プラネックスのビジネスに役立てる事が出来る無線ブロードバンドルータMZK-750DHP2が2014年12月発売されました。どのようなビジネスに役立てることが出来るかと言うと、自分が所有するインターネット回線にMZK-750DHP2を繋いでGuest接続アクセスポイントにスマートフォンやタブレットを繋がせれば指定するWEBページヘリダイレクトさせる機能を持ちます。ただブラウザを開いてもらわないとリダイレクト機能が発生しないのでその辺はケースバイケースとなります。
用途面のイメージはこうです。来店された方にこのGuestアクセスポイントに繋いでもらってお店のブログページを簡単に見てもらえる、フェイスブックページを登録してもらいやすくなる等のメリットがある。その他食料品店でも今日の特売商品をアピールしたり(自社でページは制作する必要がある)お買い得商品やサービス内容をアピールすページを表示させる事が出来ます。何より一番は来ていただいた方にその会社のホームページを開いてもらってお気に入りに登録されやすくなるメリットが高いと言うわけです。
ただ注意したい点もあります。不特定多数の第三者がインターネットを使うのでなりすましに利用される恐れもありますので、もし見ず知らずの方にインターネットを利用させる場合は必ず通信ログを取る必要がありますので念のため。またこのGuestアクセスポイントご利用に関しては自己責任でお願い致します。
MZK-750DHP2の特徴、ビジネスに役立てられる以外ではまずIEEE802.11ac高速無線LAN最大速度433Mbpsに対応します。2.4GHz/5GHz帯デュアルバンド対応で2.4GHzの最大速度は802.11n倍速モード時最大300Mbsp。有線WAN/LAN側の対応規格は100BASE-TXまででインターネットの最大速度は100Mbpsまでとなります。
その他のサービス、ビジネス向け用途以外にはこの新サービス見えルンですで接続クライアントをスマートフォンから監視する事が出来ます。例えばGuest接続提供していて不審な使い方をされて居ないか、許可していない端末が繋いできてないかなどを把握する事が出来ます。
注意点、ギガビット回線にも導入できるのですがトラフィック損失を招きます。例えばフレッツ光ネクストの最大200Mbpsインターネットでもこのルータを導入すると最大100Mbpsまでしか出ません。無線LANの最大速度433MbpsはLAN内部だけの転送速度にしか適用できずしかもLANに繋いでいる製品とは100Mbpsとしてしか通信できない。
ルータの設定画面を表示するには
スマートフォンからもパソコンからも設定可能ですスマートフォン/タブレットで設定される場合は簡単設定アプリを取得下さい。
パソコン含む端末で設定する方はhttp://192.168.111.1/このアドレスを開きます。ログイン画面が出ますので下記情報でログインして設定画面を開くことができます。
ユーザー名:admin
パスワード:password
備考、設定画面が開かない場合、今のパソコンかPS3のIPアドレスを確認し、最後の数字を250に書き換えて頂ければアクセスできます。
例えばそれぞれの今のIPアドレスが次の様であれば二段目(白い丸印)に記載のアドレスがプラネックスルータの設定画面アクセスアドレスとなります。備考、192.168.0.250等末尾250アクセスの場合、ブリッジモード動作となりますので、ポート開放する項目はありません。このルータと繋いでいる他ルータやモデムへポート開放設定頂く必要があります。
- 192.168.0.2
- 192.168.0.250
- 192.168.1.2
- 192.168.1.250
- 192.168.100.2
- 192.168.100.250
- 192.168.10.2
- 192.168.10.250
- 192.168.3.2
- 192.168.3.250
- 192.168.24.51
- 192.168.24.250
補足上記情報で開く場合基本的にルータ機能は無効になってます。図の様な画面状態でWAN画面がグレーアウトしています。この状態の方はこのルータにポート開放する必要はありません。
ここからポート開放設定の説明です。無線設定の方はこちらからご覧ください。
準備 IPアドレスを固定する
まずポート開放の説明です。設定するクライアント(パソコンやPS3など)のIPアドレスを固定します。
IPアドレス:192.168.111.50
サブネットマスク:255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ:192.168.111.1
優先DNS:192.168.111.1
代替DNS:空欄または0.0.0.0
固定できたら必ずパソコンを再起動してください。
ポート開放を行う
右上のステータスを開きます。
詳細モードへを選んでください。詳細モードを選ぶとサポート外と言う確認画面が出ます。OKボタンで閉じてください。詳細モードに付きましてはプラネックスメーカサポート外となりますので電話で問い合わせしないようにお願い致します。
ファイアウォールメニューを開いて、ポートフォワードメニューよりポート開放設定を追加することが可能になります。
次の手順で必要な情報を追加します。
- 仮想サーバを有効にするにチェックを入れます。
- IPアドレスはポート開放したい端末のIPアドレスを入力。例、192.168.111.50
- プロトコルはTCP又はUDPもしくは両方を選ぶことが出来ます。
- ポート番号の範囲。「80」-「80」と指定もしくは範囲「1」-「1023」ウェルノウンポート範囲指定とすることも出来ます。
- コメントは任意のコメント又は空欄で構いません。
- 最後に適用を選んでください。
ポート開放設定例
まず練習設定です。ネットワークカメラやWEBサーバーに使われる80/TCPポートの設定を参考に、任意の設定を作成頂けると思います。ポートチェックを行う場合は、ANHTTPDならインストール不要でWEBサーバを動作させてポート開放出来ているかを確認できるので便利です。
- 仮想サーバを有効にするにチェックを入れます。
- IPアドレス、192.168.111.50
- プロトコル、TCP
- ポート番号の範囲、「80」-「80」
- コメント、websv
- 最後に適用を選んでください。
ポート転送一覧に、上記入力情報が追加されれば作業完了です。もしも一覧設定に間違いが有る場合は修正出来ません。一度、選択のチェックボックスにチェックを入れて選択項目の削除を選んで、再度入力しなおしで修正お願い致します。
その他のポート開放設定例
minecraftのサーバ設定例。
- 仮想サーバを有効にするにチェックを入れます。
- IPアドレス、192.168.111.50
- プロトコル、TCP
- ポート番号の範囲、「25565」-「25565」
- コメント、mcsv
- 最後に適用を選んでください。
ご質問の多いUDPポートの設定です。MinecraftPEで説明します。
- 仮想サーバを有効にするにチェックを入れます。
- IPアドレス、192.168.111.50
- プロトコル、UDP
- ポート番号の範囲、「19132」-「19132」
- コメント、mpe
- 最後に適用を選んでください。
設定を追加出来ましたら、UDPポートチェックツールを取得して手動ポート10800と入力し回線チェックして下さい。
説明は以上です。
コメント