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hamachiと言う簡単無料のVPNツールを使ってインターネット上でプリンタを共有する設定手順の説明です。もちろんルータ導入環境でもポート開放の必要なく簡単に利用する事が出来ます。通信の安全面に付きましてはVPN(バーチャルプライベートネットワーク)を使うのでセキュリティ面も安心。メールなどで間違えて重要書類を異なる宛先に送付してしまうトラブル無く、FAXの様に使うことが出来ます。hamachiの暗号化通信詳細は公式サイトでご確認下さい。
インターネット共有プリンタを使う準備(プリントサーバ側)
まずインターネット共有プリンタを使うには、それぞれのパソコンがhamachiを導入しhamachiネットワークに参加を完了している必要があります。簡単なのでネットワークに参加説明をご覧下さい。
次に共有元とするパソコンに繋いでいるプリンタを共有設定します。スタートからプリンタとFAXをクリックします。
プリンタとFAXを開いた画面にある、パソコンに繋いでいるプリンタを右クリックして共有をクリックしてください。
共有タブを選んで次の設定を行ないます。
このプリンタを共有するにチェックを入れます。
共有名:初めから入っているもので構いません。
追加ドライバ:WindowsXP以外のシステム。例えばWindows98や2000でもインターネット共有プリンタを利用であれば共有元からプリンタドライバを提供できるようにシステム別プリンタドライバをセットさせる事が出来ます。特に設定しなくともクライアント側でも個別に追加できるので強いて追加しておく必要はないです。
設定できたらOKボタンをクリックして作業完了です。
以下の様にプリンタに手の絵が付加すればインターネット共有プリンタを使うことが出来るようになります。
注意事項としましては必ず次の事を確認する必要があります。
1、プリンタ用紙が潤沢にセットされている
2、インク不足が無いかをチェック
3、hamachiを必ず起動しておく必要がある
4、インターネット側から繋いでくる相手もhamachiネットワークに参加している必要がある。
以下はプリンターサーバ側のパソコンの状態です。hamachiも必ずアクティブとなっている必要があります。
インターネット共有プリンタを使ってみる(クライアント側)
クライアントはまずインターネット共有プリンタとなるホストがあるネットワークに参加している必要があります。hamachiにあるインターネット共有プリンターホスト名を右クリックしてファイル共有を開くをクリックしてください。
以下の様のドライバインストール画面が出ましたらドライバのインストールをクリックしてください。もしもうまく行かない場合はプリンターメーカーから共有するプリンタードライバを別途取得する事で解決します。
以下の様にプリンターの状態表示画面が表示されたら準備完了です。クライアント側からプリントを行なう事が可能となります。
クライアント側は毎回この作業が必要になりますが慣れれば特に面倒な作業ではないです。この方法を使えばすば至急プリンターが必要な場合でも代替で印刷する事が出来ますしFAXの代わりとしても使うことが出来ます。(PDFファイル等)もちろんスキャナでスキャンしたデータを届ける側のプリンタへ出力できるので使い道としては幅が非常に広いものと思います。もちろんLAN環境内でも使うことができて非常に便利です。
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