バッファロー WXR-1750DHP2 バンドステアリング対応無線ルーターのポート開放設定説明

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2017年4月バッファロー発売の新しいWi-Fi機能「バンドステアリング」を搭載する無線ブロードバンドルーター「WXR-1750DHP2(WXR-1751DHP2)」(上位モデル「WXR-1900DHP3(1901DHP3)」は2017年3月発売されている)ポート開放設定の説明。
補足カッコの製品は同一機種なので設定手順も性能も価格も同じ。
バンドステアリングとは、バンド=帯域(デュアルバンド)をコントロールする機能で2.4GHz帯と5GHz帯のトラフィック容量が空いている帯域へ自動的にWi-Fiを切り替える機能。これにより速度の速いIEEE802.11n/2.4GHz帯(最高速度450Mbps)またはIEEE802.11ac(最高速度1300Mbps)またはIEEE802.11n(最高速度450Mbps)/5GHz帯へ自動的に切り替わり何時でも快適なスマートフォンオンライン接続をサポート
注意事項、バンドステアリングを利用するにはは手動設定変更が必要かつ共通SSIDとパスワード設定を作成する必要がある。
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WXR-1750DHP2(WXR-1751DHP2)、上位モデル「WXR-1900DHP3(1901DHP3)」違いと特徴

両製品の大きな違いは消費電力。1900シリーズの方が消費電力大きいので電波が強くトラフィック処理能力も高いと予想されまさう。その他の機能については同じ。インターネットの最高上限速度は1000Mbps(WAN側ポートの上限速度を上回ることはできない)です。

WXR-1750DHP2(WXR-1751DHP2) WXR-1900DHP3(1901DHP3)
有線WAN/LAN最大速度 1000Mbps
5GHz帯無線LAN最大速度(IEEE802.11ac規格) 1300Mbps
2.4GHz帯無線LAN最大速度(IEEE802.11n倍速モード) 450Mbps 600Mbps
対応無線LAN規格 IEEE802.11b/g/n/a/ac
簡単無線LAN設定 AOSS/AOSS2/WPSプッシュスタート対応
対応無線周波数 2.4GHz/5GHz マルチバンド(ビームフォーミング対応)
アンテナ数(内蔵) 大型外部アンテナ送受信 3本
LANポートのクロスストレート切り替え機能 Auto MDI/MDI-X (自動でストレートとクロス切り替え機能付き)
対応インターネット 対応インターネット回線種別はフレッツ光・ネクスト・隼に加えてv6プラスにも対応。CATV回線やADSLも対応可能。CATVインターネットに繋ぐ場合はCATVモデムの電源を30分切って「WXR-1750DHP2/WXR-1900DHP3」をCATVモデムと繋いで電源を入れ2分待ってからCATVモデムの電源を入れると繋がります。その他各種マンションインターネットにも接続可能。
動作モード ブロードバンドルータ以外の使い方として、無線中継機と無線LANコンバータとして動作させる事が出来ます。
LAN以外のインターフェース USB3.0ポート1つ
搭載サーバー機能 PPTP(VPNサーバー機能)・DDNS・NAS・プリンターサーバ
消費電力 18.7W 23.9W

設定画面を開く

バッファロールータの設定画面を開く手順の説明です。このURLhttp://192.168.11.1/をブラウザに入力する事でログインする事が出来ます。次の様にログイン画面が表示されたらユーザー名に”admin”パスワードに”password”と入力すればログインして設定画面を表示させる事が出来ます。注意、アドブロック等の広告ブロックサービスがブラウザに適用されている場合正しく設定画面が出ないのでそれらのサービスをブラウザに適用している場合は解除してください。
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パソコン以外の端末からも設定変更を加えることが出来ます。機種別を参考にログインして作業ください。

スマホで設定する場合は以下のバッファロー公式無料アプリをご利用下さい。

準備

まずポート開放したい端末のIPアドレスを固定してしまいます。

IPアドレス 192.168.11.30 (192.168.011.030)
サブネットマスク 255.255.255.0 (255.255.255.000)
デフォルトゲートウェイ 192.168.11.1 (192.168.011.001)
優先DNS 8.8.8.8 (008.008.008.008)
代替DNS 192.168.11.1 (192.168.011.001)
かっこの値は一部防犯カメラや任天堂機器、またはネットワーク家電用です。

ポート開放設定を追加する

ルータのメインページの詳細設定を開いてください。
バッファローの詳細設定メニュー
左メニューのセキュリティからポート変換メニューを開きます。図の場所に必要な情報を入力してポート開放設定を追加する事が出来ます。
バッファローのポート変換メニュー
この項目がポート変換項目です。注意事項としましては基本的にInternet側IPアドレスは変更しないのと、同じポート番号や重複ポート番号の設定は出来ないのでご注意ください。
WZR-S600DHP / WZR-S900Dのポート変換項目
まずWEBサーバーで一般的に使うTCP/80番を使って説明します。サーバツールに関してはインストール不要なANHTTPDがお勧めです。(ポートチェック時に必要)

  1. グループ、新規追加 camserver
  2. Internet側IPアドレス:変更しません
  3. プロトコルTCP/UDP:任意のTCPポートを選びます
  4. 任意のTCP/UDPポート:80
  5. LAN側IPアドレス:192.168.11.30
  6. 新規追加

以上で設定完了です。TCPポートを任意のポートに入れ替えることでご希望のアプリケーションのポート開放を行うことが可能です。
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その他ご質問の多いminecraftサーバの説明です。

  1. 新規追加、mcserver
  2. Internet側はエアーステーションのInternetIPアドレスのまま
  3. プロトコルは任意のTCPポートを選びます。
  4. 任意のTCP/UDPポート右側空欄に25565
  5. LAN側IPアドレスは192.168.11.30
  6. 新規追加

以上で作業完了です。
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UDPポート開放設定例です。ご質問の多いマインクラフトPEにて説明します。
MinecraftPEはUDP/19132番を追加します。

  1. 新規追加、mcserver
  2. Internet側はエアーステーションのInternetIPアドレスのまま
  3. プロトコルは任意のUDPポートを選びます。
  4. 任意のTCP/UDPポート右側空欄に19132
  5. LAN側IPアドレスは192.168.11.30
  6. 新規追加

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以上で作業完了です、こちらのUDPポート開放チェックで手動ポート19132と入力して回線チェックで手動ポート利用可とあればオンラインで楽しむことが出来ます。

DMZを使う

たくさんポート番号を設定しなければならない場合、非常に簡単な仮想グローバルIPアドレスインターネット接続となるDMZを適用して下さい。
注意事項、ポート変換とDMZは併用できませんので適用する場合はポート変換設定をすべて「停止」して下さい。
セキュリティメニューの「DMZ」を開きます。
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DMZのIPアドレス「192.168.11.30」と入力し設定をクリックして保存。これで設定完了です。
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DMZを取りやめたい場合はDMZのIPアドレスを消して空欄にして設定をクリックし保存。これでDMZを無効化にできる。
説明は以上です。

その他設定例

バンドステアリング(中継器モードでは利用できない)を利用するにははルーターの設定画面から変更を加える必要がある。
こちらを参考に設定頂けます。


 

説明書とファームウェアダウンロード(バッファロー公式)

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