MZK-W04Nと言うIEEE802.11n(最大通信速度130Mbps)無線通信に対応したルータのポート開放説明です
設定する前の注意事項
元々インターネット接続環境があり、且つ複数のパソコンを自宅内で既にご利用されている、もしくはIP電話環境が存在する場合、MZK-W04Nを後から追加接続で無線LAN環境を構築されタカタは二重ルータ環境となり、一般的な設定ではポートを開く事は出来ません。この問題を解決するにはMZK-W04Nをブリッジモード動作に変更し無線HUBとして動作させ、元ルータの開放設定を行う事でWEBサーバや、オンラインホスト、P2Pの通信が可能になります。
二重ルータの意味が不明な場合はこちらの確認方法を参照頂くと良いと思います。
このルータはポートフォワーディング及びDMZ設定(ポート全開設定)可能です。
特殊アプリケーションでも設定可能ですが、登録アプリケーションが存在しない場合はポートフォワード設定を推奨しているのでこのページでは特殊アプリケーション説明を省きます。
※MZK-W04N参照マニュアル
設定手順の説明
まずルータへログインし、設定画面を表示します。
InternetExplorerアドレス欄に以下のアドレスを入力して設定画面を表示する事が出来ます。
アドレス「http://192.168.1.1」
ユーザー名&パスワード入力画面が表示されます。
ユーザー名「 admin 」
パスワード「 password 」
ルータにログインできましたら以下のメニューが表示されます。
まず一般設定ボタンをクリックします。
左メニューにあるNATメニューをクリックし 表示された画面右側NAT機能:有効にとなっているかを念の為確認してください。
次にポート転送をクリックします。
ポート転送設定説明
ポート転送を有効にする:ここに必ずチェックを入れてください。
ローカルPC:パソコンのIPアドレスもしくはネットワークゲーム機器のIPアドレスを入力(例:192.168.1.2)
ネットワークゲーム機器の例:PSPや任天堂DS、プレイステーション3等
ポート範囲:開放するポート番号 (例:5730)二つ項目が存在しますが単一の場合は同じ番号を入力
インターフェース:WAN1とWAN2が存在しますが、通常WAN1を選択。2セッションと言う特殊なネット環境の場合、開放したいインターネット接続側のセッションを選択
入力が完了出来ましたら追加ボタンをクリックします。最後適用をクリックすると設定を保存しましたを確認画面が表示されます。最後に保存をクリック(サンプル図)してルータが再起動します。再起動が完了出来ましたら作業完了です。
その他の設定例
ポートを大きく開く場合 UDP 5730から5739まで全て開く場合
xlinkkaiの場合
PSPやプレイステーション等のネットワークゲームに最適なDMZ設定
注)DMZ設定した場合、ポート全開となるIPアドレスがポートを全て占有するので他の個別開放設定を利用する事が出来なくなります。
ルータ設定メニューの一般設定ボタンをクリックします。
ファイヤーウォールメニューをクリックします。
ファイヤーウォール設定項目の有効にチェックを入れ「適用」をクリックしてください。
次にそのまま左側にあるDMZ設定をクリックします。
DMZ設定の説明
DMZを有効にするをクリックしてチェックを入れてください。
IPアドレス:動的IPにチェック 右横は「WAN1」を選択(2セッション存在の場合は全開にしたいセッションを選択)
クライアントPCアドレス:ポート全開にしたい機器のIPアドレスを入力します。例:192.168.1.2
入力できましたら追加ボタンをクリックし適用をクリックすると設定を保存しましたを確認画面が表示されます。最後に保存をクリック(サンプル図)してルータが再起動します。再起動が完了出来ましたら作業完了です。
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