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回線工事不要 Speed Wi-Fi HOME L01 / L01s /L02 特徴とポート開放設定説明
auとUQ WiMAXが提供するWiMAX2+キャリアとau LTEキャリアアグリケーション対応Wi-Fiルーターです。
まずこの製品はメインはWiMAX2+キャリアになるので、そのままでは双方向通信に向いていない。
ポート開放する場合は必ずグローバルIPオプションへ加入して下さい。
通常契約でしたらポート開放出来ないプライベートIPアドレス割当となります。
Speed Wi-Fi HOME L01 / L01s / L02 違い
・Speed Wi-Fi HOME L02は2019年1発に発売されL01シリーズに搭載されていたUSBポートが廃止されWPSプッシュスタートボタンがレイアウトされLEDラインぷるいのデザインが変更されました。
・Speed Wi-Fi HOME L01sは2017年12月に発売されSIMカードにNanoSIMを採用
・Speed Wi-Fi HOME L01は2017年2月に発売されSIMカードにMicroSIMを採用するだけの違いで本体の形(デザイン)インターネット接続やWi-Fi性能は同じ。
キャリアはWiMAX2+回線を使う可搬式対応無線LANブロドバンドルーター「Speed Wi-Fi HOME L01」(ファーウェイ製品)ポート開放設定の説明。
最大の利点はWAN側とは電波通信となるので持ち運びが可能で自宅以外にお友達の家や会社に持ち運んでインターネット接続を可能とします。インターネット速度は4×4 MIMOとキャリアアグリゲーション対応なのでWAN側の速度は最大440Mbps(理論値)とFTTH等の光回線に匹敵するインターネットトラフィック能力を持つ。尚、WAN側キャリアはWiMAXの他にauLTE(契約が必要)にも対応。
無線LANの性能については2.4GHz/5GHz帯をサポート。Wi-FiはIEEE802.11b/g/n/a/ac規格に対応し2.4Ghz帯最大速度はIEEE802.11nモード接続時300Mbps、5GHz帯最大速度はIEEE802.11acモード接続時867Mbps。
その他、有線LANは2ポート備えており有線LAN側の速度は1000BASE-Tまでに対応するので最大速度は1000Mbps全二重です(インターネットの速度ではありません)。USB2.0ポート一つ搭載し(L02除く)スマートフォン等へのモバイルデバイスの電源供給を行う事ができる。
ルータの設定画面を開くには
まずWi-Fiに繋ぐ必要があります。繋ぎ方は説明はこちら。
注意、スマートフォンやパソコンの無線LANを繋いで設定する方は必ずSSID1の接続先に繋いでいる事を確認下さい。SSID2へ繋いでいると設定画面を開くことができません。
ルータの設定画面を開くには、http://speedwifi.home/このURLをブラウザで開きます。もちろんパソコンもスマートフォンからも設定操作可能です。
ログイン画面が出たらユーザー名は”admin”です。ログインパスワードは無線LAN親機の底に記載あります。写真の12番の箇所に書いてあるIMEIの下五桁のログインパスワードを入力してください。
こちらがログイン画面です。
設定の前にまずIPアドレスを固定する
まずポート開放するパソコンやその他クライアントのIPアドレスを固定してしまいます。
以下の様にIPアドレスを固定した状態で説明させて頂きます。
IPアドレス:192.168.100.50
サブネットマスク:255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ:192.168.100.1
優先DNS:192.168.100.1
代替DNSは空欄のままで構わないです。
備考、デフォルトDHCPサーバ範囲192.168.100.100から192.168.100.200までを回避してますので念の為。
設定完了しましたら、必ずパソコンを再起動してください。
もしも、上記の設定を行ってWEBページが見れなくなった場合、DNSアドレスをプロバイダ指定のDNSに書き換えてください。WEBサイトが見れない
ポート開放の手順説明
補足、PS4や任天堂スイッチのポート開放はDMZを設定ください。
設定例としましてネットワークカメラやNASで利用するTCP/80を使って説明します。ポートチェックを行う場合は、ANHTTPDならインストール不要でWEBサーバを動作させてポート開放出来ているかを確認できるので便利です。上手く設定出来たら80番とTCPプロトコルを任意の値に変更して頂くと動かしたい双方向サービスやサーバーを外部から利用する事が出来ます。
- 名前、tcp80
- 共通ポートは変更不要
- LANポート、80
- プロトコル、TCP
- ステータスはオンにチェック
- WANポート、80
- LAN IPアドレス、192.168.100.50
