NETGEAR R6850 USB2.0ポートを備えたルーターの特徴とポート開放設定説明

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NETGEAR R6850 Wi-Fiルーター
NETGEARジャパンはスマートフォンでも詳細な設定を可能にしたWi-Fiルーター「R6850」2018年3月21日発売。

NETGEAR R6850の特徴

NTTルーターと繋ぐ場合はIPアドレスが競合する恐れがあるのでAPモードで繋ぐか、DHCPサーバのIPアドレスを192.168.10.1辺りに変更を加えてください
2.4GHz/5GHz帯デュアルバンドWi-Fi&3×3MU-MIMOに加えインプリシットビームフォーミング簡単WPSプッシュスタート設定対応する等、基本的なルータースペックを抑えているの製品。
WAN/LAN側は1000BASE-Tまで対応し最大速度は1000Mbps(1Gbps)、Wi-FiはIEEE802.11ac対応で最大速度は1733Mbps(インターネットの速度では無い)。
最大の特徴はUSB2.0ポートを一つ備えているのでホームサーバ(ファイル、プリンター、スキャナ)を簡単に構築できる点とAndroid向けスマホルーター設定無料アプリ「NETGEAR Genie」(パソコン版もある)を使ってルーターの詳細設定が簡単にできるのが特徴。
Wi-Fiルーターとして基本的な性能は万全だが、人気の中継モードには対応していないので念の為、相性問題など更に詳しい情報はAmazon「NETGEAR R6850」の口コミが参考になりますのでご覧ください。
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NETGEAR R6850 Wi-Fiルーター スペック

有線WAN/LAN最大速度 1000Mbps
5GHz帯無線LAN最大速度(IEEE802.11ac規格) 1733Mbps
2.4GHz帯無線LAN最大速度(IEEE802.11n倍速モード) 300Mbps
対応無線LAN規格 IEEE802.11b/g/n/a/ac
簡単無線LAN設定 WPSプッシュスタート対応
無線LAN電波の強さ 5GHz帯(802.11n/a/ac)はインプリシットビームフォーミング対応 電波は3階未満まで届くと思います(木造戸建ての場合)
対応無線周波数 2.4GHz/5GHz マルチバンド
アンテナ数(内蔵) 5GHz帯:送受信 4本 2.4GHz帯:送受信 2本
LANポートのクロスストレート切り替え機能 Auto MDI/MDI-X (自動でストレートとクロス切り替え機能付き)
対応インターネット CATV含む全てのインターネット回線に導入可能(ISDN除く) フレッツの方はPPPoE接続設定が必要な場合あり
CATV回線はCATVモデムの電源を20分切って電源を入れて機器情報更新を行って頂く必要があります。注:高速インターネットv6プラス非対応です。
動作モード ルーター / アクセスポイントモード
LAN以外のインターフェース USB2.0x1
搭載サーバー機能 ファイルサーバ・プリンターサーバ・DDNS(ダイナミックドメイン)
QoS 帯域制御機能 無し
消費電力 18W
最大同時接続台数 20台

ポート開放設定準備 IPアドレスを固定する

ここからはポート開放の説明です。無線LAN設定やサーバーツールをダウンロードされる方はその他の説明御覧ください。
まずポート開放する場合パソコンまたは端末のIPアドレスを固定します。

補足、ルーターの設定画面表示アドレスが192.168.0.1だった場合はカッコの値でIPアドレスを固定してください。
IPアドレス 192.168.1.80 (192.168.0.80)
サブネットマスク 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ 192.168.1.1 (192.168.0.1)
優先DNS 192.168.1.1 (192.168.0.1)
代替DNS 8.8.8.8
固定できたら必ずパソコンを再起動してください。

