おすすめWi-Fiルーターメーカーと電波の強さを調査

スポンサーリンク

Contents

おすすめWi-Fiルーター一覧

ナローバンドからブロードバンドへ移行するタイミングでコレガやバッファローそれにAtermからIEEE802.11b/g規格対応の無線LANを設置・運用してきた知識と2023年現在に至るまで数十台のWi-Fi製品を手掛けてきた中で、どこのWi-Fiルーター(メーカー)がおすすめなのかピックアップさせて頂きます。

この記事は2023年09月に公開したものです、おすすめWi-Fiルーターの個別機種についてはピックアップ致しませんが何を目安に購入するのが良いのか以下に示ておきますのでそれを目安にご購入いただくと良いでしょう

  • 2.4GHz / 5GHz 両方対応している事 (Wi-Fi5・6対応製品は該当します)
  • IEEE802.11b/g/n/a/ac/ax (2021年後半に入りIEEE802.11ax対応製品も安くなってきたのでWi-Fi6ルーターもご検討範囲に入れても良い。)
  • EasyMesh注意メーカー別互換性無し)に対応しているものをメインにを考え下さい。理由はWi-Fi電波の拡張が容易に行える為。
  • 1000BASE-T (この表記がWAN・LAN仕様に記載がないものは買ってはいけない)
  • 10GBASE-T (まだ高価だが10Gbpsインターネットだと必須)
  • 予算 1万円未満 Wi-Fiルーターは消耗品として考えなければならないしリセールも悪い

Wi-Fi6e 6GHz帯に対応するWi-Fiルーターについて

2022年9月3日に総務省が認可した6GHz帯に対応する無線LAN規格「Wi-Fi6e」対応ルーター製品が登場していますが、2023年9月より発売されるiPhone15よりWi-Fi6eに対応したので、今後AndroidやWindowsの新製品も追随してくるのでWi-Fi6e対応ルーターをそろそろ準備していくのも良いのかもしれない

インテルから「AX210」と言う無線LANチップはリリースされているので、2023年内にはWi-Fi6e対応するノートパソコンやUSB無線LANアダプター等が順次販売されるとは思いますが、プレイステーションや任天堂スイッチそれにXBOXやスマートフォン等はまだWi-Fi6eには対応しないので、現状慌ててWi-Fi6e対応ルーターを買う必要は無いと思いますし、リリースされたばかりなので初期のバグも可也あると思いますので、安定して利用できる様になるまでにはフィードバックが集まる1年程度のお時間を置いてから買ったほうが望ましいと思います。

Wi-Fi6eとは インテルAX210無線LANチップセット電波の強さをテスト
目次 Wi-Fi6eとは 電波は遠くまで飛ぶの? 対応製品について Wi-Fi6e対応無線LANカードを買ってみた FV-AX3000S(AX210NGW)製品レビュー Wi-Fi6e無線LAN増設カードを取り付けてみた Wi-Fi6eのデ...

一番無難なのはAterm

AtermのWi-Fiルーターは冒頭お伝えした通りブロードバンド移行当時から無線LANを手掛けていて、ご存知の方も多いですがプロバイダへモデムの供給も行っており信頼性の高いWi-Fiルーターを販売していますしなんと言っても壊れにくい事が特徴です
AtermのWi-Fiルーターは総じて設定しやすいし(スマホ・ゲーム機・パソコン)v6プラス接続環境でもポート変換設定を用意されているなどネットワーク環境によって臨機応変な対応ができるのも無難なWi-Fiルーターメーカーとさせて頂いてますが、設定する側にとっては設定内容を有効にする時にいちいち再起動するなど時間と手間が掛かる製品の一つでもあります。

Aterm ルーターのメリット・デメリットまとめ

メリット 192.168.10.1/24 IPアドレス割当範囲なのでほぼすべてのインターネット環境に対応できる他(v6プラス対応製品多数)、パソコン以外でもスマホやゲーム機で設定を可能にしておりアフターサポートもしっかりしている。セキュリティ面でも通信ログ閲覧機能やファイアウォール機能を基本装備(廉価版は通信ログを取得する機能が無いモデルも有る)するので玄人向けでもある。
デメリット 熱が高い 動作温度が温度0~40℃としているのが一般的だがWi-Fiルーター本体の温度が高いので外気温が高い夏は熱暴走する恐れがあります。もし暴走した時は主電源を10分抜いて異常パケットクリアしてから起動させると良いでしょう。

補足情報、Wi-Fi6規格以降のAterm製品には暗号化強化モードと言うセキュアなサービスが追加されています。暗号化強化モードはやや古い2.4GHz(IEEE802.11b/g/n)帯で繋ぐIoT家電と相性が非常に悪く繋がらないので、もしそうした弊害が生じた場合か以下を参考に無効化にしてみてください。
IoT家電がWi-Fiルーターと繋がらない&無線暗号化強化モードを無効にする方法
IoT家電がWi-Fiルーターと繋がらずエラーになる IoT家電とは簡単に言うとスマートフォンを使って外出先から自宅の暖房や冷房もしくはテレビの録画予約をリモートコントロールしたり室内の映像を見たり(例えばペットカメラ)最近では扉の施錠をし...

