PINGに応答させるようにするには
ブロードバンドルータにPING応答をさせるようにする事で、ご質問の多いオンラインゲームのラグが低減する事もあるのでお困りの場合お試しください。詳細、PS3のラグ(お返事番号No69、投稿者うるちさんの情報です。)
注意事項、PING応答すると言うことはポートスキャン等の行為を受ける事になってしまいます。セキュリティ問題の懸念もあるのですが、ステルス性を保っていても結果的にはダウンロードしたソフトにトロイの木馬が入っていたらりアドウェア等の広告ツール(有名なところではHAO123アドツール)が入ってきてしまっている問題の方がはるかに多いのでPINGに応答させたからと言っても甚大な問題が発生する事はありません。NetBiosさえフィルタしておけば大丈夫です。
備考、PING応答ですが(ICMP)、au/イーアクセス/Aterm製品は対応できません(プロトコル番号1番のポートマッピングも対応しません)。市販のAtermは一部高度な設定からPING応答オフオン機能を持つも物もあります。
手順の方ですが、ブロードバンドメーカー別で大まかに説明させて頂きます。メニューが無い、設定手順が異なるのでわからない場合はルータの型番をお調べの上BBSまで気軽にご質問頂ければお調べ致します。
備考2、それぞれのブロードバンドルータがグローバルIPアドレスを受け取っている時のみ有効です。ブリッジ接続(アクセスポイントモードとも言う)させている、二重ルータ環境では効果はありません。
尚、Logitecとエレコム製品はPING応答拒否機能はありません。
IOデータの設定
ルータの設定画面はポート開放説明を参照して開いて下さい。
WN-AC1600DGRを参考に設定画面を開いて下さい。
「セキュリティ」メニューを開いて切り替わった画面の上のメニュー「Dos」メニューを開きます。
DoS攻撃防御を設定します。「有効」のチェックを「無効」にチェックを入れ替えて必ず設定ボタンをクリックまたはタップして保存してください。これで外部からping応答するようになると思います。
フレッツ NTTルータの設定
PR-S300NEの設定画面を開いて、接続先設定を開開きます。図と同じ接続設定一覧が表示されるので、状態の接続中の接続先番号を開きます。
ページ下の拡張設定項目にありますPING応答機能の使用するにチェックを入れて、設定から保存です。これで完了です。
上記とは異なる設定画面の場合PR-400KIを参考に、同様の接続先設定を開くとメインセッションと言う接続設定があります。一応状態が接続中であることを確認して開いて下さい。
ページ下の方に拡張機能PING応答使用するにチェックを入れて設定ボタンを選んで保存です。これで完了です。
フレッツ光プレミアムのCTUの場合は、SPIセキュリティ設定でタイムアウトを無効にするか、ファイヤウォールを制限なしに変更することで応答させる事が出来ます。CTU内蔵ファイヤーウォールの設定を参考にレベルを変更するか詳細設定からSPI設定を使用しないに変更で対応頂けます。マニュアル127ページに詳細説明があります。
詳細設定にチェックを入れてOKを選びます。
共通設定の編集ボタンを開きます。
SPIを使用しないに変更する事が出来ます。
バッファローの設定
WZR-600DHP2を参考に設定画面を開いてください。一番上のセキュリティメニューを開き、二段目のファイヤーウォールメニューを開きます。ここのPPPoE接続設定のInternet側からPING応答しないのチェックを外して設定ボタンを選んで保存です。これで作業完了です。
コレガの設定
CG-WLR300GNZを参考にルータの設定画面を開いて下さい。左側のセキュリティ設定メニューを開きます。
セキュリティ設定のステルスモードを有効から無効に変更して設定ボタンを選んで保存です。これで完了です。ステルスモードの詳細はマニュアル92ページを参照下さい。
YAHOOトリオモデムの設定
YAHOO/ソフトバンクのルータにping応答させるにはポート番号1/TCPをポート開放すれば応答させられるのですが、転送先アドレスの確認が必要です。例えば二重ルータの場合はルータのWAN側IPアドレスを確認してそのWAN側IPアドレスにポート開放させます。二重ルータ環境でない場合はパソコンやPS3のIPアドレスを確認してそちらにポート開放させます。
例えばFONルータを置いての二重ルータ環境であればFONのWAN側IPアドレスを確認して次の様に設定を一つ追加します。Yahoo BBトリオモデム3-G plus ポート開放設定方法を参考に詳細設定からポート転送メニューを開き、次の様に一つだけ設定を追加してください。
No1の有効無効を有効に変更、プロトコルは「TCP」を選択、WAN側ポート番号「1」-「1」、LAN側ポート番号「1」-「1」、転送先IPアドレス「192」「168」「3」「2」
入力できたらページ下のOKボタンをクリックして左下の再起動を選んで設定完了です。
Aterm Warpstarの設定
一般的にAtermシリーズなのですが市販タイプならPING応答設定する事が出来ます。auや旧eaccessのAtermモデムには設定が適用できないので念の為。
設定画面表示方法はWG1800HP2を参照下さい。
まずローカルルータでご利用の方は次の手順で設定出来ます。「基本設定」を開き「接続先設定」を開きます。右上の”高度な設定を表示”ボタンをクリックします。
高度な設定画面に切り替えたらページ下の方に、拡張設定”PING応答機能使用する”にチェックを入れて設定ボタンをクリック。
必ず保存を行って下さい。
PPPoEモードの方は「基本設定」を開き「接続先設定」を開きます。右上の”高度な設定を表示”ボタンをクリックします。
拡張設定”PING応答機能使用する”にチェックを入れて設定ボタンをクリック。
同様に必ず保存を行って下さい。
説明は以上です。何かわからないことがあれば気軽にコメント欄までご質問ください。
最後に外部から外部PING応答テストを行って正しく応答出来ているかを確認下さい。
コメント
Pingの設定はできたのですがコマンドプロンプトではやはりタイムアウトしてしまいます。
Pingテストでは0%packet loss と表示されます。
別のコメント欄にWG1800HPをご利用ということでしたが、どのモデム又はルータにping応答許可設定を完了されたのでしょうか?
BBIQの動的グローバルIPアドレスはpingがフィルタリングされています。固定グローバルIPアドレスをご契約で対処ください。
以下頂いたご連絡のやりとりの内容です。
バッファロー 有線ルーター BBR-4MG の
PING応答方法を教えてください。
同じような設定が複数個ありまして
どれを設定すれば良いかわかりません。
BBR-4MGは設定メニューが古いので、横にある同じメニューからPINGの応答を許可させる事が出来ると思います。