バッファローDWR-PGNTTdocomoのデータ通信カードを繋いで複数インターネット接続させることが出来るモバイルブロードバンドルータのポート開放手順の説明です。
注意事項、docomoのデータ通信はポート規制があります。規制対象ポートを開放することは出来ません。詳しくはdocomo データ通信のポート開放が出来ない問題
BUFFALO ポータブルWiFiルーター Portable Wi-Fi DWR-PG
の特徴としましてはなんといってもAOSSボタンによる簡単無線LAN接続を実現している点と、自宅のブロードバンドルーター環境に有線LAN接続をさせることも可能な点。モバイルにも対応しますし、自宅LAN環境に繋いで無線LAN親機としても動作することが出来るハイブリッドモデル。
準備としましてIPアドレスを固定します
まずパソコン側のIPアドレスを固定してしまいます。例(VISTA IPアドレスを固定する方法を参照)
IPアドレス:192.168.13.30
サブネットマスク:255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ:192.168.13.1
優先DNS:8.8.8.8
代替DNS:8.8.4.4
DNSはGoogleパブリックDNSを設定ですが、プロバイダ指定のDNSでも構いません。
注意:もしもインターネットに繋がらなくなる場合は、192.168.11.1のIPアドレス割り当て範囲で設定されている可能性があります。
もしも上の192.168.13.30アドレスに固定してインターネットに繋がらなくなる場合はルータ設定BBSへご相談下さい。個別に設定を案内します。
ルータへのログイン
まずバッファロールータの設定画面を表示します。
エアーステーションツールもしくは、http://192.168.13.1/をブラウザに入力する事でログインする事が出来ます。
ログインする際に入力が必要なのはユーザー名のみです。
ユーザー名 root
パスワードは空欄(ユーザー様が何か設定した場合は設定されたパスワードを入れてください。)
上記の方を入力でログインする事が出来ます。
もしも上記ログイン画面ではなくエラーとなる場合はルータにログインできないページを参照下さい。
バッファローの設定画面が開きましたら、ゲームアンドアプリを選択してください。
次にゲームアンドアプリ画面が表示されましたら左上のポート変換を選んで次を参照し設定下さい。
ポート変換より必要な情報をブロードバンドルータに入力しポートを開放します。
以下のポート変換の項目から設定を作成します。
ポート開放手順の説明
ポート変換画面が出ましたらまず試しにWEBサーバのポート開放を設定してみます。サーバツールに付きましてはインストール不要なANHTTPDがお勧めです
ANHTTPDを導入頂きましたら次のようにポート変換設定します。
- 新規追加:http(英文字のみ、任意文字)
- Internet側のIPアドレスは変更しません
- プロトコル:任意のTCPポート
- 任意のTCP/UDP右側の空欄に80と入れます
- LAN側IPアドレスは冒頭固定案内192.168.13.30
- 新規追加
以上で作業完了になります。
ポート番号80番以外でポート開放したい場合は、80と入れた任意のTCP/UDPポートの項目にポート開放したいポート番号を入れ替えて設定します。
サンプルとしましては、ご質問の多いBitTorrentポート開放で説明しますのでご覧ください。BitTorrentのポート番号はTCPプロトコル任意(各自インストールされているBitTorrentのポート番号を確認して入力下さい)とします。
- 新規追加:torrent(英文字のみ、任意文字)
- Internet側のIPアドレスは変更しません
- プロトコル:任意のTCPポート
- 任意のTCP/UDP右側の空欄に任意のポートを入れます
- LAN側IPアドレスは冒頭固定案内192.168.13.30
- 新規追加
以上で作業完了になります。
説明は以上です。
その他の設定について
DMZ設定の説明をしたいのですが、docomoデータ通信はポート規制があるのでDMZを設定しても意味がありません。PS3やPSPそれに任天堂WiiやXBOXで通信トラブルある場合はイー・モバイルかWiMAXに乗り換えてもらわないと正常な通信を確保出来ないのでお乗換えご検討願います。
UDP側のポート開放は次のページを参照下さい。
コメント