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ZXHN H181A & H389A 特徴
ZXHNシリーズは中国メーカーのZTEが取り扱うTA機能を持つホームゲートウェイでH181A・H389AはそれぞれWi-Fi・ルーター機能を有します。
主な性能は有線LANポートは1000BASE-Tまでに対応するので有線LAN接続最大速度は「1000Mbps・全二重」(理論値)とWi-Fi5規格に相当するのでIEEE802.11b/g/n/a/ac(2.4GHz・5GHz帯)に対応します。
Wi-Fiの速度はH181A&H389A共同じでIEEE802.11ac(5GHz帯)接続時最大1.3Gbpsと2.4GHz帯の802.11nモード(300Mbps)でデュアルバンド接続時最大1.75Gbps。
その他の特徴としましては、ルーターIPアドレスが「http://192.168.2.254/」割当になるので、エレコムやロジテックのWi-FiルーターやメッシュはAPモードでは無いと繋がらな事があります。
ルーターの設定画面を開く
IPアドレスが固定できたらルーターの設定画面を開いてください。
ルーターの設定画面を開くにはブラウザのURL欄に「http://192.168.2.254/」を入力して開いてください。
ログイン画面に入力する情報としては
- アカウント user
- パスワード user
ポート開放準備 IPアドレスを固定する
ポート開放するパソコンやその他家庭用ゲーム機のIPアドレスを固定します。
- IPアドレス 192.168.2.80 (192.168.002.080)
- サブネットマスク 255.255.255.0 (255.255.255.000)
- デフォルトゲートウェイ 192.168.2.254 (192.168.002.254)
- 優先DNS(プライマリ) 192.168.2.254 (192.168.000.001)
- 代替DNS(セカンダリ) 8.8.8.8 (008.008.008.008)
カッコの値は防犯カメラや任天堂端末の設定値です。
IPアドレス固定手順は以下のページを参考に設定してください。
ポート開放設定を追加する
ポート開放する設定画面は「ファイアウォール」を開いて
右上の三角矢印をクリックしてメニューをスライドさせ、ポート転送メニューを開き、「新しいアイテムを追加」をクリックします。
ポート開放設定例、TCP/80で説明致します。
- オン・オフはオンにチェックを入れます。
- 名前は任意の設定名、英数字で入力(例、web)
- プロトコルはTCPを選択
- WAN接続はオートセンスのままで良い
- WAN側ホストのIPアドレス範囲は「0.0.0.0」~「0.0.0.0」とすることでany接続させる事ができます。
- LAN側ホスト 192.168.2.80(ポート開放させる端末のIPアドレス)
- WANポート「80」~「80」
- LANポート「80」~「80」
- 入力できたら設定ボタンをクリックして保存
以上です。
任天堂スイッチやプレイステーション4のポート開放はDMZを設定してください
任天堂スイッチやプレイステーションのポート開放する場合は多数設定が必要になるので、仮想グローバルIP通信を可能にするDMZを適用してください。
ルーター設定画面上メニュー上部のメニューの「ファイアウォール」から「DMZ」を開きます。
- DMZ・オン/オフはオンにチェック
- ホストアドレス 192.168.2.80
- 設定をクリック
以上で設定完了です。ポート開放できているかを調べるにはオンラインルームのNATタイプをご確認ください。
最後にかならず設定をクリックして保存してください。
もしもポート開放してもNATタイプが切り替わらない場合は
ファイアウォールを開くとセキュリティレベル設定項目があります。
これを低あたりに変更してNATタイプが改善しないかお試しください。
H181A&H389A 参考資料
https://www.tocochannel.jp/user/pdf/setting/zxhnh181a.pdf
https://www.tocochannel.jp/user/pdf/setting/zxhnh389a.pdf
https://www.thn.ne.jp/files/user/pdf/SUG_202203.pdf
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