ネットワークカメラの各種説明
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- 複数台設置や80番ポートが使えない場合
- IOデータのカメラポート番号変更
複数台設置や80番は既に他の製品が使用中の場合
初めのページで説明致しました、何か他の機器がカメラの80番ポートを使っていて、外部アクセスが出来ない等のトラブルがある場合や、2台以上のカメラを設置したい場合の方法とアクセス手順の説明です。
この問題はネットワークカメラ問わずよくご質問頂きます。一つのインターネット回線で同じポート番号を二つ以上を使うことは出来ません。これはパソコンやプレイステーション、任天堂WiiやXBOXそれにネットワークカメラ同様全てに適用されます。こられを回避するにはアクセスポートを変更すれば可能となるので以下を参照頂いて改善頂く事が出来ると思います。
以下の様にもし3台カメラを設置したい場合、それぞれが80番ポートの設定を使うことが出来ません。カメラ本体の使うポート番号をそれぞれ異なるものに設定する事でそれらを回避させます。
例えば一台はそのまま80番の設定とします。次にカメラ2台目は8002、3台目は8003等とし、それぞれのカメラのIPアドレスを指定しルータに80
8002 8003 プロトコルはそれぞれTCPで開放設定すると外部アクセスを可能とさせる事が出来るようになります。
ポート番号はそれぞれ任意のものを指定出来ますが。ここで注意しなくてはならないのがウェルノウンポートの存在です。ウエルノウンポートは約束があり、0-1023番までは任意の番号は使えません。なので1024から65535番までの間で任意に決定することが出来るのですが、一般的にWEBサーバの場合は8000や8080がよく使われるので、8000番台にちなんで以下のサンプル割り当てポートとさせて頂きました。
もしも、80番が他の機器で使用されている場合は以下の様に回避します。
肝心の外部からアクセスする方法なのですが、割り振りしたポート番号を直接指定する事で、それぞれ任意のTCPポート番号を割り当てた機器へ外部アクセスすることが可能となります。
例えば、8001番を割り当てたカメラを見たい場合、http://アドレス:8001 (アドレスにコロンを付けてポート番号を付加してアクセス)とすることでルータ側に設定したポート開放設定がカメラに外部リクエストをポート転送し8001のカメラを見る事が出来るようになります。
図のサンプルで2台目のカメラにアクセスする場合は http://アドレス:8002
図のサンプルで3台目のカメラにアクセスする場合は http://アドレス:8003
何故 http://アドレス : 番号 と言う指定になるのかと申しますと
HTTPプロトコル(ホームページを見る通信方式)はTCP/80番と決められているので
例えば、コレガのホームページへアクセスする際にはhttp://corega.jp:80/index.htmlとなっていますが、:80は省略することが出来るので一般的にコレガのホームページへアクセスする場合は以下の通りとなります。
http://corega.jp/index.html
なので、もしも別のネットワークカメラ含むWEBホストを同時にネット上へ公開する場合は、ホストのポートが重複使用出来ないので必然的にもう一方のWEBホストは別の番号(例:TCP/8080)で動作させることとなれば、http://アドレス:8080/index.html
と使用ポートを指定してアクセスすれば正しくホストを呼び出す事が出来ると言う事になります。
ただ誤解しやすい点ですが、ローカルエリアに付きましては個別のローカルIPアドレスを指定してアクセスするので特にポート番号を分けると言った作業は行いません。ローカル側からインターネット経由してローカル内のサービスを呼び出す事は一般的に行いません。
以下はローカルネットワーク内限定の設置説明です。ローカル側とネット側それぞれに公開する場合は上で説明させて頂いたポート番号をそれぞれ変更する必要があります。
カメラのポート番号を個別設定した場合、ローカル側からは以下の様に呼び出しします。
ローカルアドレスはサンプルですので、ご自信のローカルエリア内で設定しているIPアドレス+ポート番号でアクセス試行下さい。
簡単ですが説明は以上です。
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