Fire TV / Chromecast ネットテレビ視聴に必要なネット速度を調べてみた

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2017 Amazon Fire TV
2017年に入りインターネットの使いみちがパソコンやゲーム機からネット動画配信サービス(ネットTV)テレビへとシフトしています。ご家庭のインターネット回線速度がネット動画を快適に視聴するのに向いているのか必要最低限のダウンロード速度をお調べしました。回線速度がネット動画視聴に満たない場合はインターネット契約を変更して対応下さい。

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ネットTVって高価な4Kテレビが必要ではないの?

Fire TV(専用リモコン付属) Chrome Cast(スマートフォンかパソコンが必要) 自宅にHDMIソケットがあるテレビか液晶モニタとインターネットとWi-Fi無線ルーターがあればすぐに見たい番組を有料また年会費・月会費を支払う事で無料で視聴する事がきる。
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ネット配信動画がテレビの主流になる可能性も、ご自宅のネット回線は対応している?

地上波放送をしている民放も相次いでネット配信サービスへシフトを加速させているので近い将来テレビは電波からインターネット動画配信主流になる可能性が高い。
しかしながら、ご家庭によっては光回線インターネットやCATVそれにモバイルWi-Fi(ソフトバンクエアやWiMAX等)やADSL回線やISDN回線など地域によってはインターネット速度がまちまち。

回線別最大ダウンロード速度目安

回線速度は「http://beta.speedtest.net/」にて計測できます。

  • フレッツ光 100Mbps
  • フレッツ光ネクスト 100Mbps~1000Mbps
  • フレッツ光隼 1000Mbps
  • ソフトバンク光 1000Mbps
  • ポケットワイファイ スマートフォンテザリング 3G除く4G/LTE 150Mbps
  • WiMAX2 110Mbsp
  • ソフトバンク エアー 261Mbps~350Mbps 地域によって異なる
  • CATV ZAQ・JCOM最大160Mbps それ以外は契約料金別で速度設定あり
  • ADSL 8Mbps~50Mbps 帯域損失を考慮すると契約回線速度の約半分以下の速度と考えなければならない
  • ISDL 64kbpsまたはマルチリンク式128Kbps

Fire TV / Chromecast 動画視聴速度計測に使った機器とインターネット回線

そこで、どれくらいのインターネット速度があればネットTVを快適に視聴できるのかAmazonのテレビ配信サービス機器「Fire TV」とスマートフォンが必要だがテレビ配信サービスに長けたGoogleの「Chromecast」のネットテレビを視聴している時のダウンロード速度「トラフィック容量と言う」を調べました。
計測に使った機器は、バッファロールーター「WSR-2533DHP」に付属するデバイスコントロールに表示されるトラフィックモニターで計測しました。
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計測に使ったインターネット回線はeo光100Mbps。最高速度は文字通り100Mbpsです。
WSR-2533DHPの性能はギガビットインターネット対応1000BASE-T、Wi-Fi速度は2.4GHz帯IEEE802.11nモードでFire TVChromecastを接続し速度を計測しました。
WSR-2533DHPはIEEE802.11acに対応しているが、ほんの少しの障害物があるだけで繋がらないので今回5GHz帯での速度計測は行っていない

Fire TV Amazonプライムテレビ ダウンロード速度計測は解像度別に行いました

Amazon Fire TV には最高・高・標準画質があり(ChromeCastは本体設定は無いが動画配信アプリ別であります)、解像度別に動画視聴時のトラフィック容量を調べてみました。
Fire TV デフォルトの画質設定は最高画質です。設定変更は「設定」から「環境設定」を開き「データ仕様の監視」を開くと解像度設定を変更できる。
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Fire TV Amazonプライムビデオ ダウンロード速度結果

Amazonプライムにあるビデオのダウンロード速度結果(ストリーミング速度と言う)は次の通り。
視聴テストに再生させた動画は「さよなら銀河鉄道999」です。視聴する動画によって速度は変わる可能性もあるが大幅に上回る事は無いと思います。

  • 標準画質 170kbps~700kbps未満
  • 高画質 170kbps~3.0Mbps未満
  • 最高画質 3Mbps~60Mbps未満

 
標準画質動画をFire TVで再生させている時にバッファロールーターデバイスコントロールのトラフィックモニタの状態をスクリーンキャプチャした画像です。
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高画質動画をFire TVで再生させている時にバッファロールーターデバイスコントロールのトラフィックモニタの状態をスクリーンキャプチャした画像です。
ストリーミング配信なので必要なデータをダウンロードしつくして待機状態なら170kbps前後に速度が落ちる様です。
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最高画質動画をFire TVで再生させている時にバッファロールーターデバイスコントロールのトラフィックモニタの状態をスクリーンキャプチャした画像です。
再生させた瞬間は50Mbpsオーバーだったのが47Mbpsへと下がり5Mbpsへと下がり3Mbpsへと下がった後は9Mbps~10Mbpsと安定。
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Fire TV YOUTUBE動画 ダウンロード速度結果

