Windows 7がインストールされているパソコンの割り当てられているIPアドレスの確認方法の説明です。Windows 7でのIPアドレス確認手順は基本的にコマンドプロンプトから行うのですがネットワーク管理画面からも確認可能です。ここではコマンドプロンプトを用いた確認手順とコントロールパネルのネットワーク管理画面からの確認手順を説明します。マックアドレスの確認説明はこちらです。
コマンドプロンプトで確認する方法
まずIPアドレスを確認する際にコマンドプロンプト画面を表示しないといけませんので以下の手順でコマンドプロンプトを表示して下さい。
スタートボタンから表示されるプログラムメニュー一番したの検索窓にcmdと入力しEnterキーを押すとコマンドプロンプト画面を出すことが出来ます。
以下の黒い画面がコマンドプロンプト画面です。ここにipconfigと入力してEnterキーを押して下さい。
以下が実際のサンプルです。ルータのポート開放に使用するのはIPv4 アドレスで以下のサンプルでしたら192.168.1.32がポート開放に指定する宛先アドレスもしくはLAN側IPアドレスになります。
Windows IP 構成
イーサネット アダプター ローカル エリア接続:
接続固有の DNS サフィックス . . . :
リンクローカル IPv6 アドレス. . . . : fe80::a4c2:64b2:39d4:3566%12
IPv4 アドレス . . . . . . . . . . : 192.168.1.32
サブネット マスク . . . . . . . . : 255.255.255.0
デフォルト ゲートウェイ . . . . . : 192.168.1.1
ipconfigコマンドにはオプションとしてパラメータがあります。例えば不必要なLANアダプタが無いか等を確認するには「ipconfig /all」と入力しEnterキーでパソコンに設置されている物理アダプタとソフトウェアアダプタの情報を確認頂くことが可能です。パラメータオプションは以下の通りです。/?とパラメータを付け加えることでコマンド事のヘルプを閲覧できます。以下ヘルプの引用です。renewパラメータはDHCP払い出し等を行った時によく使います。
/? このヘルプ メッセージを表示します。
/all すべての構成情報を表示します。
/release 指定されたアダプターの IPv4 アドレスを解放します。
/release6 指定されたアダプターの IPv6 アドレスを解放します。
/renew 指定されたアダプターの IPv4 アドレスを更新します。
/renew6 指定されたアダプターの IPv6 アドレスを更新します。
/flushdns DNS リゾルバー キャッシュを破棄します。
/registerdns すべての DHCP リースを最新の情報に更新し、DNS 名を再登録します。
/displaydns DNS リゾルバー キャッシュの内容を表示します。
/showclassid アダプターが使用できるすべての DHCP クラス ID を表示します。
/setclassid DHCP クラス ID を変更します。
/showclassid6 アダプターに許可されたすべての IPv6 DHCP クラス ID を表示します。
/setclassid6 IPv6 DHCP クラス ID を変更します。
備考、最近よくある事例なのですが有線側と無線側両方ネットワークにつないでいる事が多くあります。インターネットだけ閲覧検索するには問題はありませんが、Skypeや双方向通信を行う場合は通信障害となりますので「/allパラメーター」で検索して二種類の192から始まるIPアドレスが存在する場合はLAN環境を見直す必要があります。ネットワーク接続 (IP自動取得やネット不安定の確認)のページを参考にどちらかのLANアダプタを無効化する等で対応してください。
以下、2つのアダプタが両方同時に繋がっている事例です。
ネットワーク管理画面から確認する手順
コマンドプロンプトでIPアドレスを確認出来ない場合は以下の手順で確認する事が出来ます。
スタートからコントロールパネルを開きます。
コントロールパネルメニューにあります、ネットワークの状態とタスクの表示をクリックします。
ネットワーク接続状態画面の図の項目「接続:例:ローカルエリア接続」(ここの名称は他に広帯域接続又は無線等の名称になる場合があります)をクリックします。
インターネットもしくはローカルエリア接続の状態画面が出ますのでをクリックするとIPアドレスを確認する事が出来ます。
以下の方でIPアドレスを確認する事が出来ます。
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