NEC無線LANルータAterm MR02LNポート開放手順の説明です。NTTDOCOMOのXiと3GFOMAエリアに対応するのですが、契約先プロバイダが限定的で、ビッグローブとニフティとhi-hoのAPN設定に対応し、各種プロバイダから購入頂ける販売形態となる様子です。
DOCOMOの回線を利用するので、サーバやVPNそれにオンラインゲームでは支障なくインターネットに繋いで楽しめる通信環境を提供出来ると思います。
通信速度に付きましては、DOCOMO Xi/FOMA エリアのXi(最大 下り 100Mbps、上り 37.5Mbps)、FOMAエリア(最大 下り 14Mbps、上り 5.7Mbps)対応の最大通信速度となり、LAN内のみIEEE802.11n最大300Mbpsでデータ通信が可能です。
インターネットの速度の事ではありません。対応無線規格は802.11b/g/n(2.4GHz)で、古いXPやDS等のWi-Fi接続も可能となります。
有線LANポートは持ちませんが別売りのクレードルを用意することで、有線LANケーブルでパソコンやPS3を繋いでインターネットを利用することが可能です。またクレードル装着でPPPoE接続をさせる事ができるようになるので、フレッツやeo光の無線ブロードバンドルータとしても代替利用が可能。またDOCOMOの契約を終了しても、既存のブロードバンドルータに繋いで無線アクセスポイントとして利用することも可能です。
尚、クレードルのLAN/WANは100BASE-TXまでの対応となりますので、100Mbps接続速度までの対応となります。
設定画面を表示する
パソコンから設定画面を開きます。(備考PS3やPSPからも設定画面は開くことが出来ポート開放設定も可能です)
http://aterm.me/ 又はhttp://192.168.179.1/ こちらのアドレスをInternetExplorerのアドレス欄へ入力しEnterキーを押すと以下のログイン画面が表示されますのでユーザー名とパスワードを入力頂くと設定画面を表示する事が出来ます。
ユーザー名は admin
パスワードに****と入っている場合はそのままOKボタンかログインし設定画面を表示出来ます。
何も入力されていない場合は admin 又は任意で設定されたパスワードを入力下さい。
注意:ルータの設定画面が表示出来ないエラーの場合はこちらを参照下さい。
続けてポート開放する方は下記の方を参照下さい。 ポート開放する方はそのまま下記をご覧下さい。無線関係の設定はこちら
準備IPアドレスを固定する
ポート開放したいサーバもしくはアプリケーションをセットアップしているパソコンのIPアドレスを次の値に固定してください。
IPアドレス:192.168.179.50
サブネットマスク:255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ:192.168.179.1
優先DNS:192.168.179.1
代替DNS:8.8.8.8
ポート開放の手順説明
詳細設定を開き、ポートマッピングと言うメニューを開いて下さい。ポートマッピングの右上の追加ボタンを開きます。
以下のNATエントリ追加の項目に必要な情報を入力します。入力項目の説明は以下の通りです。
- LAN側ホストはポート開放するパソコンなどの機器のIPアドレスを指定
- プロトコルはアプリケーション側指定のTCPまたはUDPを選択します
- ポート番号はポート開放したい数値を1-65535までを指定することが出来ます。anyにチェックを入れたままだと1-65535まで全てと言う意味になります。
- 優先度は1-50までどの設定を優先するのかを指定します。1を指定済で追加する場合は2を指定します。追加設定が有る場合繰り上がりして下さい。
- 入力できたら設定
WEBサーバポート開放設定例
設定例としましてカスタムサービスの追加からWEBサーバのポート開放設定をご覧ください。ポートチェックを行う場合は、ANHTTPDならインストール不要でWEBサーバを動作させてポート開放出来ているかを確認できるので便利です。必要な番号と、プロトコルをそれぞれ変更して任意の設定を作成できます。
- LAN側ホスト、192.168.179.50
- プロトコル、TCP
- ポート番号、anyチェックを外す。「80」-「80」
- 優先度は1
- 入力できたら設定
最後に必ず保存して下さい。
その他のポート開放設定例
minecraftのサーバ設定例。
- LAN側ホスト、192.168.179.50
- プロトコル、TCP
- ポート番号、anyチェックを外す。「25565」-「空欄」
- 優先度は1
- 入力できたら設定
ご質問の多いUDPポートの設定です。緋想天10800番で説明します。
- LAN側ホスト、192.168.179.50
- プロトコル、UDP
- ポート番号、anyチェックを外す。「10800」-「10800」
- 優先度は1
- 入力できたら設定
設定を追加出来ましたら、UDPポートチェックツールを取得して手動ポート10800と入力し回線チェックして下さい。
PPTPサーバポート開放の設定例です。パソコン宛先はもちろん、ルータに繋いでいるバッファロー製品等のPPTPサーバ利用時もこの設定で対応可能です。2つ追加ください。
- LAN側ホスト、192.168.179.50
- プロトコル、TCP
- ポート番号、anyチェックを外す。「1723」-「1723」
- 優先度は1
- 入力できたら設定
- LAN側ホスト、192.168.179.50
- プロトコル、そ他
- プロトコル番号、47
- ポート番号、変更を加えません。
- 優先度は2
- 入力できたら設定
代替DMZ
このルータにはDMZサービスがありません。もしWiiUやルータの影響を受けない通信環境とする場合は以下の設定を2つ追加してください。
- LAN側ホスト、192.168.179.50
- プロトコル、TCP
- ポート番号、anyのチェックを入れたまま
- 優先度は1
- 入力できたら設定
- LAN側ホスト、192.168.179.50
- プロトコル、UDP
- ポート番号、anyのチェックを入れたまま
- 優先度は2
- 入力できたら設定
次に、その他の設定を開きUPnP使用するのチェックを外します。設定から保存を選んで作業完了です。これでDMZを適用とさせる事が可能となります。
説明は以上です。
コメント