LANを分割や分岐させる方法

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インターネット接続

LANケーブルが一個もしくは一箇所しか差し込む所(LANポートと言うのですが)が無い場合に、別のパソコンやルータ、又はプレイステーション3を繋ぎたい場合はどうするのかの説明です。
よくお見受けするのが、ルータを使って分岐させている方が殆どです。CATV回線やYAHOO8Mbps等のモデムの様にルータ機能が無い場合はこの方法でも構いませんが。図を参照。
しかしながら元々ルータのある方でルータを使ってLANの差込を増やすのはよくないです。これは二重ルータ環境と申しまして、デメリットの方が大きいです。
二重ルータのデメリット
接続速度が遅くなる、ポート開放が困難になる、消費電力の無駄、運が悪い場合は元ルータとのIPアドレス競合で繋がらない等のトラブルが発生する等のデメリットだらけです。
もしも今二重ルータの方や、これからネットワークを構築される方でLANを分割や分岐させる方はHUBを用意してネットワークを構築下さい。
HUB
2000円程度の製品で構いません。少ないもので4ポートで多いものなら8ポートあります。一つは必ずモデムかルータと繋ぐ必要があるので、クライアント側(パソコンやプレイステーション3、無線LAN親機等)は合計7個LANケーブルで繋ぐことが出来ます。
注意事項、100Mbps以上の接続速度のインターネット回線(例、auギガ光、eo光ギガコース、フレッツ光ネクスト/隼)の方は、1000BASE-T(1000Mbps全二重速度対応)対応HUBではないといけません(1000BASE-T HUB LANケーブルはカテゴリ6又は7をご用意下さい。カテゴリ5でもネットワークはつながります。)。理由は以下紹介の製品は100BASE-TX対応で最大速度100Mbps(全二重)までしか出ません。100BASE-TXでもギガビットインターネットに導入は出来ますが速度損失が出ます。またその逆で100Mbpsまでのインターネット回線でも1000BASE-T対応の製品の導入は可能です。但し速度が上がるわけではありません。

HUBによるLANポート分岐イメージ

モデムにルータ機能がないとHUBを以下の様に中継接続させても二台同時にインターネットさせる事が出来ないのでご注意下さい。ルータが有るのか無いのかわからない場合はこちらのルータ不明を参照下さい。

HUBに無線を繋ぐ場合この場合無線LANアクセスポイントがベストですが、バッファロー無線LANルータでも構いません(バッファロー無線ルータ追加の場合は、必ずAPモードと言うブリッジモードで接続させて下さい。)。また別途説明していますが、無線LAN親機によってはモデム兼用ルータの持つIPアドレスと競合する事があるのでご注意下さい。

余談ですが、無線LANルータにはLANポートが複数あるので、実はHUBのある環境で無線を追加する場合臨機応変に応じてですが以下の様にHUBと取り替えて繋いでも構いません。
例えばモデム兼用ルータのLANポート(通常パソコンを繋ぐLAN差込)に無線LANのWANポートに繋いで、無線LAN親機にあるLANポートからパソコンへ有線接続させ、無線はプレイステーション3や任天堂のゲーム機(DSやWii)を簡単に繋ぐことが出来ます。

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