北米向け製品(中国製)Bydigital ZE 680と言う約6000円程度で販売販売されているWi-Fiルーターを入手したので特徴とポート開放設定を説明させて頂きます。
Contents
Bydigital ZE 680 特徴
2.4GHz帯限定ですが人体に悪影響があるのでは無いかと言うくらいWi-Fiの電波が強い。電波の強さの目安は一般的に電波の強いWi-Fiルーターの1.5倍~2.0倍未満程電波が強いです。
・北米向けWi-Fiルーターの為、設定メニューは英語のみ。
・鉄骨三階建の一階にBydigital ZE 680を設置し三階フロア全てに電波が届きます。
・しかしながら電波は強いのだがWAN/LANポートとも100BASE-TXまで対応の為、インターネットの最大速度は100Mbpsまでとなる。
・Wi-Fiのスペックは2.4GHz帯のみサポートしIEEE802.11b/g/nモード規格に対応、無線LAN最高速度(インターネットの速度ではありません)は300Mbps。
・Wi-Fi設定は手動式。WPSプッシュスタートに対応していいない。
・スマートフォンで設定可能。(ルーターメニューはレスポンシブデザインが採用されている)
・「Bydigital ZE 680」Wi-Fiルーター購入先。電波がほんとに強いのでオススメです。
Bydigital ZE 680 スペック
通信性能等の目安 | |
有線WAN/LAN最大速度 | 100Mbps |
5GHz帯無線LAN最大速度(IEEE802.11ac規格) | – |
2.4GHz帯無線LAN最大速度(IEEE802.11n倍速モード) | 300Mbps |
対応無線LAN規格 | IEEE802.11b/g/n |
簡単無線LAN設定 | 手動 |
無線LAN電波の強さ | 2.4GHz帯の電波は3階まで届く |
対応無線周波数 | 2.4GHzのみ |
アンテナ数 | 6本 |
LANポートのクロスストレート切り替え機能 | Auto MDI/MDI-X (自動でストレートとクロス切り替え機能付き) |
対応インターネット | CATV含む全てのインターネット回線に導入可能(ISDN除く) だが、最高速度100Mbpsまでしか出ない。フレッツの方はPPPoE接続設定が必要な場合あり CATV回線はCATVモデムの電源を20分切って電源を入れて機器情報更新を行って頂く必要があります。 |
動作モード | ブロードバンドルータ以外の使い方として、Wi-Fi中継モードに対応 |
LAN以外のインターフェース | 無し |
搭載サーバー機能 | DDNS |
消費電力 | 非公開 |
最大同時接続台数 | 非公開 |
Bydigital ZE 680 初アンテナの取り付け
Bydigital ZE 680はアンテナを自分で取り付ける必要があり、初期の状態だとWi-Fiパスワードが設定されていないので、必ずWi-Fiパスワードは一番最初に設定して下さい。
アンテナはネジ式なのでくるくる回してアンテナを取り付けられます。
アンテナを取り付けたらスマートフォンでもパソコンでもいいので直ぐにWi-Fiパスワードを設定して下さい。
Bydigital ZE 680 設定画面表示方法と初期設定
スマートフォンの方は4GLTEを無効化にしてWi-Fiを有効にしSSID名「Router_~」と言う鍵の絵の無いSSIDをタップして繋いで下さい。
次にブラウザを起動して次のURLを入力すれば設定画面開けます「http://192.168.0.1」。
ログイン画面が出ます、次の情報を入力してログインすれば設定画面を開くことができる。
上段 admin
下段 admin
設定画面が開いたら「Network」メニューをタップかクリックして開いて頂いて、切り替わったページの「Wireless Security Settings」メニューを開いて下さい。
Wireless Security Settingsメニューが開いたら「Security Mode」がdisabled(無効)になっているのでdisabledをクリックかタップしてWPA-PSK(recommended、推奨という意味)に変更して下さい。
Wireless Security Settingsメニューが開いたら「Security Mode」をWPA-PSKに変更を加えたら、Security Key右側に任意のWi-Fiパスワードを8~64文字までの英数字で設定します。
例、abcd0123 / 01234567
なるべく解りにくいWi-Fiパスワードを設定して頂いてOKボタンをタップまたはクリックして必ず設定を保存。
ポート開放する準備 端末のIPアドレスを固定する