注意、YOUTUBE動画は利用規約によりダウンロードできませんストリーミングトラフィック容量をわかりやすくダウンロード速度と表現しているだけですのでご了承願います。

  • 標準画質 200kbps~5Mbps未満
  • 高画質 1Mbps~3Mbps未満
  • 最高画質 200kbps~3Mbps未満

YOUTUBEをCast再生させている時にバッファロールーターデバイスコントロールのトラフィックモニタの状態をスクリーンキャプチャした画像です。
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YOUTUBEを高画質でFire TV再生させている時にバッファロールーターデバイスコントロールのトラフィックモニタの状態をスクリーンキャプチャした画像です。
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YOUTUBEを高画質でFire TV再生させている時にバッファロールーターデバイスコントロールのトラフィックモニタの状態をスクリーンキャプチャした画像です。
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Fire TV 視聴に必要なインターネットダウンロード速度目安

Amazonプライムテレビを快適に視聴するのに必要なインターネットダウンロード速度目安は100Mbps
理由は最高画質の再生を開始した時に一時的にダウンロード速度が60Mbpsまで膨れ上がる場面がありました。
100Mbpsまでは流石にダウンロード速度(ストリーミングトラフィック)を必要としないと思います。
ただし、Amazon Fire TV1台に付き100Mbps目安なので2台3台と増やすのであれば1000Mbpsインターネット(ギガビットインターネット)環境が必須う条件となります。

Chromecast U-NEXT動画ダウンロード速度結果

Chromecast は解像度を設定するメニューがありません。動画配信サービスが提供するアプリに解像度変更設定があるかもしれないが、今回確認したU-NEXTアプリとYOUTUBEアプリには解像度設定無かった(U-NEXTアプリはスマートフォン上で再生する際の解像度設定はありました)
まず先にU-NEXTアプリからChromeへキャストさせた動画ダウンロード速度結果を掲載致します。
U-NEXT視聴テストに再生させた動画は「ランボー最後の戦場」です。

  • U-NEXT視聴速度 300kbps~10Mbps未満

U-NEXTをChromecast再生させている時にバッファロールーターデバイスコントロールのトラフィックモニタの状態をスクリーンキャプチャした画像です。
U-NEXTをキャスト再生させている時は平均2mbps前後で安定していました。大きな音が映像と一緒に流れる時は5mbps~8Mbpsへ一瞬跳ね上がる。
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Chromecast YOUTUBE動画ダウンロード速度結果

注意、YOUTUBE動画は利用規約によりダウンロードできませんストリーミングトラフィック容量をわかりやすくダウンロード速度と表現しているだけですのでご了承願います。

  • YOUTUBE視聴速度 2Mbps~16Mbps未満

YOUTUBEをChromecast再生させている時にバッファロールーターデバイスコントロールのトラフィックモニタの状態をスクリーンキャプチャした画像です。
YOUTUBEをキャスト再生させている時は再生するコンテンツにも左右されると思うのですが、音が大きくなるシーンでは15Mbpsまで速度が上昇しそれ以外は3Mbps前後の速度で安定していました。
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Chromecast 視聴に必要なインターネットダウンロード速度目安

スマートフォンが無いとChromecastを視聴できない不便さはあるが、U-NEXTだとダウンロード速度(ストリーミング速度)が思ったほど大容量では無くダウンロード速度が30Mbpsあれば十分だと予想されます。
YOUTUBEでも20Mbps行かなかった為、Chromecast 快適なインターネットダウンロード速度目安は50Mbps未満
Chromecastならフレッツ光100Mbpsインターネット回線でも2台同時にネット動画を視聴する事も可能だと思われる。
Chromecast が必要とするインターネットダウンロード速度50Mbpsであれば、ADSSL回線50MbpsやポケットワイファイWiMAX2ならギリギリ1台視聴可能。
ADSL8MbpsやCATVインターネット30Mbps未満は視聴は可能だと思いますが、動画ストリームが開始されるまで(動画が再生されるまで)少し時間が掛かると思われる。

フレッツ光ならv6プラスに切り替えよう Fire TV Chromecast 視聴が劇的に改善する

もし、フレッツ光にご加入ならv6プラスと言う1000Mbps速度へ無料移行できる可能性があります。BiglobeやOCNなら無料提供されているので(プロバイダ料は別途必要)、ご契約内容を確認の上、該当しているなら問い合わせしてみてください。
詳しくは
https://www.akakagemaru.info/port/negotiation-v6.html

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