イー・アクセスのADSL回線をご利用環境のユーザー様にレンタルされるAterm DR207 206 205 204 202 シリーズでPS3のポート開放やNATタイプオープンに切り替える設定手順の説明です。基本的にDMZを適用した方が望ましいのですが、古いAtermルータはDMZが正しく適用されないなどの問題があるので、個別ポート開放設定で説明したいと思います。またイー・アクセスの回線はPPPoAとなりますので、フレッツの様にPPPoEで繋ぐことは出来ません。統合されたアッカ・ネットワークスの回線であればPPPoE接続は可能です。
設定の準備
IPアドレスを以下の様に固定して下さい。PS3のIPアドレス固定を参照
IPアドレス:192.168.0.201
サブネットマスク:255.255.255.0
デフォルトルータ:192.168.0.1
DNS:192.168.0.1
セカンダリDNSは0.0.0.0
ポート開放の手順説明
イーアクセス Aterm DR207 206 205 204 202 ポート開放を参考にルータの設定画面を表示します。PS3で作業する場合は、プレイステーション3 ルータの画面を開く方法を参考に作業頂けます。(キーボードあったほうが望ましいです。パソコン用のUSBインファーフェースキーボード使えますのであれば繋いで利用いただけます)
ルータの設定画面が開いたら、詳細設定のポートマッピングを開いて下さい。NATエントリに何も設定が追加されていない状態で下記の必要なポート開放情報を追加します。もし既存のNATエントリがあればそれを削除して下さい。重複設定があると正しくポート開放させる事が出来ない為。
まず基本的なポート番号を追加してください。その後でCODBO関連でNATタイプをオープンに切り替えたい方は必要な追加設定を行なってください。
- エントリ番号1
- 変換対象プロトコルTCP
- 変換対象ポート80(編集を選ぶとNATエントリではWEBと言うニーモニック文字に変わりますが問題ありません)
- 宛先アドレス192.168.0.201
- 編集
- エントリ番号2
- 変換対象プロトコルTCP
- 変換対象ポート443(編集を選ぶとNATエントリではhttpsと言うニーモニック文字に変わりますが問題ありません)
- 宛先アドレス192.168.0.201
- 編集
- エントリ番号3
- 変換対象プロトコルTCP
- 変換対象ポート3478-3480
- 宛先アドレス192.168.0.201
- 編集
- エントリ番号4
- 変換対象プロトコルTCP
- 変換対象ポート5223
- 宛先アドレス192.168.0.201
- 編集
- エントリ番号5
- 変換対象プロトコルTCP
- 変換対象ポート8080
- 宛先アドレス192.168.0.201
- 編集
この設定は必要ないのですが一部ソニー側公式FAQページに記載がありましたので念の為追加ください。
備考、以下の設定からプロトコルUDPです。
- エントリ番号6
- 変換対象プロトコルUDP
- 変換対象ポート3478-3479
- 宛先アドレス192.168.0.201
- 編集
- エントリ番号7
- 変換対象プロトコルUDP
- 変換対象ポート3658
- 宛先アドレス192.168.0.201
- 編集
以上で基本的にPS3のポート開放設定となります。コールオブデューティのNATタイプをオープンに切り替えたい方は下記の設定を追加ください。
NATタイプオープンにする場合下記を追加
- エントリ番号8
- 変換対象プロトコルTCP
- 変換対象ポート81
- 宛先アドレス192.168.0.201
- 編集
備考、両方(BOTH)指定出来ないので、UDP側も別途個別追加となります。
- エントリ番号8
- 変換対象プロトコルUDP
- 変換対象ポート81
- 宛先アドレス192.168.0.201
- 編集
- エントリ番号10
- 変換対象プロトコルTCP
- 変換対象ポート3074
- 宛先アドレス192.168.0.201
- 編集
- エントリ番号11
- 変換対象プロトコルUDP
- 変換対象ポート3074-3075
- 宛先アドレス192.168.0.201
- 編集
- エントリ番号12
- 変換対象プロトコルUDP
- 変換対象ポート36081
- 宛先アドレス192.168.0.201
- 編集
以上で設定完了なのですが、最後に追加したエントリ全てに必ずチェックを入れて登録を選んでルータに保存してください。
説明は以上です。
コメント