ファーウェイ家庭用Wi-Fiルーター「AX3 / WS318N / WS5200 / Q2 / HONOR Router 3」ポート開放設定説明

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2022年発売モデル ファーウェイ家庭用Wi-Fiルーターの特徴

中国の通信機器メーカーファーウェイが2022年に取り扱う家庭用Wi-Fiルーターのそれぞれの特徴とポート開放設定を説明させて頂きます。

どちらかと言うとファーウェイが手掛ける無線チップを内蔵するスマートフォンやその他のWi-Fi対応機器を接続に強みを持つ製品が多いです。

・AX3

AX3は日本でも販売されている製品Wi-Fi6規格(IEEE802.11ax)に対応しWi-Fi接続速度は2.4GHz帯で最大574Mbps・5GHz帯で最大2402Mbpsで、ルーター本体はGigahomeクアッドコアプロセッサが搭載されているので最大128台まで同時接続に対応するスループット能力を持つのが特徴です。

  • 対応無線LAN規格 IEEE802.11b/g/n/a/ac/ax
  • 有線WAN/LANポート 1000BASE-T
  • MU-MIMO 対応
  • 2.4GHz帯・5GHz帯 2x2

・WS318N

WS318Nはヨーロッパ向け廉価Wi-Fiルーターとして販売されている製品で、2.4GHz帯(IEEE802.11b/g/n)しか対応していませんしメーカー公式ページではWi-Fi最大速度は300Mbpsと説明がありますが、WAN/LANポートが100BASE-TXまでしか対応しないので、インターネット接続速度は最大100Mbpsです。

・WS5200

この製品はAX3の下位モデルでWi-Fi5規格です、また日本での取り扱いはありません。無線LAN最高速度は2.4GHz帯が400Mbps、5GHz帯が867Mbps。

  • 対応無線LAN規格 IEEE802.11b/g/n/a/ac
  • 有線WANx1 / LANポートx3 1000BASE-T

・HUAWEI WiFi Q2 PRO

この製品はメッシュとPLCに対応するハイブリッドWi-Fiルーターです。

日本では既に死後になりつつありますが、PLC(Power Line Communicationsの略) は簡単に言うと電気コンセントを経路としてLANを構築できます。これにメッシュWi-Fiが加わるので自宅のインターネットをカバーするには最適な製品と言えると思いますが、日本でのと扱いはありません。

  • 対応無線LAN規格 IEEE802.11b/g/n/a/ac
  • 有線WANx1 / LANポートx2 1000BASE-T
  • PLC 最大速度1000Mbps(理論値)
  • MU-MIMO 対応
  • 2.4GHz帯IEEE802.11n・5GHz帯IEEE802.11ac 2x2

HONOR Router 3

「HONOR」と言うメーカーでもともとファーウェイブランドだったが今は独立したメーカー。このルーターはファーウェイのAX3(OEM製品で性能も同じ)姉妹品になります。

IPアドレスを確認しておく(ポート開放の準備)

ポート開放する端末のIPアドレスを確認しておいてください。固定する必要はありません。

確認方法はそれぞれの端末別に掲載していますのでご確認ください。

ルーターにポート開放設定する

続いてルーターの設定画面を開いてポート開放設定を追加します。

ルーターの設定画面を開くには「http://192.168.3.1/」とブラウザのアドレス欄に入力してEnterキーを押してログインして頂くと開きます。

ルーターの設定画面が開いたら「その他の機能」を開きます。

次に、左側のメニュー「セキュリティ設定」のツリーメニューの中にある「NATサービス」を開きます。開いたページにあるポートマッピングの右側+」をクリックするとポート開放設定値を入力する項目が表示されるのでサンプルを参考に設定を追加してください。

TCP/80(防犯カメラ・WEBサーバ)ポート開放設定サンプル

WEBサーバや防犯カメラはTCP/80を使って説明します。

補足、サンプル図は英語名ですが入力する項目は同じです。
  • Service Name(サービス名) 任意の英文字の名称を入力
  • Device Name (デバイス名) ポート開放する端末の名前を選択。(プレイステーションならPS~、任天堂スイッチならNintendo~です)
  • Host IP Address (ホストIPアドレス)は選択したデバイス名に割当されているIPアドレスが表示されます。ここで確認したIPと一致しているか確認してください。
  • Protocol (プロトコル) TCPを選択
  • Internal Port (内部ポート) 80
  • External Port (外部ポート) 80
  • Save 保存をクリック
補足、内部ポートと外部ポートは1-65535と言う範囲指定も可能です。

以上で設定完了です。

TCP/25565 マインクラフトポート開放設定サンプル

マインクラフトサーバのポート開放設定例です。

  • Service Name(サービス名) 任意の英文字の名称を入力
  • Device Name (デバイス名) ポート開放する端末の名前を選択。(Windowsパソコンのデバイス名を確認するには設定からシステムを開くと確認できます。)
  • Host IP Address (ホストIPアドレス)は選択したデバイス名に割当されているIPアドレスが表示されます。ここで確認したIPと一致しているか確認してください。
  • Protocol (プロトコル) TCPを選択
  • Internal Port (内部ポート) 25565
  • External Port (外部ポート) 25665
  • Save 保存をクリック

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