 

二番目におすすめ IOデータ製品は無難だし安い

IOデータのWi-Fiルーターは地味だけど壊れにくいです。またハイスペックモデルに位置付けされる製品は電波が強く(2.4GHz帯です、5GHz帯はどのメーカーも弱い)、一般的な2階建の戸建(延床面積100平方メートル)てならほぼすべてのお部屋のWi-Fi電波をカバーできる。
時々調子悪くなることがありますが、リセットすれば治ることがほとんどです。

IOデータ Wi-Fiルーターのメリット・デメリットまとめ

メリット 高機能モデルでも1万円未満で販売するなどコストパフォーマンスが良いです。Wi-Fi電波が強いし壊れにくい。
デメリット 本体動作温度は比較的低いほうだと思いますがIPアドレス割当範囲が192.168.0.1/24とau光のホームゲートウェイと被ります(競合)

フレッツ光は大丈夫ですが192.168.0.1を持つホームゲートウェイは多いのでそのままでは使えない事がある。また管理者パスワードが設定されていない製品が殆どでインターネット上から攻撃されやすいですので必ず管理者パスワードを設定するようにして下さい。

三番目はエレコム だが当たりハズレがある

初期の頃はロジテックからWi-Fiルーターをリリース(一部エレコムと併売していたこともありました)していたが2015年頃よりエレコムから販売に切り替わりました。
エレコムWi-Fiルーターはロジテック時代よりも製品的にはしっかりしていると思います。電波も通常並で安定しているのだが、ロジテック時代のWi-Fiルーターは熱が高く当たり外れがあり当サイトへお問い合わせでも故障の事例が見られる事があり私も同社のWi-Fiルーターを使ってましたが3年程で壊れました事を考えると信頼度は低い(製品を引き継ぐエレコムも同様)。

余談ですが私も2021年現在エレコムのWi-Fiルーターを一台導入していますが2年経過時点で一度もリセットする事無く動作しています。

エレコム Wi-Fiルーターのメリット・デメリットまとめ

メリット 価格が比較的安いのでWi-Fi環境を手軽に(v6プラスへ対応する製品が2020年現時点では少ない)通常のフレッツ光やCATV(100Mbps~1000Mbps)インターネットなら導入できますし、IPアドレス割当範囲が192.168.2.1/24なのでどのホームゲートウェイとも競合せず利用する事ができます。
デメリット Wi-Fiルーター本体価格が安いのは良いのだが極稀にLAN側が100Mbpsまでしか対応しない規格100BASE-TXを採用する製品が時々見られます、間違ってもこうした製品は買わないようにして頂きたい。また管理者パスワードがデフォルトで統一されているのでセキュリティ面も気をつけていただく必要があります。

四番目はバッファロー 高いし当たりハズレが多い

バッファローはWi-Fiルーターの老舗で利用者が一番多いメーカーだと言えるのだが、初期不良と思われる製品があったり3年程で調子が悪くなる等の事例が多いです。
最新の機能を装備しデザイン性に長けているしWi-Fi電波が比較的強いのだが一旦調子が悪くなると切れたりつながったりトラフィック容量が異様に細くなったり応答しなかったり(192.168.11.1が開かなくなる)等の症状が治らない傾向がありますが、当たりの製品はIEEE802.11b/gしかなかった当時の製品(2000年頃リリースされたWi-Fiルーター)でも2020年現在でも問題なく動作している。

バッファロー Wi-Fiルーターのメリット・デメリットまとめ

メリット デザイン性が良く最新の機能を搭載している事が多いしv6プラス対応製品が多く取り揃えられています。またルーター管理画面からMACアドレス&LAN側IPアドレスの管理がしやすくログを閲覧できる製品が殆どなのでインターネット利用の管理運営が比較的初心者でも行いやすいです
IPアドレス割当範囲が192.168.11.1/24とホームゲートウェイが持つIPアドレスと競合する事も無いしWi-Fi電波も比較的強い製品が多い。
デメリット 高価な製品が多い割には信頼性に疑問があります。また管理者パスワードも統一(変更できます)されているなど利用者が多い割には脆弱性を抱えています。

AirMACはMAC・PCまたはiPhoneありき

アップルが取り扱っているAirMACは古くから5GHz帯を導入しデザイン性に長けているし安定動作が期待出来るのだが、Wi-Fiルーターの設定自体がMAC・PCやiPhoneを所有している事が前提で設計されている。Windowsでも設定ソフトがあるので管理運営できないことも無いのだが相性が悪いので私は2台持ってますが使っていませんしWi-Fi電波が他のメーカーよりも少し弱い。
しかしながら本体の発熱は高くなく中長期安定的に動作してくれるので信頼性は高いと思います

AirMACのメリット・デメリット

メリット MAC・PCやiPhoneとの相性がよく設定や管理を行いやすい。
デメリット そのまま利用すると管理者パスワード無しの状態なので初心者の利用は避けるべきです。またWindowsと設定ソフトの相性があまり良くないので設定・管理に難儀する事がある。

