VDSL用無線ブロードバンドルータVF300のポート開放説明

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マンション等で設置されるVDSL方式のインターネット回線に設置されるVF300と言う無線ブロードバンドルータのポート開放手順の説明です。注意事項としましてはINVOICEと言うインターネットサービスご契約の場合でVF300を設置されている場合は、インターネット契約がプライベートIPアドレスとなるのでポート開放は出来ません。ポート開放したい場合は他のフレッツ光やau光等のIPv4グローバルIPアドレスを割り当てるインターネットへ契約変更して下さい。
補足事項、工場出荷時はアクセスポイントモード動作の様なので通常VF300にポート開放する必要性はありません。何らかの理由でグローバルIPアドレスオプションをお申込み且つ本機がルータモードで動作している場合のみサーバーを開始したり双方向通信させたい場合ポート開放が必要になる場合もあります。
本機の特徴は2.4GHz帯対応の無線LANを内蔵する点で、IEEE802.11b/g/nをサポートします。無線LANの最大速度は802.11nの倍速モード時300Mbpsです。
有線LAN側は100BASE-TXまでに対応するので最大速度は100Mbps全二重です。LAN差し込みは4つですがHUBを追加すれば更に有線LAN接続端末を追加する事が出来ます。また本機のLANポートは「Auto MDI/MDI-X 対応」なのでストレートケーブルクロスケーブルでもつながります。
VF300
 

ルータの設定画面を表示するには

以下のアドレスをInternetExplorer等のブラウザアドレス欄に以下の番号を入力されEnterキーを押します。http://192.168.0.1ログイン画面が表示されるのでユーザー名パスワード(自分で決めたもの)を入力して設定画面を表示します。
ログイン画面が表示されたらユーザー名とパスワードはそれぞれ「admin」と入力頂ければログインして設定画面を開くことが出来ます。

冒頭お伝えしましたが本製品は初期値アクセスポイントモードと申しましてルータ機能無効化で動作しています。なのでもしアクセスポイントモードのままルータの設定画面を開く場合は「インターネットが一時的に繋がらなくなりますが」以下の様にIPアドレスを固定頂ければ設定画面を表示させる事は可能です。注意、IPアドレスを固定して設定画面が表示されて作業が終わったら必ずIPアドレスを自動取得に戻してパソコンを再起動して下さい。
IPアドレス 192.168.0.30
サブネットマスク 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイと優先DNSと代替DNSは空欄のままで大丈夫です。インターネットは「エラーページを表示できません」と言うエラーになりますが無視してください。 その上で以下のURLにアクセスしてください。ログイン画面が出たら、ユーザー名とパスワードそれぞれ「admin」を入力してログインできます。

  • http://192.168.0.211

それでも尚ルータの設定画面が表示出来ないエラーの場合はこちらを参照下さい。

設定の準備

まずポート開放するパソコンやその他クライアントのIPアドレスを固定してしまいます。以下の様にIPアドレスを固定した状態で説明させて頂きます。

IPアドレス:192.168.0.201
サブネットマスク:255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ:192.168.0.1
優先DNS:192.168.0.1
代替DNSは空欄のままで構わないです。
設定完了しましたら、必ずパソコンを再起動してください。
もしも、上記の設定を行ってWEBページが見れなくなった場合、DNSアドレスをプロバイダ指定のDNSに書き換えてください。WEBサイトが見れない

ポート開放の手順説明

設定画面が表示されたら「詳細設定」から「ポートマッピング」を開き、追加ボタンから設定を作成出来ます。
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この項目に必要な情報を入力します。
 
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ポートマッピング項目の説明。

  1. LAN側ホストはポート開放する端末のIPアドレスを指定します。
  2. プロトコル種別を指定します。TCP又はUDP又はプロトコル番号を指定出来ます。
  3. ポート番号はanyが入ったままだと1-65535全部を指定する事になるのでanyのチェックを外して個別ポートを指定します。
  4. 優先度 1から50までを指定出来ます。1なら優先度が高い50なら低いと言う事になります。

 
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設定を追加するとNATエントリに図の様に設定追加した情報が表示されるのでお間違いないかをご確認下さい。
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最後に保存をクリックして設定作業完了です。
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設定例

設定サンプルと致しましてネットワークカメラやWEBサーバーの「TCP/80」を使い説明します。ポート開放の練習にANHTTPDサーバソフトを導入し次の設定を作成しポート開放出来るか試してみましょう。

  1. LAN側ホスト 192.168.0.201
  2. プロトコル TCP
  3. ポート番号 「80」-「右側は空欄で構いません」
  4. 優先度 1
  5. 設定
  6. 保存

以上で作業完了です。
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その他のポート開放設定例

minecraftのサーバ設定例

  1. LAN側ホスト 192.168.0.201
  2. プロトコル TCP
  3. ポート番号 「25565」-「右側は空欄で構いません」
  4. 優先度 1
  5. 設定
  6. 保存

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UDPポートの設定例、MinecraftPEのUDP/19132を使って説明します。

  1. LAN側ホスト 192.168.0.201
  2. プロトコル UDP
  3. ポート番号 「19132」-「右側は空欄で構いません」
  4. 優先度 1
  5. 設定
  6. 保存

設定を追加出来ましたら、UDPポートチェックツールを取得して手動ポート19132と入力し回線チェックして下さい。
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説明は以上です。もしポート開放できない場合はプライベートIPアドレス割り当て契約のインターネットの可能性もあるので、ご契約のインターネットサービス名をお調べの上ご質問下さい。対処方法があればその旨アドバイスさせて頂きます。

その他の説明

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