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NTT ブロードバンドルーター PR-400MIにポート開放するには
フレッツやドコモやソフトバンク光でリースされるONU一体型ブロードバンドルーターPR-400MIのポート開放方法の説明です。
作業する前にまずルーターにログインできるのかをご確認ください。
もしルーターにログインするパスワードが分からなくて設定画面を開くことができない場合は、まずNTTヘルプセンターに電話してルーターにログインできるように依頼してサポートを受けてから設定作業お願い致します。
PR-400MI 主な特徴
NTTが提供するPR-400MIはVoIP(通話機能)&ONUと言う光信号をデジタルに変換するモデル機能を内蔵するブロードバンドルーターです。
このルーターのインターネット接続最大速度はLANインターフェースが1000BASE-T規格までに対応するので1000Mbps(全二重)となります。
無線LAN(Wi-Fi)はオプションで用意されていて、SC-40NEまたはSC-40NE「2」を追加する事で有線・無線LAN環境を構築する事ができます。
設定画面を表示するには
PR-400MIの設定画面を表示するには「http://192.168.1.1/」または「http://ntt.setup/」をブラウザのURL項目に貼り付けしてEnterキーを押します。
スマートフォンしかお持ちでない場合は以下のQRコードをお試しください。
ログイン画面が表示されるので、ユーザー名には「user」と入力してください。パスワードは「自分で決めたパスワード」を入力するとログインできます。
尚、初めてルーターの設定画面を開いたら以下のパスワードを設定する画面が表示されますので、任意の英数字のパスワードを決めてから再度「http://ntt.setup/」を開き直してログイン頂いて設定画面を開くことができます。
ポート可能する端末のIPアドレスを固定する
ポート開放したい端末のIPアドレスを以下のように固定してください。
まずパソコン側のIPアドレスを固定してしまいます。
IPアドレス:192.168.1.30 (192.168.001.030)
サブネットマスク:255.255.255.0 (255.255.255.000)
デフォルトゲートウェイ:192.168.1.1 (192.168.001.001)
優先DNS:192.168.11.1 (192.168.01.001)
代替DNS 8.8.8.8 (008.008.008.008)
かっこの値は家電や防犯カメラや任天堂スイッチでIPを固定する時の値です。
ポート開放する方法
ルーターの設定メニューの「セキュリティ設定」を開き「静的IPマスカレード」を開きます。
静的IPマスカレードページが開いたら、エントリ1の右側の「編集」ボタンをクリックするとポート開放設定入力画面が表示されます。
入力項目説明です、一般的なTCP/80(WEBサーバや防犯カメラが使うポート番号)で説明致します。
TCP・UDPやポート番号(ここでは80番)は任意のものに変更してもらえれば他のコンテンツのポート開放も可能です。
- 有効にチェックを入れる
- プロトコル TCPを選択
- 変換対象ポート 80
- 宛先アドレス 192.168.1.30(任意に変更しても構わない、例192.168.1.50等。変更したら固定したIPアドレスを192.168.1.50と併せてください。)
- 宛先ポート 80
- 最後に必ず設定をクリックしてから元のエントリページで必ずエントリにチェックを入れて再度設定をクリック。
マインクラフトサーバのTCP25565を使って説明致します
- 有効にチェックを入れる
- プロトコル TCPを選択
- 変換対象ポート 25565
- 宛先アドレス 192.168.1.30(任意に変更しても構わない、例192.168.1.50等。変更したら固定したIPアドレスを192.168.1.50と併せてください。)
- 宛先ポート 25565
- 最後に設定をクリックして元のページでエントリにチェックを入れて設定をクリックして保存
ポート変換テクニックを説明致します
例えば8888番で運用している防犯カメラに外部から普通にURLで接続させたい場合は以下の様な変換テクニックを使うと接続させる事ができます。
- 有効にチェックを入れる
- プロトコル TCPを選択
- 変換対象ポート 80
- 宛先アドレス 192.168.1.30(任意に変更しても構わない、例192.168.1.50等。変更したら固定したIPアドレスを192.168.1.50と併せてください。)
- 宛先ポート 8888
- 最後に設定をクリックして元のページでエントリにチェックを入れて設定をクリックして保存
こうすることで、例えば「http://my.cam.com:8888」で接続していたものが「http://my.cam.com」で接続できるようになります。
その逆も可能で、以下の様に設定することで80番で運用している防犯カメラに「http://my.cam.com:8888」とポート番号を付加させないと外部アクセスできなくする事ができます。
- 有効にチェックを入れる
- プロトコル TCPを選択
- 変換対象ポート 8888
- 宛先アドレス 192.168.1.30(任意に変更しても構わない、例192.168.1.50等。変更したら固定したIPアドレスを192.168.1.50と併せてください。)
- 宛先ポート 80
- 最後に設定をクリックして元のページでエントリにチェックを入れて設定をクリックして保存
DMZでポート開放する(仮想グローバルIP接続)
プレイステーションや任天堂スイッチは沢山ポート開放する必要があるので、DMZを適用してください。
- 簡易DMZ機能の外部からのパケットを全て特定ホストに中継にチェックを入れる
- 特定ホストのIPアドレス:192.168.1.30
- 設定
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