その他 ASUS NETGEAR Linksys コレガ Wi-Fiルーターについて

ASUSは台湾メーカーでWi-Fiルーター事業は2015年頃よりネットワーク事業へ参入しているのだが、製品が高価すぎてコスパ悪い

TP-linkは中国メーカー、発売当時は価格が非常に安くて手軽にWi-Fi環境を導入できる製品として候補に入れられるレベル的な感じで昔一台買ったことがあるのだが、今では価格が高くなりすぎている為、TP-link買うならAtermかバッファロー推奨

NETGEARとLinksysyは北米ネットワークメーカーでブロードバンドが国内で復旧しつつあった2000年頃からブロードバンドルーターを扱っていて、日本国内でまだルーターが一般的ではなかった頃にCATV回線を繋ぐのに導入したことがあります。信頼性は両製品高いですが当時ファームウェアにバグが多くあって管理するのがやや大変でした。今も両社の2000年当時買ったHUBは動作してくれています。

コレガは日本のメーカーでアライドテレシスの子会社です。ここの製品は粗悪で2年以内に壊れます。今はルーター事業から撤退しているのですが、プリンターサーバは半年で壊れるしルーターは長くて1年半しか持たない。中古で売っていても手出し無用です

ホームゲートウェイとの相性

各種Wi-Fiルーターがホームゲートウェイと相性がいいのか悪いのか判断いただけます。
一般的にNTTとNURO光のホームゲートウェイは「192.168.1.1」ですので導入をお考えのWi-FiルータのIPが192.168.1.1以外であれば相性は良いです。
au光の場合はホームゲートウェイ「192.168.0.1」なのでIOデータ製品とは相性が悪いです、ブリッジモード(アクセスポイントモード)としてなら使えますがルーターの機能はほぼ無効化になってしまいます。

ログイン ID・パスワード ルーターアクセスIPアドレス(デフォルト) サブネットマスク
Aterm ID admin パスワード 自分で設定したもの 192.168.10.1 (旧製品192.168.0.1) 255.255.255.0 (一部機種設定変更可能)
IOデータ 無し 192.168.0.1 255.255.255.0 (固定)
エレコム ID admin パスワード 本体シール記載 192.168.2.1 255.255.255.0 (固定)
バッファロー ID admin パスワード password 192.168.11.1 255.255.255.0 (設定変更可能)
Airmac 無し 10.0.0.1 (ブラウザアクセスできない、専用ソフト必要) 255.0.0.0 (設定変更可能)

Wi-Fi6 (IEEE802.11ax) 電波の強さを調査

Wi-Fi6対応ルーターが比較的低価格発売されたので、IEEE802.11axの電波がどれくらい強いのかを調査する為、同無線LANチップセットを搭載するノートパソコンとASUSのRT-AX55と言うWi-Fi6対応ルーターを用意し、電波の強さを3階建ての自宅で試してみました。

写真が用意したASUS RT-AX55です。

ASUS RT-AX55 Wi-Fi6対応ルーター

無線LAN電波強度を測定するのに用意したIEEE802.11ax無線LANチップセットを搭載するノートパソコン「ThinkBook 14 Gen 2」です。

搭載する無線LANチップセットは「インテル Wi-Fi 6 AX201」で、2.4GHz・5GHzマルチバンド対応。

ThinkBook 14 Gen 2

一階でWi-Fi調査している様子、Wi-Fi・Analyzerをセットしたパソコンの向こう正面にASUSのRT-AX55を設置しています。

IEEE802.11ax(Wi-Fi6)電波チェック内容

一階店舗に「ASUS RT-AX55」を設置し、帯域別で次の様にSSIDを設定。接続テスト端末は「インテル Wi-Fi 6 AX201」チップセットを搭載するノートパソコンThinkBook 14 Gen 2で、WiFi・Analyzer(Windows版)を使って調査しました。

