ネットワークカメラの各種説明
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プラネックスネットワークカメラの外出先からネットワークを通じてCS-W05NMの映像をみることが出来るようにする設定手順の説明です。CS-W05NMマニュアル
備考、ネットワークカメラを自宅の無線LANに繋いで外部アクセスをお考えの場合は、まずご自宅にある無線LAN親機のSSIDとWEPキーを必ずご確認の上カメラと無線を接続できるようにしてください。ただその前にネットワークをまず整えてしまう必要があります。
設定前の確認手順。次のLAN環境又はインターネット環境の方は外部からカメラを閲覧することは出来ませんのでご注意下さい。
- 二重ルータ
二重ルータ確認方法 - ポート開放出来ないインターネット回線
ポート開放とNATタイプ変更出来無いインターネット - フレッツ光+ぷららプロバイダ契約
ぷららポート開放
上記のことを問題なければ、次の手順で繋ぐだけで外部からカメラを閲覧することが可能です。尚、ここでは設定ツール使いません古典的な手動での設定説明になりますのでご了承願います。それではネットワークカメラをルータまたはHUBに繋いで次の手順をご覧ください。
Contents
自宅環境のデフォルトゲートウェイを確認する
ご自宅のIPアドレス範囲を確認するためにデフォルトゲートウェイを確認する事で素早く設定ができると思います。クラスC割り当て範囲の説明です。
確認手順ですが、IPアドレス確認時にゲートウェイアドレスも確認できるので、それぞれお手持ちのネットワーククライアントから確認することが可能です。
また各種Windowsであればコマンドプロンプトを開いてipconfigでご確認頂けると思います。XP以前のモデルならDefaultGatewayと言う文字の値がデフォルトゲートウェイのアドレスになります。
C:\Users\akakagemaru>ipconfig
イーサネット アダプタ ローカル エリア接続:
接続固有の DNS サフィックス . . . :
リンクローカル IPv6 アドレス. . . . : fe80::4029:dcfb:cfe2:ecc**
IPv4 アドレス . . . . . . . . . . : 192.168.1.**
サブネット マスク . . . . . . . . : 255.255.255.0
デフォルト ゲートウェイ . . . . . : 192.168.1.1(ここのアドレスを基準に設定説明します)
デフォルトゲートウィが192.168.1.1以外の方
デフォルトゲートウェイが192.168.1.1なら読み飛ばして下さい。192.168.1.1以外の方で例えば192.168.3.1等のゲートウェイアドレスの場合、パソコンのIPアドレスを一時的に次のように固定してください。(注意:一時的にインターネット経は繋がらなくなります)
- IPアドレス:192.168.1.2
- サブネットマスク:255.255.255.0
- デフォルトゲートウェイ不要
- 優先DNS不要
- 代替DNS不要
IPアドレス固定設定手順
ネットワークカメラの設定画面を開く
備考、設定画面がひらかない場合はパソコンとLANケーブルで直結してください。
IPアドレスをネットワークカメラと同じ範囲に設定出来たら(デフォルトゲートウェイ192.168.1.1の方は関係ありません)、ネットワークカメラの設定画面を開きます。
http://192.168.1.200
ログイン画面には次のIDとパスワードを入力してログインし設定画面を開くことが出来ます。
ユーザー名:admin
パスワード:password
ログイン出来たら、設定画面が開くのですが公式マニュアルによるとActiveXをインストールする必要があるとのこと。詳しくはCS-W05NMマニュアル22ページを参照。
正しくカメラの設定画面にログイン出来たら次の様にブラウザ上にカメラ関連のページが表示されます。
ネットワークカメラのIPアドレスを固定します
無線の設定は取り敢えず後回しにしてください。ネットワークカメラのパス、IPアドレス位置を先に変更してしまいます。
ネットワークカメラの設定画面メニューネットワークからLANを開いて下さい。
DHCPにチェックを入れ替えればそちらの方で利用は可能なのですが、ポート開放するとなるとIPアドレスを固定する必要があります。またDHCPによるIPアドレス割り当てだとローカルから設定することが困難になります。
プラネックスネットワークカメラのデフォルトアドレス(パス)は192.168.1.200となります。なのでデフォルトゲートウェイが192.168.1.1のユーザー様はここを読み飛ばして下さい。
デフォルトゲートウェイアドレスの方が以下の方は、プラネックスのネットワークカメラのアドレスをデフォルトゲートウェイ別に固定してください。
備考:IPアドレス固定とそれぞれポート開放手順を案内していますが、一般的にはUPnPによる自動ポート開放が適用されるので固定IPアドレス以下にあるポート開放手順は通常行わなくても良いです。
ネットワークカメラのUPnPが有効に設定されているかを確認するには設定画面メニューのネットワークからUPnPを開いて有効にチェックが入っていれば接続先ブロードバンドルータへのポート開放を行う必要はありません。
ネットワークカメラのUPnPが有効である状態です。注意:ブロードバンドルータ側でも必ずUPnPが有効化で有ることが条件です。
192.168.24.1デフォルトゲートウェイ(CTUポート開放になります)の場合は次の様にIPアドレスを固定下さい。(払い出しによるポート開放を行う場合はDHCPとして下さい)