設定画面を表示する

「NETGEAR Genie」アプリまたはソフトからログインするのですが
NETGEAR Genie ソフト
ソフトウェアが無い場合設定画面を表示するには、ブラウザのアドレス欄に「http://192.168.1.1」入力してEnterキーを押して下さい。
もし開かない場合は「http://192.168.0.1」を指定して開いてみてください。
以下のログイン画面が表示されたら次のユーザー名とパスワードでログインすれば設定画面を表示する事が出来ます。

  • ユーザー名:admin
  • パスワード:password

ログイン画面
もしもログインページを表示できない等のエラーの場合、こちらのルータにログイン出来ないを参照下さい。

ポート開放設定をルーターに作成する

設定画面が表示されたら「高度」メニューを開き左側の「ポート転送ポートトリガー」を開きます。
NETGEARポートトリガーメニュー
サービスタイプを選択は「ポート転送」をチェックでカスタムサービスの追加を開きます。
NETGEARポート開放設定追加
以下の方がポート開放設定画面です。入力必要項目の説明

  1. サービス名 任意の名称。例 webcam
  2. サービスタイプ TCPかUDPかを選択
  3. 外部開始ポート ポート開放する番号
  4. 外部終始ポート 同上の番号(範囲していする場合は終了ポート番号)
  5. 内部ポート ポート範囲を使用はチェックのままにします。このチェックを外すと以下のポート変換6機能が使えるようになります。
  6. 内部開始終止ポートは通常空欄。ポート変換する場合のLAN側ポートを指定することが可能です。
  7. 内部IPアドレス 終始ポートも空欄です。
  8. 入力できたら上の適用を選んで作業完了です。

NETGEARポート転送設定説明

WEBサーバポート開放設定例

設定例としましてカスタムサービスの追加からネットワークカメラやDVRが使うポート80/TCPを使って説明します。
ポートチェックを行う場合は、ANHTTPDならインストール不要でWEBサーバを動作させてポート開放出来ているかを確認できるので便利です。

  1. サービス名 任意の名称。例、DVR
  2. サービスタイプはTCP
  3. 外部開始ポート:80
  4. 外部終始ポート:80
  5. 内部開始ポートは空欄
  6. 内部終始ポートも不要
  7. 内部IPアドレスは最後の空欄に「80」を指定
  8. 適用

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以上で作業完了です。
マインクラフトのサーバーTCP/25565の設定例です。

  1. サービス名、任意の名称。例、micserver
  2. サービスタイプはTCP
  3. 外部開始ポート 25565
  4. 外部終始ポート 25565
  5. 内部開始ポートは空欄
  6. 内部終始ポートも不要
  7. 内部IPアドレスは最後の空欄に「80」を指定
  8. 適用

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UDPポートの設定例です。MinecraftPE版で説明します。

  1. サービス名、任意の名称。例、mpe
  2. サービスタイプはUDP
  3. 外部開始ポート 19132
  4. 外部終始ポート 19132
  5. 内部開始ポートは空欄
  6. 内部終始ポートも不要
  7. 内部IPアドレスは最後の空欄に「80」を指定
  8. 適用

適用出来ましたらUDPポートチェックツールを取得して手動ポート19132と入力し回線チェックして下さい。
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ポート変換させる場合の設定例

例えば外部に80番を公開したくないが、LAN内では80番でカメラにアクセスしたいが屋外からは他のポート番号でアクセスさせたい場合は次の様に設定します。

  1. サービス名、任意の名称。例、LANNAT
  2. サービスタイプはTCP
  3. 外部開始ポート 8080
  4. 外部終始ポート 8080
  5. 内部ポート ポート範囲を使用はチェックを外す
  6. 内部開始ポート 80
  7. 内部終始ポート 80
  8. 内部IPアドレスは最後の空欄に「80」を指定
  9. 適用

こうすることで、カメラへのアクセスする時に8080を別途指定すればカメラへアクセスできるようになります。
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説明は以上です。何か細かい不明な点があればコメント欄にご質問下さい。例えばポートトリガーを設定したい等の場合。但し動作保証は私の方からは出来かねます設定案内のみになります。

その他の説明

 

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