  • 2.4GHz AUSU_D8
  • 5GHz AUSU_D8A

WiFi・Analyzer 電波強度 dBm 目安

WiFi・Analyzer調査で目安となる電波強度は次のとおりです。

・−30dBm〜−50dBm:優良

・−50dBm〜−80dBm:良好または使用上問題なし

・−80dBm〜−100dBm:不良 繋がらない

Wi-Fi6 一階 電波 調査結果

「ThinkBook 14 Gen 2」をすぐ近くの「ASUS RT-AX55」Wi-Fiルーター親機の電波調査結果です。

IEEE802.11ax 5GHz帯 一階to一階のWiFi・Analyzer電波強度は-51dBm。

・5GHz帯に接続している状態で、Wi-Fi最高速度は送信1021Mbps・受信245Mbpsと言う結果でした。

IEEE802.11ax 2.4GHz帯 一階to一階のWiFi・Analyzer電波強度は-25dBm。

・2.4GHz帯に接続している状態で、Wi-Fi最高速度は送信229Mbps・受信258Mbpsと言う結果でした。

Wi-Fi6 二階 電波 調査結果

二階での調査はWi-Fiルーター親機のほぼ真上で電波調査を行いましたが、ほぼ繋がるギリギリの内容です。

IEEE802.11ax 5GHz帯 一階to二階のWiFi・Analyzer電波強度は-77dBm。電波状況悪いがそこそこ安定している。

・5GHz帯に接続している状態で、Wi-Fi最高速度は送信216Mbps・受信216Mbps

IEEE802.11ax 2.4GHz帯 一階to二階のWiFi・Analyzer電波強度は-65dBm。

・2.4GHz帯に接続している状態で、Wi-Fi最高速度は送信98Mbps・受信29Mbps

Wi-Fi6 三階 電波 調査結果

Wi-Fiルーターの約真上で電波調査を行いましたが、5GHz帯は検出できず且つ2.4GHz帯は電波状態不良だったものの5GHz帯が二階と三階まで届いているのには驚きです。

電波状態不良につき接続試行はできなかった。

Wi-Fi6 2.4GHz帯 三階 電波状態は-84dBm

Wi-Fi6 5GHz帯 三階 電波状態

Wi-Fi6 2.4GHz帯 三階 電波状態は-84dBm

Wi-Fi6 2.4GHz帯 三階 電波状態

Wi-Fi6 一~三階 電波 調査結果まとめ

木造三階戸建てなら結果がまた変わっていたかもしれないのだが、私のテストした環境は重量鉄骨三階なので三階まで電波が届かず接続する事ができなかった。

重量鉄骨の二階まで5GHz帯の電波が飛ぶのでIEEE802.11ax規格が優れているのかASUS製品が優れているのかはわからないですがWi-Fi6への乗り換えメリットは大きいと言える。

2.4GHz 5GHz
一階 -25dBm (送受信速度229Mbps・258Mbps) -51dBm (送受信速度1021Mbps・245Mbps)
二階 -65dBm (送受信速度98Mbps・29Mbps) -77dBm (送受信速度216Mbps・216Mbps)
三階 -84dBm (送受信速度-Mbps・-Mbps) -84dBm (送受信速度-Mbps・-Mbps)

電波の強いWi-Fiルーター

ネットワークカメラや3DSそれにスマートフォンのネットワーク設定関連で当サイトを訪れていただいて、該当のページの通りに設定したけど通信が安定せずご質問を頂くケースがあり、内容を確認していくと結果的に一階から二階まで無線電波が届いていない問題など、根本的なネットワーク構築方法に問題があることが多く見受けられます。通信改善案内は無線中継器や長いLANケーブルを用意頂くなどの提案をさせて頂くのですが「設定がわからない」「配線が困難なので何とかならないか」と相談を受け、その際に「電波の強いおすすめの無線LANを教えて欲しい」と相談も頂くのですがどの無線LAN親機が電波が強いのか私も断言できない。
なので私の所有する無線LAN親機を使って鉄筋三階建の戸建て環境で「一階に無線LAN親機を設置」し「三階にWi-Fiで繋ぐ端末を設置」した環境で、どのモデルが電波が届くのかをレポートします。あくまでも目安として御覧ください。一階から三階まで届く製品なら一階から二階までは余裕でカバーできると思われます。
それからくれぐれもこのページを参考にして製品をご購入される場合は自己責任でお願い致します。またユーザー様で「私の持っている無線LAN親機は電波強いよ」と言う情報も大歓迎ですので、可能でしたら環境(3LDKで3つ部屋またいでも電波は50%を超えている等)や機種名をコメント欄に頂けるととても助かります。

参照頂く注意点

無線LANには二種類の周波数を持つものがあります。基本的にパソコンや任天堂やソニーゲーム機とアンドロイドとiOSスマートフォンは2.4GHz(802.11b(11Mbsp)/g(54Mbps))がWi-FiAlliance規格で繋ぐことが可能となります。2.4GHz帯でも802.11nモードがあるのですがDS/DSiや古いパソコンは802.11n(基本最高速度150Mbps)に対応できません。
また近年5GHz帯対応の製品も多くリリースされているのですがこれは任天堂とソニーゲーム機は5GHz帯には対応しません。またパソコンでも2013年以降販売のノートなら5GHz帯に対応していることもあるのですが、基本的に2.4GHz帯までしか対応しないとお考えください。5GHz帯を利用できるのはiPhoneとiPadと2012年以降販売されたアンドロイドスマートフォン製品辺りなら対応出来ると思います。iPhone6は高速802.11ac(基本速度433Mbps)を使えるようになっているのですがそれ以外は802.11n(基本速度150Mbps)/a(54Mbps)無線規格を使って繋ぐことが出来ます。5GHzは電波干渉に強く比較的遠くまで電波が届くとされているのですが対応出来る端末が限られます。
テストはWi-FiAlliance規格の2.4GHz帯をメインに参照して参りますのでご了承の程お願い致します。

テスト環境

重量鉄骨の入った三階建の店舗兼自宅です。一階の天井の高さ約3mでコンクリートの床を通し二階の天井の高さ約3mで同じくコンクリートの床を通り三階の部屋に端末を設置し、一階に設置した無線親機の電波が届くかどうかをテストした結果です。基本は2.4GHz帯なのですが機種によっては5GHz帯をサポートするのでそれも届いているかを検証してみました。
無線LAN電波テスト鉄骨三階建

