Atermから小型ながらギガビットLANとIEEE802.11acに対応したWi-Fiルーター廉価モデルが2018年2月8日発売。
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Aterm WG1200CR 特徴
ギガビットインターネットに必要な有線/無線LANの基本スペックをクリアし、パソコン無くともスマートフォンでルーター設定が可能な点が大きな特徴です。
小型のWi-Fiルーターなので余り電波は強くないと思われるが、Wi-Fiルーター本体価格が安いのでご自宅内で沢山Wi-Fi接続するスマートフォンやテレビにゲーム機やChromeCast等のネットTVを繋いでいるご環境なら、WG1200CRを段台も増設しWi-Fiトラフィックを簡単に増強する事ができるお勧め製品と言える。
Wi-Fiの性能は2.4GHz/5GHz帯マルチバンドで対応規格はIEEE802.11b/g/n/a/ac。
IEEE802.11ac規格はiPhone6s以上の端末を検出し電波を飛ばす事ができるビームフォーミング(Atermビームフォーミング対応機器)対応。
Wi-Fi速度はIEEE802.11ac(5GHz帯)接続時最大867Mbps、IEEE802.11n(2.4GHz帯)接続時最大300Mbps。
有線WAN/LAN速度は1000BASE-Tまで対応なのでそれぞれ最大1000Mbps(インターネット速度)全二重。
ルーターモード以外に2.4GHz/5GHzデュアルバンドコンバーター機能対応中継器モード(一部の親機はシングルバンド中継になる&並列中継は不可)にも対応するので、中継器をお探しの方にもお薦めです。
その他の情報はWG1200CRカスタマーレビューが参考になります。
Aterm WG1200CR スペック
有線WAN/LAN最大速度 | 1000Mbps |
5GHz帯無線LAN最大速度(IEEE802.11ac規格) | 867Mbps |
2.4GHz帯無線LAN最大速度(IEEE802.11n倍速モード) | 300Mbps |
対応無線LAN規格 | IEEE802.11b/g/n/a/ac |
簡単無線LAN設定 | らくらく無線スタート・WPSプッシュスタート対応 |
無線LAN電波の強さ | 5GHz帯(802.11n/a/ac)はビームフォーミング対応 電波は2階未満 |
対応無線周波数 | 2.4GHz/5GHz マルチバンド |
アンテナ数(内蔵) | 5GHz帯:送受信 2本 2.4GHz帯:送受信 2本 |
LANポートのクロスストレート切り替え機能 | Auto MDI/MDI-X (自動でストレートとクロス切り替え機能付き) |
対応インターネット | CATV含む全てのインターネット回線に導入可能(ISDN除く) フレッツの方はPPPoE接続設定が必要な場合あり CATV回線はCATVモデムの電源を20分切って電源を入れて機器情報更新を行って頂く必要があります。注:高速インターネットv6プラス非対応です。 |
動作モード | 2.4/5GHzデュアルWi-Fi中継機として使える |
LAN以外のインターフェース | 無し |
搭載サーバー機能 | 無し |
QoS 帯域制御機能 | 無し |
消費電力 | 非公開 |
最大同時接続台数 | 10台以下 |
設定画面を表示する
以下のアドレスをChrome・safari等のブラウザアドレス欄に以下の番号を入力されEnterキーを押します。
http://192.168.10.1又はhttp://aterm.me/
以下の様にログイン画面が表示されます
ユーザー名 admin
パスワード はWG1200CR底面に貼り付けしているシールの「WEB PW」を確認して入力してください。
WG1200CRのログイン画面。
注)ルータの設定画面が表示出来ないエラーの場合はこちらを参照下さい。
本機裏側のモード切り替えスイッチを一時的にRT位置に切り替えてみて下さい。(スイッチの意味 RTはルータモード / BRはブリッジモードルーター機能を無効化 / CNVは中継モードまたはコンバーターモード)
設定の準備
ルーターに設定する前でも後でも良いので以下のようにポート開放する端末のIPアドレスを固定してください。
補足、かっこ内の値はネットワークカメラや家電のIPアドレスを固定する時に必要な場合の値。
IPアドレス:192.168.10.210 (192.168.010.210)
サブネットマスク:255.255.255.0 (255.255.255.000)
デフォルトゲートウェイ:192.168.10.1 (192.168.010.001)
優先DNS:192.168.10.1 (192.168.010.001)
代替DNS:8.8.8.8 (008.008.008.008)
設定完了しましたら、必ずパソコンを再起動してください。
もしも、上記の設定を行ってWEBページが見れなくなった場合、DNSアドレスをプロバイダ指定のDNSに書き換えてください。WEBサイトが見れない
ポート開放する方はそのまま下記をご覧下さい。無線関係の設定はこちら
ポート開放の手順説明
詳細設定を開き、ポートマッピングと言うメニューを開いて下さい。
ポートマッピングの右上の追加ボタンを開きます。
NATエントリ追加の項目が表示されるので必要な情報を入力します。
NATエントリ入力項目の説明
- 優先度 1から50まで指定出来ます。通常1を指定して追加の設定は2/3/4/5と繰り上がり指定します。
- LAN側ホスト ポート開放したい端末IPアドレスを指定します。例、192.168.10.80
- プロトコル TCP又はUDPを指定。VPNのポート開放だとプロトコル番号指定するのでその他を選択します。
- ポート番号 anyのチェックを外します。単一ポートなら「80」-「空欄」と指定しますし、範囲なら「1」-「1023」とウェルノウンポート指定する事が出来ます。
- 入力できたら設定
注意事項、NEC系ルーターはニーモニック(機械語)が登録されています。例えば110を登録するとpopに置き換わったり、80を指定するとhttpに置き換わりますが問題ありません。
最後に左上の保存を選んで作業完了になります。
WEBサーバポート開放設定例
設定例としまして防犯カメラがよく使うTCP/80で説明します。ポートチェックを行う場合は、ANHTTPDならインストール不要でWEBサーバを動作させてポート開放出来ているかを確認できます。
- 優先度 1
- LAN側ホスト 192.168.10.210
- プロトコル TCP
- ポート番号 anyのチェックを外し「80」-「空欄」
- 入力できたら設定
その他のポート開放設定例
minecraftのサーバ設定例。
- 優先度 1
- LAN側ホスト 192.168.10.210
- プロトコル TCP
- ポート番号 anyのチェックを外し「25565」-「空欄」
- 入力できたら設定
ご質問の多いUDPポートの設定です。MinecraftPE(19132/UDP)で説明します。
- 優先度 1
- LAN側ホスト 192.168.10.210
- プロトコル UDP
- ポート番号 anyのチェックを外し「19132」-「空欄」
- 入力できたら設定
設定を追加出来ましたら、UDPポートチェックツールを取得して手動ポート19132と入力し回線チェックして下さい。
説明は以上です。
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