Pi Node 設定・ポート開放の説明

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Pi NetworkのNode設定説明

Pi Nodeを構築するには、次のアプリとソフトウェアが必要になるのでご用意ください。

・Pi Network アプリ「https://minepi.com/」(Android・iPhone)

・Pi Node ソフト「https://minepi.com/pi-blockchain/pi-node/」(Windows・MAC)

・Docker Desktop ソフト 「https://www.docker.com/ja-jp/products/docker-desktop/」(Windows・MAC)

Windows・MAC-PC・Linux何れもNode構築可能ですが、インターネット回線が「ポート開放できないインターネット」(DS-Lite・v6プラス含む)種別である場合はブロックチェーンの提供は不可能

スマホにPi Networkアプリをインストール

Pi Networkアプリをスマホにインストールして登録を完了します。

以下を参照。招待コードは特にどちらでも大丈夫です。

但し、自己責任でお願い致します。
Google Search

パソコンにPi Node ソフトをインストール

Pi Networkアプリの登録が完了できたら、パソコンにNodeソフトをインストールします。

特に難しいことはありませんが、不明な点があればコメント欄かXにてご質問ください。

スマホアプリにパソコンのNoneソフト表示のコードを登録

スマホアプリ「Pi Network」にパソコンにインストールした「Pi Node」ソフトに表示されているコードを登録します

アプリの左上の3本線メニューを開いて「Node」をタップすると登録画面が表示されます。

ここにPi Nodeソフトに表示されているコードを入力して登録を完了します。

Docker Desktop インストール

Docker Desktop をインストール&アップデートを行います。コマンドラインの操作が必要な場合もあります。

パソコンにインストールした「Pi Node」の画面の右上「Pi Node」メニューを開きます。

Install Dockerの▽をクリックすると「Download Docker Desktop」ボタンがある(2025年4月時点のUIです、将来的に変更があるかもしれません)ので開きます。

ダウンロードページが表示されるのでDownloadボタンを開きます。

プランが幾つか表示されます「$0」のプランで大丈夫ですを開いてください。

ユーザー登録を行います。

Go To Downloadを開きます。

OS別のDocker Desktopのインストーラーをダウンロード。

ダウンロードしたら実行してください。

インストール中の画面(Windows版)

Windows版ですが、Docker Desktop更新のコマンドラインが表示されます。一応任意のキーを押すと更新する的な説明があるのですが、もしコマンドライン画面が消えない場合は手動でコマンド操作して更新を完了してください。

Docker Desktopが正しく動作しているのかを確認

Windows版であれば以下の画面(UI)が表示されればOKです。

MAC・PCであれば、PI Nodeソフトの方から確認頂けると思います。

Docker daemon is running!と表示されていればOK。

Node TCP 31400-31409 ポートを開放する

IPv4接続以外の方はポート開放できません、VPS等レンタルサーバをご利用頂くと良いですがコスト面がネックですので回線を変更した方が望ましいかもしれません。NUROやeo光であればデュアルスタックなのでIPv4接続(PPPoE)が利用できます。

・ポート開放設定手順はそれぞれのルーターメーカー別説明を参照ください。

・IPアドレス固定方法はWindowsMACそれぞれの説明を参照ください。

NTTホームゲートウェイ(YAHOO・ソフトバンク光含む)

NTTホームゲートウェイのポート開放設定を作る場合は次のとおりです。「31400-31409」の10設定を追加してください。

ホームゲートウェイの設定画面を開く方法は以下のページを参照ください。

フレッツホームゲートウェイ PR-600 / RX-600 シリーズの特徴とポート開放設定の説明
2019年リリース フレッツホームゲートウェイ PR・RX 600シリーズの特徴2018年はNTTの新型ホームゲートウェイのリリースがありませんでしたが、2019年一挙4製品「PR-600KI / PR-600MI / RX-600KI /...