断面図で説明するとこのようなイメージです。だいたいテストする無線LNAと検出に使う端末は直下にあるイメージで、直線距離とすると7mも無いかもしれませんが分厚い床があるのでそれを通り抜けられるかが課題です。7mと言うと任天堂のWiiUや3DSの10m以内でWi-Fiを繋いで欲しいと言う案内よりも短いのですがこれは壁などの障害物のない環境の事を意味しますのでその辺はご了承願いたく存じます。
無線LANテスト環境三階断面図
店舗にズラリと所有する無線LAN親機を並べて電源を投入。少し電波干渉出てしまったのですがだいたいはSSIDを検出する事が出来ました。細かい調節を行いどの一階に置いた環境でモデルが三階まで電波を届けてくれるのか、パソコンとPSPとタブレットとiPhone5を使って検証してみます。
無線電波テストした無線機器一覧

天候と湿度も左右されると思うのですが、2014年11月27日の気温は13度で湿度は78%でした。電波も湿度によって左右されると思うのですがエアコン完備のご自宅なら一定的な室温湿度を保てるので電波の強度変動は少ないものと推測します。私の自宅兼職場はエアコンがある場所とない場所があるのでやや電波強度変動がありますのでその旨ご了承の程お願い致します。
無線LANテスト日時の温度と湿度

テストに用いた端末

電波受信に用いたテスト端末は以下の通りです。尚パソコンの方はドスパラのBTOデスクトップパソコンにUSB無線LANアダプタを取り付けて調べましたのでUSB無線LANアダプタの型番を掲載しておきます。

2017年8月 追加無線LAN電波テスト

2017年度に発売された2.4GHz/5GHzデュアルバンド対応無線LAN親機2製品とANEWKODIと言うパソコン用大型アンテナ付きUSB無線LANアダプターを用意し無線LAN電波テストを試行しました。
今回iPhoneは破損の為テストに用いる事ができず、モバイルテストはアンドロイドタブレット(2.4GHzのみ対応)のみ。
新しく用意した無線LAN写真左「WRC-1167GHBK-S、電波弱い」写真右「WSR-2533DHP、電波余り強くない」。
2017wlan819002
ANEWKODIと言うUSB無線LANアダプター。この製品もデュアルバンド受信対応で接続速度は433Mbps/5GHz、150Mbps/2.4GHz。
アンテナが太いので電波を受信しやすくなるのかと期待したが1階-3階無線LAN接続テストで受信するSSID皆無でした。
2017wlan819001
2017wlan819003
テスト実施日は湿度と気温が高い状態。(2017年8月19日)
2017wlan819006

三階まで届いた電波の強い機種

テスト機【IOデータWN-AC1167DGR3】のスペック

  • 2.4GHz/5GHzマルチバンド対応
  • 対応無線規格IEEE802.11b/g/n/a/ac
  • 2.4GHz帯無線最高速度300Mbps
  • 5GHz帯無線最高速度866Mbps
  • アンテナ4本内蔵型
  • 消費電力7.8W

WN-AC1167DGR3本体

【WN-AC1167DGR3のテスト結果】

WN-AC1167DGR3のもつSSID PC(GW-USEco300、2.4GHz) PC(WI-U2-433DM、2.4GHz/5GHz) ASUSタブレットME173X PSP iPhone5
Airport1428(2.4GHz) アンテナ5本中1~2本 電波到達不可 アンテナ5本中2本 電波到達不可 電波到達不可
Guest01428(2.4GHz) アンテナ5本中1本 アンテナ5本中2本 電波強度22%
Stream01428(5GHz)

先日湿度が低い11月21日に確認した時は安定して2本出ていたのですが、本日湿度の影響なのか5本中1本もしくは未検出を繰り返す結果となります。
WN-AC1167DGR3のテスト結果

2つある2.4GHz帯のアクセスポイントであるGuest01428もアンテナ1本が限界でした。先日確認した時は2つのアクセスポイント共安定して2本は出ておりました。
WN-AC1167DGR3のテスト結果2

タブレットでの電波テスト結果です。Airport1428もGuest01428も両方共安定的に電波は届いてました。
WN-AC1167DGR3とタブレット電波テスト

PSPはGuest01428しか検出出来ず。電波強度も22%と弱いながら安定的でした。
WN-AC1167DGR3とPSP電波テスト

iPhone5はマルチバンドに対応するのですが電波強度が50%未満を下回る場合検出出来ない仕組みをとっている様子です。Wi-Fiネットワーク選択画面では一切のSSIDを検出する事が出来ず、ぐるぐるとアイコンが回るだけの状態です。全てのテストで一階から三階への電波を検出する事は出来ませんでした。
WN-AC1167DGR3とiPhone5の電波テスト

テスト機【AtermのWG600HP】のスペック

  • 2.4GHz/5GHz帯マルチバンド対応
  • 対応無線規格IEEE802.11b/g/n/a
  • 無線最高速度300Mbps
  • アンテナ二本内蔵
  • 消費電力16W

