NETGEAR R7000 ポート開放の設定説明

ネットギアルータR7000のポート開放説明です。R7000の特徴は802.11ac（draft）規格（最大速度は1300Mbps）に対応した2.4GHz/5GHzマルチバンド対応無線スペックを持ち802.11n（2.4GHz帯）では256QAMに対応する機器なら最大600Mbpsもの無線LAN通信速度を提供する事が出来ると言う。無線電波は端末の位置を特定して電波を送るビームフォーミングを採用するので遠くまで電波が届きます。また本体には1GHzデュアルコアプロセッサを搭載で高速スループットを実現。
有線WAN/LANはもちろん1000BASE-Tまでに対応、WANポート1/LANポート4の仕様となります。対応インターネットはPPPoE方式はもちろんDHCPサービスのインターネットにも対応するので、フレッツ光ネクストに隼にeo光やBBIQそれにJCOMやZAQ等のケーブルテレビインターネットにも導入可能です。但し、もともと海外向け提供製品なのでバッファローやNEC製品の様にバグが無いのかと言うとどちらかと言えばLinksysやNETGEARはもともとバグが多いので日本製に比べると信頼度はやや低い。なので買う前にAmazonのNETGEAR Nighthawk R7000ギガビットルーターユーザーレビューを調べてから買うほうが無難です。
その他、OpenDNS設定を持ち簡単に有害サイトを見られなくする事が出来ます。子供さんのインターネット利用を安全にするペアレンタルコントロール機能を持ちます。またUSB2.0を背面にUSB3.0を前面にそれぞれインターフェースを持ち無料ソフト又はアプリReadySHAREを使ってプリンター共有はファイルサーバをR7000で行う事も可能です。設定の難易度は高いのですがブリッジモードからリピーターモード（無線電波中継器）又はWDSモード（コンバーター）として使うことも可能。但し無線親機がNETGEAR製品でしか合わない場合も考えられます。

準備 IPアドレスを固定する

まずポート開放の説明です。設定するクライアント（パソコンやPS3など）のIPアドレスを固定します。

• VISTAのIPアドレス固定
• Windows 7
• Windows 8

IPアドレス：192.168.1.150
サブネットマスク：255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ：192.168.1.1
優先DNS：192.168.1.1
代替DNSは空欄で構いません。
代替DNS：空欄
固定できたら必ずパソコンを再起動してください。

設定画面を表示する

設定画面を表示するには、ブラウザのアドレス欄にhttp://www.routerlogin.com/またはhttp://www.routerlogin.net/入力してEnterキーを押して下さい。
以下のログイン画面が表示されたら次のユーザー名とパスワードでログインすれば設定画面を表示する事が出来ます。
ユーザー名：admin
パスワード：password

もしもログインページを表示できない等のエラーの場合、こちらのルータにログイン出来ないを参照下さい.。
ダッシュボード画面がもしも英語の場合右上からJapaneseに変更して下さい。そうすれば日本語表示に切り替わります。

ポート開放を行う

設定画面が表示されたら「高度」メニューを開き左側の「ポート転送ポートトリガー」を開きます。

サービスタイプを選択は「ポート転送」をチェックでカスタムサービスの追加を開きます。
補足、ポートトリガーでも設定できるのですが確実性が無い且つ動作保証が無いのでこちらの説明は省きます。

以下の方がポート開放設定画面です。入力必要項目の説明

1. サービス名、任意の名称。例、myserver
2. サービスタイプはTCPかUDPか両方BOTHとすることが出来ます。
3. 外部開始ポート：ポート開放する番号
4. 外部終始ポート：同上
5. 内部ポートに同じポート範囲を使用は通常チェックのままにします。このチェックを外すと以下の6/7機能が使えるようになります。
6. 内部開始ポートは不要ポート変換する場合のLAN側ポートを指定することが可能です。
7. 内部終始ポートも不要。ポート変換する場合は同上のポート番号を指定
8. 内部IPアドレスはポート開放する機器のIPアドレスです。下認識機器にチェックから選択も可能
9. 入力できたら上の適用を選んで作業完了です。