NTTホームゲートウェイのIPアドレス固定設定例は以下のとおりです

  • IPアドレス 192.168.1.30
  • サブネットマスク 255.255.255.0
  • デフォルトゲートウェイ 192.168.1.1
  • 優先DNS 8.8.8.8
  • 代替DNS 192.168.1.1

NTTホームゲートウェイの設定画面を開いたら「静的IPマスカレード」を開いて、エントリー番号右側の「編集」をクリックし、以下の様に入力ください。

  • 変換対象プロトコル TCP
  • 変換対象ポート 31400
  • 宛先IPアドレス 192.168.1.30
  • 宛先ポート 31400
  • 設定ボタンクリック(保存)

以上の手順で以下の設定を全て追加します。

  • 変換対象プロトコル TCP
  • 変換対象ポート 31401
  • 宛先IPアドレス 192.168.1.30
  • 宛先ポート 31401
  • 設定ボタンクリック(保存)

  • 変換対象プロトコル TCP
  • 変換対象ポート 31402
  • 宛先IPアドレス 192.168.1.30
  • 宛先ポート 31402
  • 設定ボタンクリック(保存)

  • 変換対象プロトコル TCP
  • 変換対象ポート 31403
  • 宛先IPアドレス 192.168.1.30
  • 宛先ポート 31403
  • 設定ボタンクリック(保存)

  • 変換対象プロトコル TCP
  • 変換対象ポート 31404
  • 宛先IPアドレス 192.168.1.30
  • 宛先ポート 31404
  • 設定ボタンクリック(保存)

  • 変換対象プロトコル TCP
  • 変換対象ポート 31405
  • 宛先IPアドレス 192.168.1.30
  • 宛先ポート 31405
  • 設定ボタンクリック(保存)

  • 変換対象プロトコル TCP
  • 変換対象ポート 31406
  • 宛先IPアドレス 192.168.1.30
  • 宛先ポート 31406
  • 設定ボタンクリック(保存)

  • 変換対象プロトコル TCP
  • 変換対象ポート 31407
  • 宛先IPアドレス 192.168.1.30
  • 宛先ポート 31407
  • 設定ボタンクリック(保存)

  • 変換対象プロトコル TCP
  • 変換対象ポート 31408
  • 宛先IPアドレス 192.168.1.30
  • 宛先ポート 31408
  • 設定ボタンクリック(保存)

  • 変換対象プロトコル TCP
  • 変換対象ポート 31409
  • 宛先IPアドレス 192.168.1.30
  • 宛先ポート 31409
  • 設定ボタンクリック(保存)

次に静的IPマスカレード設定一覧ページに戻るので、必ずエントリ(10の設定)にチェックを入れて設定をクリックしてください。

説明は以上です。

補足、フレッツのホームゲートウェイを開くと利用可能ポートと言う表示がある場合はv6プラス接続です。この状態ではNodeのポート開放はできません。またポート変換もできません。PPPoE接続に戻してからポート開放設定を追加してください。

NURO光 ZTE系ホームゲートウェイ

NURO光 ZTE系ホームゲートウェイのポート開放説明です。ルーターの設定画面を開く方法は以下のページを御覧ください。

ZTE F660P・F2886S Wi-Fiルーターの特徴とポート開放設定の説明
NURO光 ZTE F660P&F2886Sの特徴NURO光2Gbps又は10Gbpsを契約すると貸出されるWi-FiルーターZTE(中国製メーカー)「F660P&F2886S」はWi-Fi6規格でIEEE802.11b/g/n/a/ac/...

まずサーバー機のIPアドレスを以下の様に固定します。

  • IPアドレス 192.168.1.50
  • サブネットマスク 255.255.255.0
  • デフォルトゲートウェイ 192.168.1.1
  • 優先DNS(プライマリ) 192.168.1.1
  • 代替DNS(セカンダリ) 8.8.8.8