WG600HP本体
【WG600HPのテスト結果】

WG600HPのもつSSID PC(GW-USEco300、2.4GHz) PC(WI-U2-433DM、2.4GHz/5GHz) ASUSタブレットME173X PSP iPhone5
aterm-3eadae-g(2.4GHz) アンテナ5本中2本 電波到達不可 アンテナ5本中2本 電波強度25% 電波到達不可
aterm-3eadae-gw(2.4GHz、WEP暗号化側) アンテナ5本中2本 アンテナ5本中2本 電波強度20%
aterm-3eadae-a(5GHz)

安定的に2つのSSIDを検出する事が出来ました。NEC製品はNTTへOEM提供を行っているので信頼性も高いのでお勧めかもしれません。他の機器でのテスト情報も好成績を出す事が出来ました。
WG600HPのテスト結果

タブレット側でも最初aterm-3eadae-g側を検出出来なかったのですが起動してからしばらくして2つのSSIDを安定的に検出する事が出来ました。

WG600HPとタブレットの電波テスト
PSPも2つのSSIDを安定的に検出。ただ電波強度的には30%を下回る。
WG600HPのPSP電波テスト
iPhone5は同様に全く電波が届かない状態。バッファローの5GHz帯検出はバグの様子です。理由はこの時バッファロー無線機器は起動していなかった為。
WG600HPのiPhone5電波テスト

テスト機【コレガGC-WNR-300NM】のスペック

  • 2.4GHz帯のみ対応
  • 対応無線規格IEEE802.11b/g/n
  • 無線最高速度300Mbps
  • アンテナPIFA×1、ダイポール×1
  • 消費電力6.5W

CG-WLR300NM本体

【GC-WNR-300NMのテスト結果】
本機の持つSSIDは二種類。一つは本体のMACアドレスとWEPアクセス用ゲストアクセスポイントです。補足、本来はネットワーク機器のMACアドレスは公開してはいけません。下記の場合特殊事情にて公開しており通常このネットワーク機器はWAN側には繋いでいない為掲載させて頂いてます。

GC-WNR-300NMのもつSSID PC(GW-USEco300、2.4GHz) PC(WI-U2-433DM、2.4GHz/5GHz) ASUSタブレットME173X PSP iPhone5
0026870D7A05(2.4GHz) アンテナ5本中1 電波到達不可 アンテナ5本中1本 電波強度27% 電波到達不可
CG-Guest(2.4GHz、WEP暗号化用) アンテナ5本中2本 アンテナ5本中2本 電波強度32%

今まで価格で無線機の性能をある程度指標にしてきたのですが、どちらかと言うと定価6000円少々しますがコレガの製品は安価な製品に分類されるので「まー届かないだろう」的に思ってテストしたらPlanexの高価なac対応製品よりも安定的に2つのSSID電波を飛ばしてくれました。電波強度は5本中2本から1本ですが未検出状態に落らなず安定的でした。
CG-WLR300NMのテスト結果

タブレット側ではWEP暗号化側のCG-Guest側が電波が悪い状況でした。

GC-WNR-300NMのタブレット電波テスト

PSPとの相性はよく電波強度30%オーバー出来てます。

GC-WNR-300NMのPSP電波テスト

コレガの製品なら2.4GHz帯で何とかiPhoneが繋がってくれるのでは無いかと思ったのですが何れの無線LANも全く検出出来ず。

GC-WNR-300NMのiPhone電波テスト

テスト機【バッファローWZR-1166DHP】のスペック

  • 2.4GHz/5GHzマルチバンド対応
  • 対応無線規格IEEE802.11b/g/n/a/ac
  • 2.4GHz帯無線最高速度300Mbps
  • 5GHz帯無線最高速度866Mbps
  • アンテナそれぞれ二本内蔵
  • 消費電力15.1W

WZR-1166DHP本体

【WZR-1166DHPテスト結果】

WZR-1166DHPのもつSSID PC(GW-USEco300、2.4GHz) PC(WI-U2-433DM、2.4GHz/5GHz) ASUSタブレットME173X PSP iPhone5
Buffalo-G-1EEA(2.4GHz) アンテナ5本中3 アンテナ5本中2本 アンテナ5本中2本 42% 電波到達不可
Buffalo-A-1EEA(5GHz) 電波到達不可

2.4GH帯パソコンでの電波強度はアンテナ5本中最大3本と言う結果となりました。
WZR-1166DHPのパソコン電波強度テスト

ただやはり安定してくれなくて隣のマンションからある無線電波と干渉しているのか切れたりアンテナ1本になったりと不安定です。
WZR-1166DHPのパソコン電波強度テスト2

日時をまたいで再確認した所、やはり湿度が低いほうが電波の飛びが伸びる様子。このレビューを作成した日hは湿度78%で今日湿度が65%の時に改めて電波チェックしたらパソコンとPSPでは強い電波を検出する事が出来ました。11/28日の気温室温のスクリーンショット
USBアダプターもWI-U2-433DMだとどの無線電波を検出出来なかったものの初めて三本検出出来ました。テスト当日Planex製品も不安定だったのですがアンテナ3本出てます。ただ5GHz側のSSIDは全く届く気配は無かったです。
WZR-1166DHPのテスト結果

