmlからhtmlまで全部コピーしてメモ帳に貼り付け頂いて、保存の際にindex.htmlとして保存下さい。
サーバディレクトリに設置するhtmlファイル
<html>
<head>
<meta http-equiv=”Content-Style-Type” content=”text/css”>
<title></title>
</head>
<body>
kagemaru-info ポート開放検索ユニット
<form method=”GET” action=”cgi-bin/namazu.cgi”><input type=”text” name=”query” size=”20″ value=”” /> <input type=”submit” name=”submit” value=”サイト内検索” /> <input type=”hidden” name=”whence” value=”0″ /><input type=”hidden” name=”lang” value=”ja” /></form>
</html>
上記のコードをメモ帳かテキストエディタに貼付けして、index.htmlとして保存してください。
ローカルサーバ上http://127.0.0.1/を開いて以下の検索ユニットが表示されればテスト環境構築は完了です。
自宅サーバの動作を確認する手順
Mobile FreeによるSoft Etherを使ったVPN接続を使うので、サーバ機以外のWindows7/VISTA/XP/2000から確認下さい。
Mobile Freeによる自宅サーバチェック時のイメージです。筑波大学のLAN内からWAN(Internet)を通じて自宅サーバをチェックすることが可能になります。
Mobile Freeを利用してVPN接続する場合は、公式サイトより専用のSoft Etherクライアントツールをセットアップすれば自動的に接続されます。
VPN接続が確立したら念のためグローバルIPアドレスが筑波大学側のクライアント下にあることを確認してからチェックしてください。また意図不明の第三者がVPNを利用しているので不正アクセスには注意が必要です。自宅サーバ動作確認後はVPN即切断して下さい。
virtual browser
備考、virtual browserは2011年よりユーザー登録しないと利用できなくなりました。
こちらのhtmlファイルをindex.htmlとしましたら、ポート開放確認画面にあるご自身のグローバルIPアドレスをvirtual browserの以下の項目に入力します。
バーチャルブラウザのhttp://の空欄にグローバルIPアドレスを入力し、図のボタンをクリック下さい。自宅サーバのグローバルIPアドレスはこちらかもチェック頂けます。
httpのプロトコル指定は不要です。確認頂いたグローバルIPアドレスを貼り付けして確認することが出来ます。
以下の様に表示されれば、自宅サーバは問題なく可能可能な状態と確認頂けます。
余談ですが、グローバルIPアドレスは変動してしまうので外部アクセスは一般的なインターネット接続に不向きです。これを解消するにはDDNSと言うダイナミックドメインサービスを利用する事で解決します。お手持ちのルータがコレガやIOデータ、プラネックス製品であればルータ内部にDDNSのドメイン登録サービスと自動IPアドレス更新機能があるのでそちらを利用すると良いでしょう。
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