WindowsXPで二つあるLANアダプターをそれぞれどちらを優先させるかメトリック値の手動設定方法の説明です。
優先させたいインターネット接続LANアダプターをメトリック値でコントロールさせることが出来ます。
備考参考資料IP ルートの自動メトリック機能について
WindowsXPメトリック設定
XP ネットワーク接続画面の表示方法を参考に以下のネットワーク接続画面を表示します。
優先させたいネットワークアダプター(ローカルエリア接続、ワイヤレスネットワーク接続)アイコンを右クリックからプロパティーを選びます
インターネットプロトコル(TCP/IP)をクリックして選択しプロパティを開きます
インターネットプロトコル(TCP/IP)のプロパティの画面で詳細設定を開きます。
TCP/IP詳細設定画面で次の手順を行います。注、XPのIPアドレスを固定している場合はこちらを参照
- 自動メトリックのチェックを外す
- インターフェースメトリックを20(ギガビットの場合は10)
備考:ServicePackによってメトリックを指定出来る値がやや異なりますのでXP適用バージョンの方ご注意下さい。
入力できたら全てOKで閉じてください。
続いて他にもう一つあるLANアダプター側の(優先しない側のアダプター)設定を上記手順で値を大きく設定すれば、上記で設定したLANアダプターが優先接続されるようになり、インターネットとポート開放が安定します。
設定する値は優先するLANアダプターのメトリック値に10を加算してください。例優先しないインターフェースメトリック30もしくは40とする。
XPのIPアドレスを固定している場合
IPアドレスを固定している場合は以下の値に変更して下さい。インターフェースメトリックは10としてください。
デフォルトゲートウェイの編集を開きます
同様にメトリックの値を10にして全てOKボタンで閉じて下さい。念の為XPを再起動して下さい。
以上で設定完了になります。メトリック値の確認はメトリック値 手動設定を参照下さい
説明は以上です。ネットワーク接続 (IP自動取得やネット不安定の確認)に戻る
コメント