PSPは40%オーバーと強い電波を検出。

WZR-1166DHPのPSPテスト結果

タブレットの方は安定的。アンテナ本数は2本
WZR-1166DHPのタブレット電波テスト結果
電波状態が良いのでこれならiPhone5もSSIDを検出してくれるのではと思ったのですが残念ながら電波到達不可でした。後ろのパソコンはアンテナ3本を検出しているにもかかわらずです。

WZR-1166DHPのiPhone電波テスト結果

テスト機【バッファローWSR-2533DHP】のスペック

  • 2.4GHz/5GHzマルチバンド対応
  • 対応無線規格IEEE802.11b/g/n/a/ac
  • 2.4GHz帯無線最高速度800Mbps
  • 5GHz帯無線最高速度1733Mbps
  • アンテナそれぞれ四本内蔵
  • 消費電力19.1W

2017wlan819004
【WSR-2533DHPテスト結果】

WSR-2533DHPのもつSSID ANEW(USB無線LANアダプタ) PC(WI-U2-433DM、2.4GHz/5GHz) ASUSタブレットME173X PSP
Buffalo-A-6FF8 (2.4GHz) 電波到達不可 電波到達不可 アンテナ5本中1本(不安定でした) 22%
Buffalo-A-6FF8 (5GHz)

PSPでは暗号化方式(ルーター側で設定変更できる)がデフォルト設定では非対応でしたが、電波強度22%と安定的に電波を受信する事ができている。
2017wlan819009
アンドロイドタブレット2製品でそれぞれ試したが、アンテナ1本が出たり消えたりと不安定ながら1階から3階まで電波が届いていた。
2017wlan819007
異なるアンドロイドタブレットでもアンテナ1本だが受信できていた。
2017wlan819008

テスト機【プラネックスのMZK-1200DHP】のスペック

  • 2.4GHz/5GHzマルチバンド対応
  • 対応無線規格IEEE802.11b/g/n/a/ac
  • 2.4GHz帯無線最高速度300Mbps
  • 5GHz帯無線最高速度866Mbps
  • アンテナ二本内蔵
  • 消費電力6.5W

MZK-1200HP本体
【MZK-1200HPテスト結果】

<MZK-1200HPのもつSSID PC(GW-USEco300、2.4GHz) PC(WI-U2-433DM、2.4GHz/5GHz) ASUSタブレットME173X PSP iPhone5
Planex-24-E275D6(2.4GHz) アンテナ5本中1 電波到達不可 アンテナ5本中2本 電波到達不可 電波到達不可
Planex-5-E275D6(5GHz)

最初は安定的だったのですがマンション隣の無線機器と干渉してしまうのか未検出状態となる事もしばしば発生しました。余り安定的では無い。
MZK-1200HPのテスト結果

ASUSの内蔵無線チップの出来栄えが良いのか安定的にアンテナ2本を検出する
MZK-1200HPとタブレットの電波テスト結果

PSPの方は同時にテストしていたバッファローBuffalo-A-1EEAの電波強度42%を検出するもPlanexの電波は到達出来ませんでした。バッファローの電源を切って干渉を取り除いても電波の到達は不可。

MZK-1200HPのPSP電波テスト
iPhone5は何れの製品同様に全く電波を検出する事が出来ない。

MZK-1200HPの電波テスト

三階まで届かなかった電波の弱い機種

【アップルのAirmac Express

  • 2.4GHz/5GHz帯マルチバンド対応
  • 対応無線規格IEEE802.11b/g/n/a
  • 無線最高速度300Mbps
  • 消費電力非公開

固体がコンパクトなので基本的にこうしたコンパクトモデルは電波は弱いです。
Airmac Express本体
【アップルのAirmac Express Base Station

  • 2.4GHz/5GHz帯マルチバンド対応
  • 対応無線規格IEEE802.11b/g/n/a
  • 無線最高速度300Mbps
  • 消費電力非公開

リリース時期はやや古いのですが当時は少なかった5GHz帯に対応した製品です。ただ大きな固体の割には電波は弱い。アップルの製品は電波自体は安定的です。
Airmac Express Base Station本体

【ロジテックのLAN-WH300N/DGR】のスペック

  • 2.4GHz帯のみ対応
  • 対応無線規格IEEE802.11b/g/n
  • 無線最高速度300Mbps
  • 消費電力10.3W

設定しやすく動作モード切り替えスイッチなどがあってとても便利なのですが、電波は強いとは言えないです。
LAN-WH300N/DGR本体

【エレコムのWRC-1167GHBK-S】のスペック

  • 2.4GHz/5GHzマルチバンド対応
  • 対応無線規格IEEE802.11b/g/n/a/ac
  • 2.4GHz帯無線最高速度300Mbps
  • 5GHz帯無線最高速度867Mbps
  • アンテナそれぞれ四本内蔵
  • 消費電力6.9W

