安定した無線LANビームフォーミング対応WHR-1166DHP2のポート開放説明

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2015年6月発売のバッファロー無線ブロードバンドルータWHR-1166DHP2のポート開放手順の説明です。この無線LAN親機の特徴は802.11acやギガビットインターネット対応等基本的な高速ネットワークスペックを持ち且つ端末の位置に向けて無線電波を飛ばすことが出来るビームフォーミングに対応している点です。Wi-Fiの電波が安定しなくてお困りの方はこの製品に移行するとスマートフォンや任天堂WiiUや3DSのインターネットが安定的になるかもしれません。メーカー公式説明では戸建てなら木造2階、マンションなら3LDKの範囲まで無線電波を届かす事が出来るとの事。また本製品はパソコンが無くてもスマートフォンだけで(QRsetupアプリが必要)ルータの初期設定や無線LAN設定を行う事が出来ます。
WHR-1166DHP2本体

無線LANのスペックは2.4GHz(IEEE802.11b/g/n対応)/5GHz(IEEE802.11a/n/ac対応)帯デュアルバンド対応し最大速度は5GHz帯対応規格IEEE802.11ac接続で866Mbpsです。2.4GHz帯の最大接続はIEEE802.11n接続で倍速モード有効時最大300Mbpsです。倍速モード無効化にしている場合は802.11n接続時最大150Mbpsです。
インターネット側の速度はWAN/LAN側共1000BASE-Tまでに対応するので1000Mbps全二重通信に対応しますので、フレッツ光ネクスト隼やauギガやeo光ギガコースで最大通信速度を提供する事が出来ます。基本的に100Mbps以上のコースはこのブロードバンドルータでフルスペックトラフィック容量を確保する事が出来ます。もちろんADSLやCATVインターネットにも最適です。
その他の特徴ですが、ルータとしてでは無く無線LANの電波を増強する無線中継機として使うことが出来ます。広い室内で無線LANを隅々まで届かせたい場合もう一台購入して一台は無線LAN親機、もう一台は無線中継器として運用すれば自宅全体にWi-Fi電波を届かせる事が出来ます。サービス面では本製品にサーバー機能はありません、DDNSサービスは利用できます。その他、USBポートは持たないのでUSB外付けハードディスクやフラッシュメモリを用いたNAS等のファイルサーバーやUSBインターフェースを使ったプリンター共有機能等は利用する事は出来ません。

パソコンなどで設定画面を開く

バッファロールータの設定画面を開く手順の説明です。このURLhttp://192.168.11.1/をブラウザに入力する事でログインする事が出来ます。次の様にログイン画面が表示されたらユーザー名に”admin”パスワードに”password”と入力すればログインして設定画面を表示させる事が出来ます。
バッファロールータログイン画面
パソコン以外の端末からも設定変更を加えることが出来ます。機種別を参考にログインして作業ください。

もし万が一192.168.11.1のURLを開くと「エラーページを表示できません」とエラーページが出てくる場合、ルータ動作無効化のブリッジモードで動作している可能性があるので、パソコン等設定画面を開く端末のIPアドレスを自動取得に変更して本製品の裏側のスイッチ右上の「Auto/Router/Bridge」が「AutoもしくはBridge」ならブリッジモードなので「Router」側に切り替えて5分待ってからパソコンなどを再起動してから「http://192.168.11.1/」へ繋いで設定画面が開くかをご確認ください。
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動作モードを確認する方法。本体前面にある「ルーターLEDランプ」で動作モードを確認できます。上写真の左側の下のランプです。

  • 青色点灯ならルータモードです。
  • 消灯ならブリッジモードです。

ルータモードでもログイン画面ではなくエラーとなる場合はルータにログインできないページを参照下さい。
ポート開放する方はこのまま続けて以下を参照下さい。無線LAN説定を参照する方はこちらからご覧ください。

準備

まずパソコン側のIPアドレスを固定してしまいます。

IPアドレス:192.168.11.30
サブネットマスク:255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ:192.168.11.1
優先DNS:192.168.11.1
代替DNSは空欄で構いません。
固定できたら必ずパソコンを再起動ください。