ポート開放する設定画面はファイアウォールを開いて

右上の三角矢印をクリックしてメニューをスライドさせます。

ポート転送メニューを開くとポート開放設定を追加できます。

以下のように入力ください。

  • オン・オフは オン にチェックを入れます。
  • 名前 pinode
  • プロトコルは TCP を選択
  • WAN接続はオートセンスのままで良い
  • WAN側ホストのIPアドレス範囲は「0.0.0.0」~「0.0.0.0」とすることでany接続させる事ができます。
  • LAN側ホスト 192.168.1.50(ポート開放させる端末のIPアドレス)
  • WANポート「31400」~「31409」
  • LANポート「31400」~「31409」
  • 入力できたら設定ボタンをクリックして保存

Aterm ルーター

ルーターの設定画面表示方法は以下記事を参照ください。

Aterm WG2600HS v6プラスの弱点を補うWi-Fiルーターのポート開放設定の説明
2019年1月24日NECよりAtermシリーズWG2600HSというIPv6接続に最適化されたWi-Fiルーターを発売しました。WG2600HSの特徴WG2600HSは主流になりつつあるv6プラスやDS-Lite接続に対応し且つ、IPv6...

IPアドレスは次の様に固定します。

  • IPアドレス:192.168.10.80
  • サブネットマスク:255.255.255.0
  • デフォルトゲートウェイ:192.168.10.1
  • 優先DNS:8.8.8.8
  • 代替DNS:192.168.10.1

次にルーターの設定画面を開いたら「詳細設定」>「ポートマッピング設定」を開き、次の様に入力ください。

  • 優先度 1
  • LAN側ホスト 192.168.10.80
  • プロトコル TCP
  • ポート番号 anyのチェックを外し「31400」-「31409」
  • 入力できたら設定

説明は以上です。

IOデータ Wi-Fiルーター

設定画面の開き方は以下記事を参照ください。

IOデータ Wi-Fi6対応ルーター WN-DAX1800GR / WN-DEAX1800GR / WN-DAX3600XR / WN-DAX3000QR / WN-DAX5400QR 特徴とポート開放設定説明
IOデータ発売 Wi-Fi6 ルーター 特徴2022年現在IOデータからWi-Fi6対応ルーターは5製品発売されています。それぞれの特徴を解説致します。WN-Dシリーズの共通の特徴はWi-FiはMU-MIMOとビームフォーミングWに対応、複...

IPアドレスは次の様に固定します

  • IPアドレス:192.168.0.30
  • サブネットマスク:255.255.255.0
  • デフォルトゲートウェイ:192.168.0.1
  • 優先DNS:8.8.8.8
  • 代替DNS:192.168.0.1

ルーターの設定画面を開いたら「詳細設定」(左メニュー)>「ポートの開放」(上メニュー)を開き次の様に入力ください。

  1. 設定名 pinode
  2. 公開する機器のIPアドレス 192.168.0.30
  3. プロトコル TCP
  4. LAN側ポート番号 31400
  5. インターネット側ポート番号 31400
  6. 追加
  7. 設定

上記を参考に「31401 / 31402 / 31403 / 31404 / 31405 / 31406 / 31407 / 31408 / 31409」合計10のポート開放設定を追加してください。

説明は以上です。

DOCOMO home 5G HR01 / HR02

home 5G HR01 / HR02の設定画面を開く方法は以下を参照ください。

home 5G HR01 / HR02 ドコモ おくだけWi-Fi 特徴とポート開放説明
ドコモ おくだけWi-Fi 工事不要のブロードバンド home 5G HR01 / HR02ドコモから5Gまたは4G・LTEキャリア対応のおくだけWi-Fi「home 5G HR01」(2021年8月)・「home 5G HR02」(202...