- 追加
- 適用
以上です。
minecraftのサーバTCP/25565設定例。
- 名前、micra
- 共通ポートは変更不要
- LANポート、25565
- プロトコル、TCP
- ステータスはオンにチェック
- WANポート、25565
- LAN IPアドレス、192.168.100.50
- 追加
- 適用
以上です、設定が完了できたらマインクラフトサーバーを正しく起動した状態で25565のポートチェックを行って下さい。
ご質問の多いUDPポートの設定です。MinecraftPEの19132番で説明します。
- 名前、micrape
- 共通ポートは変更不要
- LANポート、19132
- プロトコル、UDP
- ステータスはオンにチェック
- WANポート、19132
- LAN IPアドレス、192.168.100.50
- 追加
- 適用
DMZを設定する
DMZはポート開放設定と併用できません、DMZよりもポート開放設定が優先されるのでご注意ください。
ファイアウォールメニューから「DMZ」を開きます。
DMZステータスを「オン」側にチェックを入れる。
DMZ IPアドレスにポート開放する端末のIPアドレスを入力。(例、192.168.100.50)
入力したら「適用」>「OK」>「続行」をクリックまたはタップして設定を保存。
以上で設定完了です。
Wi-Fiの繋ぎ方
Wi-Fiの繋ぎ方は簡単なWPSプッシュスタートで操作可能ですが、WPSプッシュスタートを押す長さ(秒数)によって2.4GHz帯と5GHz帯に別れてしまうのでプッシュスタートで設定する場合は押す長さに注意して下さい。
本体のWPSプッシュスタートボタン位置は写真の3番の縦長のボタンです。
- 1~5秒長押しで離すと2.4GHz帯設定です
- 5秒以上長押しして離すと5GHz帯設定となる。
写真上の1番の本体の上は一部のアンドロイド製品で対応可能なかざしてスタート設定を行う場所です。
かざしてスタートアプリ必要な場合があるので詳しくはGooglePlayストアを参照下さい。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.nec.android.rakuraku.NFC
その他、手動で暗号キー又はパスワードを使ってWi-Fi設定する場合は写真の右側12番の位置に記載されているSSIDと暗号キーを目視確認して設定下さい。また12番の場所にQRコードが貼り付けられていますがこれはスマートフォン用のWi-Fi設定QRコーです。QRコードを用いてWi-Fi設定する方は「Huawei HiLink (Mobile WiFi)」アプリをスマートフォンへインストールしてから設定頂けます。
コメント
Speed Wi-Fi HOME l01_auを有線でPS4に繋ぎR6SをやるとNATタイプがモデレートになります
それをオープンにしたいのですがパソコンがないのとそういう作業が全くの初心者なためどうやるかわかりません。
iPhoneからのポート開放は可能ですか?
可能であればやり方を教えてもらいたいです
よろしくお願いします
ルーター名とパソコン環境が無い情報ありがとうございます。PS4のブラウザで設定できるのではないでしょうか?キーボードがあれば尚いいと思いますがコントローラーでもできると思うので挑戦してみてください。
PS3でルーターの設定画面を開く方法を参考に設定頂けると思います。
https://www.akakagemaru.info/port/ps3-web.html
Speed Wi-Fi HOME L01sの中古品を入手して格安SIMを入れて使おうとしております。
現在Yahoo!BBのBBモデムのNATを停止してブリッジモード?でIOのルーターに繋いだNASにVPNで家の外部からスマホで接続しております。
Speed Wi-Fi HOME L01sのグローバルIPオプションは出来ない(AUではない)ので、強制ブリッジモード(https://www.akakagemaru.info/port/softbankair-wifi.html)に期待しているのですが、出来ないでしょうか?
出来なければ、諦めて、Huawei E5180がブリッジモードが可能な可能性が有るので、入手してみようかと考えております。
よろしくお願いいたします。
情報お手数おかけします、VPNならグローバルIPオプションは必要ないですし、VPNのアダプターがサーバー側からIPアドレスを割り当てされるので特に問題ないはずです。
要点はYBBの拠点にグローバルIPアドレスが必要になるので、クライアント側は特に格安SIMでも大丈夫です。
ただ格安SIMは異様に速度が遅い(トラフィック容量が細い)ので大きなデーターのやり取りは不向きです。
ご返答ありがとうございます。
VPNの場合はグローバルIPオプションは必要ないとの事なので、現在の環境での接続を色々試してみたいと思います。
また、何か疑問点が出て来ましたら、お願い致します。