ポート開放設定を追加する

ルータのメインページの詳細設定を開いてください。
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左メニューのセキュリティからポート変換メニューを開きます。図の場所に必要な情報を入力してポート開放設定を追加する事が出来ます。
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設定例としてネットワークカメラやWEBサーバーでよく使われるTCP/80番を使って説明します。サーバツールに関してはインストール不要なANHTTPDがお勧めです。(ポートチェック時に必要)

  1. グループ、新規追加:web
  2. Internet側IPアドレス:変更しません
  3. プロトコルTCP/UDP:任意のTCPポートを選びます
  4. 任意のTCP/UDPポート:80
  5. LAN側IPアドレス:192.168.11.30
  6. 新規追加

以上で設定完了です。TCPポートを任意のポートに入れ替えることでご希望のアプリケーションのポート開放を行うことが可能です。
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その他ご質問の多いminecraftサーバの説明です。

  1. 新規追加、mct
  2. Internet側はエアーステーションのInternetIPアドレスのまま
  3. プロトコルは任意のTCPポートを選びます。
  4. 任意のTCP/UDPポート右側空欄に25565
  5. LAN側IPアドレスは192.168.11.30
  6. 新規追加

以上で作業完了です。
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UDPポート開放設定例です。ご質問の多いマインクラフトPEにて説明します。
MinecraftPEはUDP/19132番を追加します。

  1. 新規追加、mobilepe
  2. Internet側はエアーステーションのInternetIPアドレスのまま
  3. プロトコルは任意のUDPポートを選びます。
  4. 任意のTCP/UDPポート右側空欄に19132
  5. LAN側IPアドレスは192.168.11.30
  6. 新規追加

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以上で作業完了です、こちらのUDPポート開放チェックで手動ポート19132と入力して回線チェックで手動ポート利用可とあればオンラインで楽しむことが出来ます。
こんな事例の場合。例えばUPnPサービスを使って既にネットワークカメラを一台設置しているのだが、もう一台設置したいが80番ポートが重複していて繋がらない場合は以下の用にポート変換を使うことでネットワークカメラや防犯カメラを設置する事が出来ます。

  1. グループ、新規追加:cam2
  2. Internet側IPアドレス:変更しません
  3. プロトコルTCP/UDP:任意のTCPポートを選びます
  4. 任意のTCP/UDPポート:8080
  5. LAN側IPアドレス:192.168.11.30
  6. LAN側ポート:80
  7. 新規追加

この様に設定する事で二台目のカメラは8080番を指定することで外部アクセス出来るようになります。アクセス方法は、例えば一台目のカメラを見る場合「http://mycam.com」と言うアドレスでアクセスしている場合、二代目のカメラは「http://mycam.com:8080」(コロン8080)と言う具合にアドレスの後ろにポート番号を付加する事で二台目のカメラを呼び出す事が出来ます。カメラに限らずNAS等もこの方法で複数台自宅サーバーとして運用する事が出来ます。
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ポート開放が出来ない場合

二重ルータ又はプライベートIPアドレスの原因の可能性が考えられます。これらを確認するには「詳細設定」のステータスメニューの「システム」を開いて、Internet項目にある赤い枠のIPアドレスの先頭の数値を確認して下さい。ここが「192~」の表示の場合は二重ルータの可能性が高いです。上流のルータがあるのでこの製品をブリッジモード(ページ上の方に切り替えスイッチ(Bridgeに切り替える)の説明を参照)に切り替えて上流のルータにポート開放してください。
先頭の数値が「10~」や「172~」もしくは「100~」から始まる数値はプライベートIPアドレス契約です。インターネットのご契約先にプライベートIPアドレスからグローバルIPアドレス割り当てに切り替えたいとご相談ください。グローバルIPアドレスではないとポート開放できませんのでご了承願います。
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その他設定例

 

コメント

  1. mannjuu より:

    こんばんわWHR-1166DHP2でポート開放をしようとしているのですが、192.168.11.1を入力しても、アクセスが拒否されましたと表示され、設定ページに飛べません。何か解決方法はありますでしょうか?

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