ポート開放設定を行う方は引き続きご覧ください。
まずポート開放する端末のIPアドレスを固定します
PS4と任天堂スイッチのポート開放はDMZで設定して下さい。
IPアドレス:192.168.0.50 (192.168.000.050)
サブネットマスク:255.255.255.0 (255.255.255.000)
デフォルトゲートウェイ:192.168.0.1 (192.168.000.001)
優先DNS:192.168.0.1 (192.168.000.001)
代替DNS 8.8.8.8 (008.008.008.008)
かっこの値は家電や防犯カメラや任天堂スイッチでIPを固定する時の値です。
ポート開放設定を追加する
ルーター下側にあるメニュー「Advanced」を開き、表示されたページの「Virtual Server」メニューを開きます。
Virtual Serverの1番から順番にポート開放設定を追加します。
設定例としてWEBサーバーもしくはネットワークカメラでよく使われるTCP/80番を使って説明します。サーバツールに関してはインストール不要なANHTTPDがお勧めです。(ポートチェック時に必要)
- Start Port-End Port「80」-「80」
- LAN IP 192.168.0.「50」
- Protocol TCP (補足Bothは両方と言う意味です。)
- Enable 必ずチェックを入れる
- 最後にページ下のOKボタンをクリックまたはタップして保存
以上で設定完了です。TCPポートを任意のポート(1-65535の間)に入れ替えることでご希望のアプリケーションのポート開放を行うことが可能です。
その他ご質問の多いminecraftサーバの説明です。
- Start Port-End Port「25565」-「25565」
- LAN IP 192.168.0.「50」
- Protocol TCP
- Enable 必ずチェックを入れる
- 最後にページ下のOKボタンをクリックまたはタップして保存
以上で作業完了です。
UDPポート開放設定例です。ご質問の多いマインクラフトPEにて説明します。
MinecraftPEはUDP/19132番を追加します。
- Start Port-End Port「19132」-「19132」
- LAN IP 192.168.0.「50」
- Protocol UDP
- Enable 必ずチェックを入れる
- 最後にページ下のOKボタンをクリックまたはタップして保存
以上で作業完了です、こちらのUDPポート開放チェックで手動ポート19132と入力して回線チェックで手動ポート利用可とあればオンラインで楽しむことが出来ます。
DMZ設定手順
PS4や任天堂スイッチのポート開放はDMZでポート開放して下さい。設定はとても簡単です。
注意事項、VirtualServer(ポート開放設定)とDMZは併用できませんのでDMZを適用する場合はVirtualServer設定をすべて「削除」して下さい。
Advancedメニューから「DMZ Host」を開きます。
次の様に入力しDMZ設定を作成下さい。
- DMZ Host「Enable」にチェックを入れる。
- DMZ Host IP Address 「192.168.0.50」
- OKをクリックまたはタップ。
ポート開放できなかったりインターネットそのものに繋がらない場合
ポート開放できない場合やインターネットそのものに繋がらない場合はステータス画面を開いてWAN側IPアドレスを調べます。
Statusメニューを開くとWAN Status画面が開きます。
WAN Status画面のWAN IPを確認します。
WAN IPの最初の数字が192や172や10から始まる場合は2重ルーターまたはプライベートIPアドレス契約の為ポート開放できない。
2重ルーターの方はこのルーターをブリッジモードでご利用すればポート開放できます。
WAN IPが表示されていない場合は、接続設定が必要になります。フレッツならPPPoE(次の説明をご覧ください)、JCOMやZAQならモデムの電源を20分切って再登録操作が必要。
フレッツの方は次の説明を参考にPPPoE接続設定を作成して下さい。
「Network」メニューを開き「WAN Settings」を開きます。
WAN Connection Type 「DHCP」をクリックかタップするとPPPoEが表示されるのでタップまたはクリックして下さい。
次の二項目にプロバイダから発行された接続IDとパスワードを入力してOKボタンで保存すれば繋がります。
PPPoE Usernam / PPPoE Password
コメント