ウイルスバスター2009のパーソナルファイアウォールの設定関連の説明です。ウイルスバスターにはアプリケーション別と個別ポート番号別にぞれぞれポート開放を行うことが可能です。例えばXPやVISTAのNATサービスによるルーティングなら個別のポート開放で、XPやVISTA本体にセットアップしたアプリケーションのポートを開放したい場合はアプリケーション別に指定許可する事ができます。
設定手順の説明
デスクトップ画面にありますウイルスバスター2009のショートカットアイコン右下もしくはデスクトップ画面上のアイコンをダブルクリックします。
ウイルスバスター2009の設定画面が表示されましたら、パーソナルファイアウォールメニューを選択下さい。
設定説明の前に
もしも一時的にパーソナルファイアウォールを無効として、ポート制限を解除する場合はパーソナルファイアウォールの下図のボタンをクリックする事で無効化とする事が出来ます。
例えばルータの設定に問題がある場合等の問題を切り分けたい場合は一時的に無効とすると良いでしょう。
注)無効とするとポート全開となります
パーソナルファイヤーウォールの設定を行います
設定メニューがあるのでクリックします。
パーソナルファイアウォール設定画面が表示されます。ここで見ていただきたいのがセキュリティレベルなのですが、一応レベルは低とした方が設定面では簡単です。(LAN側からWAN側への送信は特に制限を受けない)。但し情報漏えい等を気にする場合は中以上の設定で対策すると良いでしょう。当サイトではセキュリティレベルは低として説明させて頂きたいと思います。
それではポート開放設定される方は詳細設定(S)ボタンをクリックして下さい。個
詳細設定画面です。図の上にあるメニューからポート開放作業を行います。
例外ルール(プログラム)ソフトウェア又はアプリケーションの実行ファイルを指定して開放
例外ルール(プロトコル)個別のポート番号を開放
それぞれ用途別で設定します。
例外ルール(プログラム)の設定説明
追加ボタンをクリックします
設定手順はまず1、説明の項目に任意の名称を入力下さい。2、処理は許可としてください。3、対象は指定のプログラムとして参照ボタンをクリックします
以下のファイルを開くの画面が出ますので、ポート開放したいソフトウェアもしくはアプリケーションのインストール先フォルダを開き、実行ファイル名を選択して開くボタンをクリックします。
以下の様に何々.exeと言うソフトウェア又はアプリケーションの実行ファイル名が反映されますのでOKボタンをクリックします。
以下の様に、作成した任意の例外ルール名が表示されます。チェックが入っていることを確認して全ての画面をOKボタンで閉じて作業完了となります。
例外ルール(プロトコル)
追加ボタンをクリックします。
以下の個別ポート開放設定画面が表示されますので、各項目に正しく入力と指定設定を行います。
1、説明:任意の名称を入力します
2、方向:必ず受信にチェックして下さい。(送信はセキュリティレベル低の場合全て許可されています)
3、処理:許可を選択して下さい
4、プロトコル:開放したいプロトコル種別TCPかUDPを選択下さい。
5、ポート:指定のポートを選択し、開放したい個別ポート番号を入力下さい。
入力例、複数指定の場合カンマで指定します。80,443とすると二つ開く事が出来ます。
広範囲で指定する場合、ハイフンで指定します。5000-6000とすると入力した範囲内全て開放されます。
6、タイプ:全てのIPアドレスとしてください。
設定できましたらOKボタンをクリックします。
以下の様に作成した任意の名称の設定が表示されます。チェックが入っていることを確認し全ての画面のOKボタンをクリックして閉じ設定完了になります。
説明は以上です。
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