Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14 ポート開放

auから販売されているWi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14（ファーウェイ製品）のポート開放手順の説明です。Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14の特徴としましては、下り最大速度110Mbps（上り最大10Mbps）を提供するWiMAX2+（ツープラス）と言う高速無線アクセスポイントへ繋いでインターネット利用が出来る、auキャリア/WiMAXキャリアどちらか高速な通信を使うことが出来るモバイルブロードバンドルータです。実質KDDI（au）子会社のWiMAXをくっつけた形の通信サービスとなります。ただ複雑なのは回線が別々となり、auキャリアはグローバルIPアドレス通信が基本的なサービス内容になるのですが、WiMAXはグローバルIPアドレスオプションとなりますのでその辺のオプションサービス面が複雑化且つ、今何処のWAN経路となっているのかを把握しつらいです。備考、このモデルを契約する時、UQ
1 DayおよびUQ Flatプラスのプロバイダ機能(au.NET)では標準でグローバルIPアドレスがご利用いただけますので、本オプションをお申込みいただくことはできません。と公式説明がありました。
複雑すぎる契約サービス内容に加えて、7GB通信容量制限もあります。ノーリミットモードは制限がありませんが、ハイスピードモードとハイスピードエリアプラスモードは7GB制限があります。DVD一枚約4.7GB換算ですので、高画質動画を6時間前後見ると7GB相当のデータダウンロード相当と考える事で通信制限に到達するには然程困難ではない事になります。
HWD14への接続対応端末はパソコンはもちろんスマートフォンやタブレットそれに3DSやPSVITAそれにプレイステーション3をWi-Fi無線LANで繋いでインターネット視聴にオンラインゲームを楽しむことが可能です。2.4Ghz/5GHz無線接続速度は最大150Mbspで対応無線規格はIEEE802.11b/g/n/aと全ての無線規格をカバーできます。有線接続はUSBインターフェースのみとなります。有線接続させる場合は無線LANコンバータが必要になります。無線LANコンバーターの設定説明。
モバイルブロードバンドルータメインでご利用をお考えの場合はdocomo+moperaが適当かと思います。人気のPS3オンラインゲームも制限なく楽しめる情報も頂戴しております。

設定画面を表示する

ルータの設定画面を表示するには、ブラウザのアドレス欄にhttp://wi-fiwalker.home/と入力してEnterキーを押して下さい。ログイン画面が表示されたらユーザー名adminを入力し、パスワードは本体裏側下部分に記載のIMIE下五桁がパスワードになるのでそれを確認してログイン頂けます。

もしもログインページを表示できない等のエラーの場合、こちらのルータにログイン出来ないを参照下さい.。
無線LAN設定される方はこちら
備考、何らかのコンテンツやアプリが繋がらない場合（例えばスカイプとかIP電話等）がある場合UPnP自動ポート開放設定サービスUPnPを有効化に切り替えて見て下さい。デフォルト無効化となってますのでこれを有効にすると正常に通信できるようになると思います。
手順は、設定メニューからファイアウォール設定のプルダウンメニューにあるUPnP設定を開きます。

UPnPステータスをオンにチェックを入れて適用を選んで下さい。スマートフォンやゲーム端末を再起動して通信不具合が改善されたかをご確認下さい。以下オンに切り替えても尚通信不具合治らない場合は手動でポート開放して下さい。

その他WiMAXキャリアでプライベートIPアドレスを割り当てられてしまって通信上問題が生じる場合は、ハイスピードモードエリアプラスコースに切り替えて、ルータ本体のWAN経路であるプロファイルをauに手動設定ください（こちらはグローバルIPアドレス割り当てです）。注意、au 4G LTEエリア内であるかを確認下さい。エリア以外だと繋がりません。
手順は以下の通りです。設定メニューを開きWAN設定項目からプロファイル設定を開きます。

プロファイルリスト「Internet」（デフォルト設定で変更と削除は出来ません）以外のプロファイル名を選択して編集するか、新規を選んで次のau接続先APN情報を入力して接続設定を追加します。