IPアドレスは以下の様に固定します。

  • IPアドレス 192.168.128.80
  • サブネットマスク 255.255.255.0
  • デフォルトゲートウェイ 192.168.128.1
  • 優先DNS 8.8.8.8
  • 代替DNS 192.168.128.1

ルーターの設定画面を開いたら「ポートマッピングの利用」を有効に切り替えて、「+ルールを追加」を選択し、以下の設定を一つ追加してください。

  • ルール名 pinode
  • 送信元IPアドレス 空欄にしてみてください。だめなら0.0.0.0を指定。何れかでany(ワイルドカード)指定になるはずです。
  • LAN側IPアドレス 192.168.128.80
  • プロトコル TCP
  • WANポート 31400
  • LANポート 31400
  • 念の為適用をクリックまたはタップして保存

上記を参考に「31401 / 31402 / 31403 / 31404 / 31405 / 31406 / 31407 / 31408 / 31409」合計10のポート開放設定を追加してください。

説明は以上です。

バッファローWi-Fiルーター

バッファローWi-Fiルーターのポート開放説明ですが、もしかしたら二重ルーターになっている可能性もあるので、サーバー接続できない場合は二重ルーター確認を行ってください。

バッファローWi-Fiルーターの設定画面開く方法は以下記事を参照ください。

バッファロー WSR-1500AX2S Wi-Fi6対応ルーターの特徴とポート開放設定説明
IEEE802.11ax&EasyMesh対応廉価版Wi-Fiルーター WSR-1500AX2Sの特徴WSR-1500AX2Sシリーズは2021年9月に発売されたWi-Fiルーターで、Amazonや楽天で5000円前後で販売されている廉価モ...

サーバ機のIPアドレスは以下のように固定してください。

  • IPアドレス:192.168.11.30
  • サブネットマスク:255.255.255.0
  • デフォルトゲートウェイ:192.168.11.1
  • 優先DNS:192.168.11.1
  • 代替DNS:8.8.8.8

ルーター設定画面を開いたら「詳細設定」>「セキュリティ」(左のメニュー)>「ポート変換」を開いて次の様に入力ください。

  • グループ、新規追加:pinode
  • Internet側IPアドレス:変更しません
  • プロトコルTCP/UDP:任意のUDPポートを選びます
  • 任意のTCP/UDPポート:31400-31409
  • LAN側IPアドレス:192.168.11.30
  • LAN側ポートは空欄で良い
  • 新規追加

説明は以上です。

TP-Link ルーター

ルーターの設定画面表示方法は以下の記事を御覧ください。

TP-LINKルーターの特徴とポート開放設定の説明
TP-LINKは中国に本社を置く2015年日本に「TP-LINK JAPAN INC.」を設立したネットワーク機器関連メーカーで家庭向けブロードバンドルーターも手がける。TP-LINK Wi-FiルーターTP-LINKのWi-Fiルーター(...

IPアドレスは次の様に固定します

  • IPアドレス:192.168.0.30
  • サブネットマスク:255.255.255.0
  • デフォルトゲートウェイ:192.168.0.1
  • 優先DNS:8.8.8.8
  • 代替DNS:空欄
補足、一部製品ではIPアドレス「192.168.1.30」・デフォルトゲートウェイ「192.168.1.1」とする場合があります。

 

ルーターの設定画面を開いたら「詳細設定」>「NAT転送」(左メニュー)>「ポート転送」(左メニュー)を開いて「追加」(右上)をクリックして以下の様に設定を追加してください。

  • サービス名 pinode
  • デバイスのIPアドレス 192.168.0.30
  • 外部ポート 31400
  • 内部ポート 31400
  • プロトコル TCP
  • このエントリを有効にするは必ずチェック入れ
  • 保存する

上記を参考に「31401 / 31402 / 31403 / 31404 / 31405 / 31406 / 31407 / 31408 / 31409」合計10のポート開放設定を追加してください。

説明は以上です。

ポートチェックを行う

Docker Desktopを起動した状態で、Pi Node(パソコンのソフトウェア側)を開いて、真ん中のレバーを左に移動させて、「Visit teachi setup」を開きます

 

「Open Router Ports」の▽をクリックすると、「Check Now」をクリックするとポートが開いているかをチェックできます。pingは特に失敗していても大丈夫なはずですが気になるようでしたらルーターのping応答を有効にすればテストクリアします。

ポート開放に成功している場合。Downloading ports listener / Starting ports listenerにそれぞれチェック表示になります。

ちなみにポート開放できていない場合は以下の様なアラート表示になります。

 

 

 

 

 

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