- IPアドレス192.168.24.10
- サブネットマスク255.255.255.0
- ゲートウェイ192.168.24.1
- プライマリDNS192.168.24.1
- セカンダリDNSは空欄
注意、CTUの場合DNSは必ず静的DNSアドレス192.168.24.1としないと繋がらないのでご注意下さい。
ポート番号は80/TCPをポート開放する必要がありますがUPnPに対応しているので手動で行う必要はないと思います。
IPアドレスを固定したら192.168.24.10(DHCP割り当て範囲外になるので払い出し作業は不要)を静的アドレス変換ポート指定にポート開放を行います。またCTUルータご利用になると思うのでCTU内蔵のファイアウォールは無効化頂かないとhttpプロトコルが遮蔽されます。
以下の図の通り二種類追加下さい。TCPポート番号80側の設定(終了は空欄)
同様に優先順位2を指定し追加を選んで次の設定を追加します。
- プロトコルTCP
- ポート番号開始554-終了は空欄
- LAN側端末IPアドレス192.168.24.10
同様に優先順位3を指定し追加を選んで次の設定を追加すれば外部アクセス可能になります。
- プロトコルTCP
- ポート番号開始4321-終了4322
- LAN側端末IPアドレス192.168.24.10
後はCTUのファイアウォールを無効にしてください。
192.168.3.1ゲートウェイアドレスの場合(YAHOOルータのポート開放になります)
- IPアドレス192.168.3.30
- サブネットマスク255.255.255.0
- ゲートウェイ192.168.3.1
- プライマリDNS192.168.3.1
- セカンダリDNSは空欄
固定した192.168.3.30宛先にポート開放を行って下さい。設定例は光ユニットです
TCPの80と544と4321と4322を転送先IPアドレス192.168.3.30に設定を作成してください。図は無効になってますが有効に変更してください。図の通りでポート開放できます。
192.168.0.1ゲートウェイアドレスの場合(主にAterm、もしくは富士通かIOデータルータへのポート開放になります。)
- IPアドレス192.168.0.210
- サブネットマスク255.255.255.0
- ゲートウェイ192.168.0.1
- プライマリDNS192.168.0.1
- セカンダリDNSは空欄
備考:設定を選択するとポート番号はニーモニックwebに書き換えられますが問題ありません。またエントリを追加したら必ずエントリにチェックを入れて設定を反映させてください。
エントリ2を選択し544の設定を図の様に追加ください。
最後にエントリ3を選択し4321-4322を追加ください。以上で作業完了です。
192.168.11.1ゲートウェイアドレスの場合1(バッファロールータのポート開放になります)
- IPアドレス192.168.11.30
- サブネットマスク255.255.255.0
- ゲートウェイ192.168.11.1
- プライマリDNS192.168.11.1
- セカンダリDNSは空欄
バッファロールータの場合も同様にTCPポート80番を追加
次に新規追加web2としてTCPポート544を追加します
次に新規追加web3としてTCPポート4321-4322を追加します。以上で作業完了になります。
以上で簡単ではありますが外部アクセスを可能とする事が出来ます。
外部アクセスするには、最新のグローバルIPアドレスを確認して下さい。
注意事項:お出かけ先に突然IPアドレスが変動する場合はあります。その場合確認したグローバルIPアドレスではアクセスできなくなりますので、なるべくダイナミックドメインで運用下さい。プラネックスならcybergateを無料で永続的に利用可能です。cybergate ダイナミックドメイン登録方法
ネットワークカメラDDNS登録手順
プラネックスのネットワークカメラにダイナミックドメインを登録する手順です。
ネットワークからダイナミックDNSを開きます
以下の様に設定します。
- ダイナミックDNS機能:有効にチェック
- プロバイダ:利用するDDNSサービスを指定
- ホスト名:任意で決めたサブドメイン名
- ドメイン名はプルダウンから登録時選択したドメイン名を指定
- ユーザー名はDDNS利用者のユーザーID
- パスワードはDDNS利用者のログインパスワード
以上のように設定することで、一般的なインターネットご契約に適用される動的グローバルIPアドレスであっても、ホスト名+ドメイン名をブラウザに入力すればネットワークカメラを外出先から閲覧することが可能になります。
無線LANの設定
CS-W05NMを無線LANで構築する場合は、冒頭伝えました無線LAN親機のSSIDとWEPキーが必要になります。
設定手順は以下のとおりです。
例えばAtermWARPSTARに繋ぐ場合は本体に記載のあるSSIDとWEPキーを控えます。
CS-W05NMの設定画面のネットワークメニューからWLAN(ワイヤレスネットワークの略です)を開きます
無線LAN親機のSSID検出一覧が表示されます。
- 有効無効は有効にチェック
- ネットワーク種類はインフラストラクチャから変更しない
- 接続したいSSIDを見つけてチェックを入れます。
- 暗号化方式は自動認識するのでそのままWEPキーWPAキーを入力して設定すれば無線につながります。
説明は以上です。
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