例えばプロファイル名aulteとした場合、APN情報を追加して作成下さい。LTE接続プロファイル情報は次の通りですのでそれぞれの項目に入力頂いて保存。

• APN名 au.au-net.ne.jp
• ユーザ名 user@au.au-net.ne.jp
• パスワード au
• 認証タイプ CHAP

保存できたら、基本設定の通信モードを「ハイスピードモードエリアプラス」に切り替えて適用

接続設定のプロファイルリストを「Internet」から先ほど作成したaulteに変更して接続。これでインターネットに繋がるかをお試し下さい。もし繋がらなくなったらデフォルトの「Internet」に戻し、基本設定を「ハイスピード」に戻して下さい。

準備 IPアドレスを固定する

ポート開放するクライアント（パソコンなど）のIPアドレスを固定します。

• Windows 7
• Windows 8

IPアドレス：192.168.100.50
サブネットマスク：255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ：192.168.100.1
優先DNS：192.168.100.1
代替DNS：空欄
固定できたら必ずパソコンを再起動してください。

ポート開放を行う

設定メニューを開き、ファイアウォール設定を開くとプルダウンメニューの中にポートマッピングメニューがあるのでそちらを開いて設定を追加します。
備考、特殊アプリケーションもポート転送サービスとなるのですがここでは説明を省きます。

項目の説明

1. 名前、任意の名称を入力。なるべく英文字で。例、2013server
2. 共通ポート、カメラやFTPサーバポートの設定が予め用意されていますが、予約ポート以外の任意のポートは選択のままにしてください。
3. LANポート、ポート開放したいポート番号（右側6のWANポートと同じで良い）
4. プロトコルはTCP又はUDPもしくはその両方（BOTH）から選択します。
5. ステータスは必ずオンにチェックを入れてください。
6. WANポートは3で指定したLANポートと同じポート番号を入力します。
7. LAN側IPアドレスにはポート開放したい端末IPアドレスを入力します。例、192.168.100.50
8. 追加を選んで
9. 最後に必ず適用を選んで.OKを選んで続行を選んで保存で完了です。

設定サンプル

ネットワークカメラそれにWEBサーバでよく使うポート80/TCPポートの設定例です。ポートチェックを行う場合は、ANHTTPDならインストール不要でWEBサーバを動作させてポート開放出来ているかを確認できるので便利です。

1. 名前、server
2. 共通ポート、選択のままで構いません。
3. LANポート、80
4. プロトコルはTCP
5. ステータスは必ずオンにチェックを入れてください。
6. WANポート、80
7. LAN側IPアドレスに、192.168.100.50（ポート開放する端末のIPアドレスです）
8. 追加を選んで
9. 最後に必ず適用を選んで.OKを選んで続行を選んで保存で完了です。

以上で完了です。

Minecraftサーバの設定例です。

1. 名前、mcserver
2. 共通ポート、選択のままで構いません。
3. LANポート、25565
4. プロトコルはTCP
5. ステータスは必ずオンにチェックを入れてください。
6. WANポート、25565
7. LAN側IPアドレスに、192.168.100.50
8. 追加を選んで
9. 最後に必ず適用を選んで.OKを選んで続行を選んで保存で完了です。

UDPポートの設定です。
マインクラフトポータブルエディションのサーバポートの設定です。19132/UDP既定設定となります。

1. 名前、mcpeserver
2. 共通ポート、選択のままで構いません。
3. LANポート、19132
4. プロトコルはUDPです
5. ステータスは必ずオンにチェックを入れてください。
6. WANポート、19132
7. LAN側IPアドレスに、192.168.100.50
8. 追加を選んで
9. 最後に必ず適用を選んで.OKを選んで続行を選んで保存で完了です。

東方緋想天のサーバ設定です。10800/UDP既定設定となります。

1. 名前、thh
2. 共通ポート、選択のままで構いません。
3. LANポート、10800
4. プロトコルはUDPです
5. ステータスは必ずオンにチェックを入れてください。
6. WANポート、10800
7. LAN側IPアドレスに、192.168.100.50
8. 追加を選んで
9. 最後に必ず適用を選んで.OKを選んで続行を選んで保存で完了です。

設定を追加出来ましたら、UDPポートチェックツールを取得して手動ポート10800と入力し回線チェックして下さい。

説明は以上です。他ポート番号やポート変換等に付いて説明希望の場合はBBSまで気軽に御質問ください。

その他

• DMZ設定の説明
• Wi-Fiつなぎかた
• マニュアルダウンロード（PDF形式なのでパソコンが必要です。）