KDDのホームゲートウェイ Aterm BL150HV をご利用で、ポートを開きたい方向けの説明です。
ポート開放を行うことで、サーバ公開、xlinkkai、オンラインゲーム、ストリーミング配信、P2Pを利用出来るようになります。
ホームゲートウェイ注意事項:UDPの「5060,5012~5015」は光IP電話によって使用されているので該当のポート番号を開放することは出来ません。
このルータの特徴はローカルIPアドレス第四セグメントが40~140以内に固定されていないとポートが開かない癖があります。もしどうしても開かない場合はまずこちらを参照し、IPアドレスを固定(192.168.0.40)してください。
任天堂Wii専用の説明を掲載しました。
プレイステーション3専用の説明を掲載しました
プレイステーション3の方はUPnPを無効に頂く必要があります。
BL150HV 設定画面表示方法
メーカーのマニュアルにはパケットフィルタを行う旨が記載ありますが、パケットフィルタ設定は行う必要はありません。
ホームゲートウェイログインアドレス http://web.setup/
又は http://192.168.0.1/
上記をクリックするれば以下のログイン画面が表示されます。
もしくはInternetExplorerのアドレス欄にアドレスを入力し、Enterキーで表示する事が出来ます。
ユーザー名 admin
パスワード 「初めて設定画面を開いた際にユーザーが入力したパスワード」を入力し「OK」をクリックすれば、クリック設定WEB画面表示されます。
エラーになる場合はこちらを参照してください。
ルータ設定画面が表示できましたら
左メニューの「詳細設定」から「ポートマッピング」(静的IPマスカレードの場合あり)を選択します。
以下のポートマッピング画面が表示されます。赤い枠の項目に設定作業を行います。
【NATエントリ編集】にポート開放設定を行います。
エントリ番号:最初は1番を選択でかまいません。複数設定する場合は、2番3番と順に選択します。
変換対象プロトコル:TCP又はUDPを選択。両方選択も出来ます。
変換対象ポート:開放するポート番号です。
宛先アドレス:パソコンのIPアドレス (マックアドレスで設定も可能です)
以下のサンプルはプロトコルTCP ポート番号7000番を開放するサンプルです。
入力できましたら【編集】をクリックします。
サーバー関係の設定サンプル
番号ではなく、www,pop,ftp,smtpと入力も出来ます。一つのエントリはカンマで区切って複数開放指定する事が出来ます。
xlinkkaiのポート開放設定サンプル。
変換対象プロトコルは UDP を選択します。
変換対象ポートには 30000 ですが、これはxlinkkaiのconfig設定で任意にしていした番号になります。念の為ご確認下さい。説明はこちら
設定の入力が出来たら、設定をルータに反映させます。
まず編集ボタンをクリックして最新の状態に更新すると言うボタンをクリックします。
次にルータへ設定した内容がエントリー番号の項目に表示されるので、エントリ番号の横にあるチェックボックスをクリックしてチェックを入れます。その次に適用をクリックします。
最後に登録のボタンをクリックしてホームゲートウェイを再起動させます。
注意)ホームゲートウェイの再起動完了まで約1分程度はIP電話とインターネットが利用出来ません。
登録ボタンをクリックするとホームゲートウェイ再起動確認画面が表示されるので、OKを選択すると再起動します。
注意)再起動中は絶対にホームゲートウェイの元電源を抜いてはいけません。故障の原因になります。
最後に、このホームゲートウェイはマックアドレスでもポートを開放する機器(パソコン)を指定出来ますが、ローカルIPが192.168.0.40から192.168.0.140の間に固定設定されていないとやはり開かないトラブルが多発しておりますので、マックアドレスで開放設定される方も、同様にIPを固定してから設定下さい。
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