消費電力が非常に小さいので電波が全般的に弱いのか3階まで電波を飛ばすことができなかった。動作モード切り替えスイッチも付属しないので中継モードやアクセスポイントモード対応だが設定変更は相当なネットワーク知識が必要。
2017wlan819005

【プラネックスのMZK-WG300NX】のスペック

  • 2.4GHz帯のみ対応
  • 対応無線規格IEEE802.11b/g/n
  • 無線最高速度300Mbps
  • 消費電力5.2W

Planex製品は価格が安いのでありがたいのですが、設定がやや難しくIEブラウザではないと設定が反映しないモデルもあります。無線電波は消費電力少なく設計されているため電波も弱いのか結構不安定です。
MZK-WG300NX本体

無線電波テストメモ

倍速モードに付きましてはデフォルト設定とさせて頂いたのですが、今回のテストバッファローの製品で倍速モード40MHz帯域設定のものを20MHzの通常帯域幅に設定変更すると電波はかなり強くなる事を確認できました。また強いとされている5GHz帯ですがWI-U2-433DMアダプターを取り付けたPCもiPhon5(802.11b/g/n/a対応)でもまったく今回検知する事が出来ませんでした。(iPhone5は2.4GHz帯テストでもどの製品もヒット無しでした。)
それから一階に設置していても無線LAN親機を壁際に置いたり冷蔵庫やテレビの近くに置くと電波がとても弱くなる現象もありました。無線LAN親機の電波をなるべく遠くまで飛ばしたいならお部屋の真ん中辺りにテーブルを置いてその上に無線LAN親機を設置するとよく電波が飛ぶと思いますのでご参考までに。
私がテストした環境ではこの様にテーブルに置いてなるべく真ん中辺りに無線親機を設置する事で一番良い電波パフォーマンスを得る事が出来ました。左右の壁際や床に置くとまったく電波が届かないなどとなる場合もあります。
無線LANの電波がよく飛ぶ場所

おすすめの電波の強い無線LANはどれ?

まず結論から言うと5GHz帯の802.11aやacは二階までなら何とか届くと思いますが一階から三階までは全ての製品でまったく届かない状況でした、なので5GHz(802.11ac含む)帯で電波が強い製品は無いと言う事になります(2014年11月27日現在)。2.4GHz帯限定となりますが「NECのAterm」と「コレガ」の製品がお勧めだと思います。しかし2.4GHz帯は干渉に弱いので一階から三階までは安定的ではない場合があります。
補足、DSがリリースされた当初に買ったコレガの製品も結構電波強かったので個人的には今回の結果を踏まえてコレガ(親会社はアライドテレシス)の製品は全般的に電波強いのではないかもと思いました。
後、ビームフォーミングと言う端末の位置を狙って電波を飛ばす機種も出てきているので安定的な無線LAN環境を構築したいならビームフォーミングを搭載するモデルが望ましいと思います。
逆に電波弱いなと思った製品はPlanexです。昔からあるネットワーク機器メーカーなのに突然電波未検出のままとなってしまうなど電波が決して強いとは言えませんでした。後、アップルのAirmacも同様に安定感はあるものの電波の届く範囲が短い様な気がします。バッファローは無難と言えば無難です安定もしていて今日のテストではアンテナ3本出したのはこの製品だけなのですが未検出に陥る事がしばしばありましたので安定的では無い。バッファローでビームフォーミングを採用する高価な製品ならかなり安定的になるのでは無いでしょうか。
最後に、ASUSの無線チップが安定的に電波を検出出来ていたのでもしかしたらASUS提供の無線ブロードバンドルータの電波が強そうに思えるのですがその辺また機会があればお調べ致します。またお時間頂くのですが一階から二階へ無線電波テストも実施してみようと考えております。

コメント

  1. Rinmama より:

    はじめまして。
    自宅の2階に設置のドコモ光ホームゲートウェイの無線が一階のほとんど全ての部屋で
    不安定です。tpLinkの中継機を3台使っていますが解消されません。2階のホームゲートウェイの機器から有線LANを一階に引っ張り無線ルーターを設置しようと考えていますが、色々参考にさせていただきAtermが良いようですが、どれを選んで良いかわかりません。接続機器はiPhone3台iPad、ノートpc3台.MacBook1台ですが、2階にあるホームゲートウェイに有線で繋いでいるパソコンはNEC デスクトップ2016年辺りのものです。動画をそれぞれのpcで、同時間に観ることが多いです。自宅は少し大きく二階建で複雑な作りです。どうぞ宜しくお願い致します。

    • kagemaru より:

      はじめまして、詳細な環境ありがとうございます。

      tplinkの中継機3台もあるのですね、とりあえずドコモ光ということなのですが「https://www.nttdocomo.co.jp/hikari/support/router_security/」このルーターですかね?もしもそうならAtermと確か相性悪いのでと言うかIPが重複するはずなので

      何れにしてもtplinkをもうちょっと活用できないか、考えてみたいと思うので

      ドコモ光ホームルーターの真下の位置にtplink中継機を一台設置する事はできないでしょうか?(真下でも出来たら天井に近い所が望ましいです。)

タイトルとURLをコピーしました