ソフトバンクモバイルブロードバンドルータULTRA Wi-Fi SoftBank 007Zのポート開放手順の説明です。007Zの設定をするにはパソコンとユーティリティが必要になります。必要なものは以下の様から揃えて下さい。007Z本体公式マニュアルはサポートページより入手出来ます。
- ユーティリティー(中国のメーカーサイト)
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ULTRA Wi-Fi SoftBank 007Zの特徴としましては、持ち運びが出来るブロードバンド環境を手にすることが出来ます。プロバイダ加入不要で付き額最高4980円(2011年10月の時点)と比較的ローコスト。通信速度は下り最大42Mbps、上り5.7Mbpsの速度があるのですが、モバイル通信負荷の問題もあるのでラグ等で困る場合はあるとおもいます。もちろんトラフィック不足によるラグ(遅延)などの問題はポートを開放しても改善しません。対応端末はパソコンはもちろんPSP/DS/Wii/PS3をインターネット接続させることが出来る他、以下の様な無線コンバータを用意すればテレビやビデオレコーダーをインターネットに接続させることが出来ます。無線通信規格はIEEE802.11b/g/n。ほぼ全ての無線をカバー出来ます。
設定の準備
まずポート開放するパソコンやその他クライアントのIPアドレスを固定してしまいます。
以下の様にIPアドレスを固定した状態で説明させて頂きます。(Windows7)
IPアドレス:192.168.3.210
サブネットマスク:255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ:192.168.3.1
優先DNS:192.168.3.1
代替DNSは空欄のままで構わないです。
設定完了しましたら、必ずパソコンを再起動してください。
もしも、上記の設定を行ってWEBページが見れなくなった場合、DNSアドレスをプロバイダ指定のDNSに書き換えてください。WEBサイトが見れない
ポート開放の手順説明
まず007Zの設定画面を専用ユーティリティで表示します。007ZをUSBケーブルでパソコンを繋ぐか、無線LANを007Zに繋いで以下のユーテリティのショートカットアイコンから起動してください。
次にログイン画面が表示されます。管理者の右側にadminと入力してログインしてください。
設定画面が開いたら、設定項目にありますフィルタリング/ポート設定を開きます。
次に画面上の方にあるポート割り当て設定メニューを開いて下記の項目にポート開放設定を入力作業します。
- ポート割り当て設定:ON/OFF(ONを選択しないと有効にはならない)
- 送信元ポート:WAN側待受ポート(範囲設定が可能)
- 送信先IPアドレス:ポート開放したい端末のIPアドレス
- 送信先ポート:LAN側転送先ポート(送信元ポートと同じ番号で構わない)
- プロトコル:TCPかUDP又はBOTH(両方)を指定出来ます。
- コメント:任意の説明を入力出来ます。特に空欄でも構いません
- 備考、最大10設定まで
NATエントリ追加の説明(ポートを開放する)
設定サンプルにWEBサーバの80番ポートを開く設定を作ってみましょう、こちらのANHTTPDがあれば正しくポートが到達するかを確認する事が出来ます。
- ポート割り当て設定ON
- 送信元ポート80
- 送信先IPアドレス192.168.3.210
- 送信先ポート80
- プロトコルTCP
- コメント任意、anyは例です
- 適用
以上で設定完了です。
変換設定例えば外部から不用意にアクセスさせたくない場合且つ内部ポートは80番で動作させたい場合は以下のようにポート変換することが可能です。以下の設定にすればhttp://myhost:8080を付加することで80番のサーバやWEBカメラへのアクセスが可能となります。
- ポート割り当て設定ON
- 送信元ポート8080
- 送信先IPアドレス192.168.3.210
- 送信先ポート80
- プロトコルTCP
- コメント任意、anyは例です
- 適用
説明は以上です
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