ASUSのAi Radar安定無線通信対応ルータRT-AC56Sポート開放手順の説明

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安定した無線チップを採用するASSUSが作る無線ブロードバンドルータRT-AC56Sのポート開放手順の説明です。本機の特徴としましては「Ai Radar」と言うバッファローのビームフォーミングに似た無線端末を位置を把握して狙って電波を飛ばす機能が搭載されるので遠くのスマートフォンやタブレットそれにPSVITAにWiiUや3DSにテレビやパソコンの無線LAN接続を安定的に提供する事ができるのが大きな特徴です。また無線LANの電波の強さテストではASUS製品の無線チップはとても安定的な受信能力を示したので無線親機のチップセットでも安定した通信能力を提供できます。
RT-AC56S本体
 
無線LANの性能は2.4GHz/5GHz帯マルチバンド対応で5GHz帯ならIEEE802.11ac規格で通信時最大867Mbpsの速度を提供する事が出来ます。2.4GHz帯は802.11b/g/n対応とWi-Fi基準に準ずる性能を持つので全ての無線端末をこれに繋いで自宅のインターネットを利用する事が出来ます。2.4GHz帯の最大速度は80.211nの倍速モードで最大300Mbpsとなります。
有線WAN/LANの速度はもちろん1000BASE-Tまで対応しますので、フレッツ光ネクストv6プラス(ホームゲートウェイ必要)やフレッツ光隼にeo光ギガコースやYAHOOやBBIQそれにau光のギガコースに導入すれば最適なトラフィックパフォーマンスでインターネットを利用する事が出来ます。もちろん160MbpsコースのJCOMやそれより速度が低い50MbpsのADSLコースでも導入できます。
ブロードバンドルータとして以外の用途としては、ルータとしてでは無く中継器(WDS)としても動きます。USB2.0とUSB3.0ポートをそれぞれ一つづつインターフェースを持ち、簡易NASやプリンターサーバとしても動作させる事が出来ます。またASUS独自のサービスAiCloud(独自クラウド、USBフラッシュメモリを利用する事も可能)利用できる他、クラウド・ストレージ先としてASUS WebStorage初回一年間100GBまで無料で利用できます。基本的にはドロップボックスやGoogleドライブやiCloudと同じサービスなのですが独自クラウドなら容量制限が無いのも魅力です。その他の使い勝手等はAmazonのRT-AC56Sユーザーレビューが参考になると思います。

ルータの設定画面を開く

設定画面を開くには、http://192.168.1.1/又はhttp://router.asus.com/このURLをパソコンのブラウザで開きます。図と同じページが表示されたら右上のログインを開きます。パソコンがない場合は家庭用ゲーム機でも設定できます。PS3/4で設定画面を開く場合はこちらを参考にしてください。プレイステーション3 ルータの画面を開く方法WiiUで設定画面を開く方法をそれぞれ参考にルータの設定画面を開いて操作出来ます。
ユーザー名とパスワード入力画面が表示されたら両方に”admin”と入力してログインすれば設定画面を表示することが出来ます。もし以下の画面に切り替わらずエラーページを表示できません等の場合はログイン出来ないをご確認下さい。
ASUSログイン画面
もしログインして英語画面の場合は図の場所”English”をクリックして”Japanese又は日本語”を選んで頂ければルータのメニュー表示言語を切り替える事が出来ます。
ASUSの言語切替
一番初めてルータにアクセスした場合初期設定を必ずしてください。特に無線LAN暗号化キーを設定していないと不正アクセスされてしまいます。
ASUSルータ初期設定メニュー
初期設定の流れは「Check Connection」をOKボタンで閉じて、次の「インターネットセットアップ」はもしPPPoE接続が表示されてたらプロバイダ発行の接続IDとパスワードを入力してください。DHCP動作の場合は以下の図と同じ画面が表示されます特に何も設定する必要はありませんので「Next」を選んで下さい。
AUSUルータ接続設定開始画面
フレッツの方でPPPoEを作る必要がある方は以下の”User Name”に接続IDと”Password”の所に接続パスワードを入力します。
ASUSルータの広帯域接続設定画面
 