WEBサーバポート開放設定例

設定例としましてカスタムサービスの追加からWEBサーバーのポート80/TCPを使って説明します。ポートチェックを行う場合は、ANHTTPDならインストール不要でWEBサーバを動作させてポート開放出来ているかを確認できるので便利です。

1. サービス名、任意の名称。例、server
2. サービスタイプはTCP
3. 外部開始ポート：80
4. 外部終始ポート：80
5. 内部開始ポートは空欄
6. 内部終始ポートも不要。
7. 内部IPアドレスは192.168.1.150なので最後の空欄に「150」を指定
8. 適用

以上で作業完了です。
マインクラフトのサーバーTCP/25565の設定例です。

1. サービス名、任意の名称。例、micserver
2. サービスタイプはTCP
3. 外部開始ポート：25565
4. 外部終始ポート：25565
5. 内部開始ポートは空欄
6. 内部終始ポートも不要。
7. 内部IPアドレスは192.168.1.150なので最後の空欄に「150」を指定
8. 適用

 
UDPポートの設定例です。MinecraftPE版で説明します。

1. サービス名、任意の名称。例、mpe
2. サービスタイプはUDP
3. 外部開始ポート：19132
4. 外部終始ポート：19132
5. 内部開始ポートは空欄
6. 内部終始ポートも不要。
7. 内部IPアドレスは192.168.1.150なので最後の空欄に「150」を指定
8. 適用

適用出来ましたらUDPポートチェックツールを取得して手動ポート19132と入力し回線チェックして下さい。

その他ポート変換する場合は以下のとおりになります。この場合、LAN内は8888で動作している機器に致して外部から80番ポートを使ってアクセスさせる事が出来ます。外部と内部を逆にしてLAN内は80番アクセスですが外部からのアクセスは8888等の任意のウェルノウンポート以外をしてアクセスさせる事も可能です。

1. サービス名、任意の名称。例、ipcom
2. サービスタイプはTCP
3. 外部開始ポート：80
4. 外部終始ポート：80
5. 内部ポートに同じポート範囲を使用のチェックを外す
6. 内部開始ポートは8888
7. 内部終始ポートは8888
8. 内部IPアドレスは192.168.1.150なので最後の空欄に「150」を指定
9. 適用

以上で作業完了です

ポート範囲を設定する場合。49152から65535までのプライベートポートを一括で設定したい場合は次の様に入力します。

1. サービス名、任意の名称。例、private
2. サービスタイプはTCP
3. 外部開始ポート：49152
4. 外部終始ポート：65535
5. 内部開始ポートは空欄
6. 内部終始ポートは空欄
7. 内部IPアドレスは192.168.1.150なので最後の空欄に「150」を指定
8. 適用

以上で作業完了です。

説明は以上です。

NATフィルタとping応答

IPアドレス変換作業をどの様に行うのかを決める安全装置の様なサービスです。例えばこれは不正な通信だとルータ側で判断したらその通信を止めてしまう機能を持ちセキュアなインターネット環境を保つ事を目的とするのですが弊害も発生します。このNATフィルタはパソコン用に開発されているものだと推測するので、例えば任天堂やプレイステーションネットワークを中継するようなコンテンツだと弊害が出る恐れもあります。なので例えば3DSやPS3/4でオンラインゲームエラーが出るなら次の手順でNATフォルタをオープンに切り替えて見てください。
ブロードバンドルータが不正パケットとして判断した場合は通信リクエストを破棄するサービスですが、もしも万が一オンライン通信に必要な情報も破棄する可能性もありますのでポート開放しても正常に繋がらない等の問題がある場合はこちらの設定を変更下さい。
その他プレイステーションネットワークでラグが出る場合やルームの状態が悪く表示される場合はping応答を有効に切り替えてください。

1. 高度を開きます
2. 設定からWAN設定を開きます
3. PS3/4の方だけpingに応答するにチェックを入れます。
4. NATフィルタを安全からオープンに切り替えます。
5. 適用

以上で作業完了です。

 

その他の説明

• Wi-Fiつなぎかた
• マニュアル
• ReadySHARE（プリンターサーバ等の設定説明）
• NETGEARサポート