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パルワールド 自宅サーバーのポート開放するには
パルワールドの自宅サーバーを開始するには、Steamからサーバーソフト「Palworld Dedicated Server」を取得する必要があります。
詳しくはパルワールド公式・テックガイドを御覧ください。
ここでは自宅に設置しているWindowsのサーバーのポート開放方法を説明します。
余談ですが、ポート開放不要で手軽なマイサーバーを始められるconohaやxserver等のレンタルサーバもあります、ご参考までに。
ポート開放するプロトコル種別と番号
ルーターにポート開放設定をするポート番号とプロトコル種別は次の通り(Linux版も同じ)。
・ポート番号:8211
・プロトコル:UDP
それではご自宅にあるルーターメーカー別にてサーバー機のIPアドレス固定とポート開放設定の作り方を説明致します。
Windowsサーバー機のIPアドレス固定方法
サーバー機のIPアドレス固定方法はルーター(ホームゲートウェイ)別で異なるので、サーバー機を繋いでいるルーターメーカー別記載のものを参考に設定してください。
IPアドレス設定画面を表示する方法は以下の記事をご覧ください。
NTTホームゲートウェイ(YAHOO・ソフトバンク光含む)
NTTホームゲートウェイ「8221/UDP」ポート開放設定を作る場合は次のとおりです。
ホームゲートウェイの設定画面を開く方法は以下のページを参照ください。
NTTホームゲートウェイのIPアドレス固定設定例は以下のとおりです
- IPアドレス 192.168.1.30
- サブネットマスク 255.255.255.0
- デフォルトゲートウェイ 192.168.1.1
- 優先DNS 8.8.8.8
- 代替DNS 192.168.1.1
NTTホームゲートウェイの設定画面を開いたら「静的IPマスカレード」を開いて、エントリー番号右側の「編集」をクリックし、以下の様に入力ください。
- 変換対象プロトコルUDP
- 変換対象ポート、8211
- 宛先IPアドレス、192.168.1.30
- 宛先ポート、8211
- 設定ボタンクリック(保存)
次に静的IPマスカレード設定一覧ページに戻るので、必ずエントリにチェックを入れて設定をクリックしてください。
説明は以上です、UDPプロトコルなので通常のポートチェックは必ず失敗します。外部公開IPアドレスをオンラインゲームパートナーに伝えて接続できるか確認してもらってください。
NURO光 ZTE系ホームゲートウェイ
NURO光 ZTE系ホームゲートウェイのポート開放説明です。ルーターの設定画面を開く方法は以下のページを御覧ください。
まずサーバー機のIPアドレスを以下の様に固定します。
- IPアドレス 192.168.1.50
- サブネットマスク 255.255.255.0
- デフォルトゲートウェイ 192.168.1.1
- 優先DNS(プライマリ) 192.168.1.1
- 代替DNS(セカンダリ) 8.8.8.8
ポート開放する設定画面はファイアウォールを開いて
右上の三角矢印をクリックしてメニューをスライドさせます。
ポート転送メニューを開くとポート開放設定を追加できます。
以下のように入力ください。
- オン・オフは オン にチェックを入れます。
- 名前 plworld
- プロトコルは UDP を選択
- WAN接続はオートセンスのままで良い
- WAN側ホストのIPアドレス範囲は「0.0.0.0」~「0.0.0.0」とすることでany接続させる事ができます。
- LAN側ホスト 192.168.1.50(ポート開放させる端末のIPアドレス)
- WANポート「8211」~「8211」
- LANポート「8211」~「8211」
- 入力できたら設定ボタンをクリックして保存
Aterm ルーター
ルーターの設定画面表示方法は以下記事を参照ください。
IPアドレスは次の様に固定します。
- IPアドレス:192.168.10.80
- サブネットマスク:255.255.255.0
- デフォルトゲートウェイ:192.168.10.1
- 優先DNS:8.8.8.8
- 代替DNS:192.168.10.1
次にルーターの設定画面を開いたら「詳細設定」>「ポートマッピング設定」を開き、次の様に入力ください。
- 優先度 1
- LAN側ホスト 192.168.10.80
- プロトコル UDP
- ポート番号 anyのチェックを外し「8211」-「空欄」
- 入力できたら設定
説明は以上です。
IOデータ Wi-Fiルーター
設定画面の開き方は以下記事を参照ください。
IPアドレスは次の様に固定します
- IPアドレス:192.168.0.30
- サブネットマスク:255.255.255.0
- デフォルトゲートウェイ:192.168.0.1
- 優先DNS:8.8.8.8
- 代替DNS:192.168.0.1
ルーターの設定画面を開いたら「詳細設定」(左メニュー)>「ポートの開放」(上メニュー)を開き次の様に入力ください。
- 設定名 palserver
- 公開する機器のIPアドレス 192.168.0.30
- プロトコル UDP
- LAN側ポート番号 8211
- インターネット側ポート番号 8211
- 追加
- 設定
説明は以上です。
DOCOMO home 5G HR01 / HR02
home 5G HR01 / HR02の設定画面を開く方法は以下を参照ください。
IPアドレスは以下の様に固定します。
- IPアドレス 192.168.128.80
- サブネットマスク 255.255.255.0
- デフォルトゲートウェイ 192.168.128.1
- 優先DNS 8.8.8.8
- 代替DNS 192.168.128.1
ルーターの設定画面を開いたら「ポートマッピングの利用」を有効に切り替えて、「+ルールを追加」を選択し、以下の設定を一つ追加してください。
- ルール名 palserver
- 送信元IPアドレス 空欄にしてみてください。だめなら0.0.0.0を指定。何れかでany(ワイルドカード)指定になるはずです。
- LAN側IPアドレス 192.168.128.80
- プロトコル UDP
- WANポート 8211
- LANポート 8211
- 念の為適用をクリックまたはタップして保存
説明は以上です。
バッファローWi-Fiルーター
バッファローWi-Fiルーターのポート開放説明ですが、もしかしたら二重ルーターになっている可能性もあるので、サーバー接続できない場合は二重ルーター確認を行ってください。
バッファローWi-Fiルーターの設定画面開く方法は以下記事を参照ください。
サーバ機のIPアドレスは以下のように固定してください。
- IPアドレス:192.168.11.30
- サブネットマスク:255.255.255.0
- デフォルトゲートウェイ:192.168.11.1
- 優先DNS:192.168.11.1
- 代替DNS:8.8.8.8
ルーター設定画面を開いたら「詳細設定」>「セキュリティ」(左のメニュー)>「ポート変換」を開いて次の様に入力ください。
- グループ、新規追加:palserver
- Internet側IPアドレス:変更しません
- プロトコルTCP/UDP:任意のUDPポートを選びます
- 任意のTCP/UDPポート:8211
- LAN側IPアドレス:192.168.11.30
- LAN側ポートは空欄で良い
- 新規追加
説明は以上です。
TP-Link ルーター
ルーターの設定画面表示方法は以下の記事を御覧ください。
IPアドレスは次の様に固定します
- IPアドレス:192.168.0.30
- サブネットマスク:255.255.255.0
- デフォルトゲートウェイ:192.168.0.1
- 優先DNS:8.8.8.8
- 代替DNS:空欄
ルーターの設定画面を開いたら「詳細設定」>「NAT転送」(左メニュー)>「ポート転送」(左メニュー)を開いて「追加」(右上)をクリックして以下の様に設定を追加してください。
- サービス名 palserver
- デバイスのIPアドレス 192.168.0.30
- 外部ポート 8211
- 内部ポート 8211
- プロトコル UDP
- このエントリを有効にするは必ずチェック入れ
- 保存する
説明は以上です。
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