ここは必ず設定してください。必ず”Security Key”に8文字から64文字の無線LANパスワード(これがWi-Fi設定パスワードです。)を設定してください。そうしないと不正アクセス無線LAN環境となってしまいますので。図の赤い枠二箇所に必ず設定してApply(適用)を選んで保存です。
AUSUルータの無線暗号化キー設定画面
 
最後に状態一覧が出ますのでNextで設定完了となります。設定完了ステータス画面に”Wireless Security”が”Open System”と言う文字がある場合は暗号化無しの意味なのでそのままでは使わないようにしてください。よくわからない場合はASUSサポートセンターへ問い合わせください。
ASUSルータ初期設定完了ステータス画面

準備IPアドレスを固定する

まずポート開放するパソコンやその他クライアントのIPアドレスを固定してしまいます。
以下の様にIPアドレスを固定した状態で説明させて頂きます。

IPアドレス:192.168.1.50
サブネットマスク:255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ:192.168.1.1
優先DNS:192.168.1.1
代替DNSは空欄のままにしてください。
設定完了しましたら、必ずパソコンを再起動してください。
もしも、上記の設定を行ってWEBページが見れなくなった場合、DNSアドレスをプロバイダ指定のDNSに書き換えてください。WEBサイトが見れない

ポート開放設定する

左下の「WAN」メニューを開いて上の「virtual server) / port forward」メニューを開いて下さい。
ASUSポート転送メニュー
 
「virtual server) / port forward」画面が開いたら、図の”Enable Port Forward”のYesにチェックを入れて下さい。その他の”Famous Server List”と”Famous Game List”は登録された各種サービス別リストからポート開放設定を選択登録できるように出来るサービスです。今回は利用しません。
ASUSポート転送を有効にする
 
設定例としまして80/TCP(IPカメラなどでもこのポート番号はよく使われます。)で説明します。ポートチェックを行う場合は、ANHTTPDならインストール不要でWEBサーバを動作させてポート開放出来ているかを確認できるので便利です。

  1. Service Name、anyserver
  2. Portr Range、80
  3. Lacal IP、192.168.1.50
  4. Lacal Port、80
  5. Protocol、TCP
  6. 最後にApply(適用)ボタンを選んで下さい。

一応上記の流れで設定出来るはずなのですが、右側の+ボタンが気がかりです。もしそのままApplyを選んでも設定が追加されない場合は右端の+アイコンのAddを選んでからApplyを選んで保存して下さい。
RT-AC56SのWEBサーバー設定例
 
その他、人気minecraftのサーバ設定例。

  1. Service Name、mct
  2. Portr Range、25565
  3. Lacal IP、192.168.1.50
  4. Lacal Port、25565
  5. Protocol、TCP
  6. 最後にApply(適用)ボタンを選んで下さい。

RT-AC56Sのマインクラフトサーバー設定例
 
ご質問の多いUDPポートの設定です。MinecraftPEの19132番で説明します。

  1. Service Name、mctpe
  2. Portr Range、19132
  3. Lacal IP、192.168.1.50
  4. Lacal Port、19132
  5. Protocol、UDP
  6. 最後にApply(適用)ボタンを選んで下さい。

設定を追加出来ましたら、UDPポートチェックツールを取得して手動ポート19132と入力し回線チェックして下さい。
RT-AC56SのマインクラフトPE設定例
範囲設定例です。例えばプレイベートポート”49152から65535″すべて一つの設定と作る場合はコロン符号で区切ると範囲指定出来ます。

  1. Service Name、anyprivate
  2. Portr Range、49152:65565
  3. Lacal IP、192.168.1.50
  4. Lacal Port、空欄にしてください。
  5. Protocol、TCP
  6. 最後にApply(適用)ボタンを選んで下さい。

RT-AC56Sのプライベートポート範囲設定
 
説明は以上です。

その他

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