ソフトバンクモバイルブロードバンドルータWi-Fi SoftBank 006Zのポート開放手順の説明です。006Zの設定をするにはパソコンとユーティリティが必要になります。必要なものは以下の様から揃えて下さい。006Z本体公式マニュアルはサポートページより入手出来ます。
- ユーティリティー(中国のメーカーサイト)
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SoftBank 006Zの特徴としましては、持ち運びが出来るブロードバンド環境を手にすることが出来ます。プロバイダ加入不要で付き額最高4980円+基本料金525円(2011年10月の時点)と比較的ローコスト。通信速度は下り最大7.2Mbps、上り5.7Mbpsの速度でPSP/DS/Wii/PS3をインターネット接続させることが出来る他、以下の様な無線コンバータを用意すればテレビやビデオレコーダーをインターネットに接続させることが出来ます。無線通信規格はIEEE802.11b/g/n。ほぼ全ての無線をカバー出来ます。
設定の準備
まずポート開放するパソコンやその他クライアントのIPアドレスを固定してしまいます。
以下の様にIPアドレスを固定した状態で説明させて頂きます。(Windows7)
IPアドレス:192.168.3.110
サブネットマスク:255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ:192.168.3.1
優先DNS:192.168.3.1
代替DNSは空欄のままで構わないです。
設定完了しましたら、必ずパソコンを再起動してください。
もしも、上記の設定を行ってWEBページが見れなくなった場合、DNSアドレスをプロバイダ指定のDNSに書き換えてください。WEBサイトが見れない
ポート開放の手順説明
まず006Zの設定画面を専用ユーティリティで表示します。006ZをUSBケーブルでパソコンに繋ぐかWi-Fiで繋いでSoftBankユーティリティーを起動します。次にログイン画面が表示されます。管理者の右側にadminと入力してログインしてください。
設定画面が開いたら、設定項目にありますフィルタリング/ポート設定を開きます。
次に画面上の方にあるポート割り当て設定メニューを開いて下記の項目にポート開放設定を入力作業します。備考、通常ポート割り当て設定の隣のUPnPが有効なら何もしなくてもPS3含む家庭用ゲーム機はオンラインに繋ぐことが出来るのですが何か突然繋がらずにこのページを参考にされている場合は一度006Zを再起動させてみてください。それで治ることもあります。
- ポート割り当て設定:ON/OFF(ONを選択しないと有効にはならない)
- 送信元ポート:WAN側待受ポート(範囲設定が可能)
- 送信先IPアドレス:ポート開放したい端末のIPアドレス
- 送信先ポート:LAN側転送先ポート(送信元ポートと同じ番号で構わない)
- プロトコル:TCPかUDP又はBOTH(両方)を指定出来ます。
- コメント:任意の説明を入力出来ます。特に空欄でも構いません
- 備考、最大10設定まで
NATエントリ追加の説明(ポートを開放する)
設定サンプルにWEBサーバの80番ポートを開く設定を作ってみましょう、こちらのANHTTPDがあれば正しくポートが到達するかを確認する事が出来ます。
- ポート割り当て設定ON
- 送信元ポート80
- 送信先IPアドレス192.168.3.110
- 送信先ポート80
- プロトコルTCP
- コメント任意、anyは例です
- 適用
以上で設定完了です。
ポート変換設定FTPサーバを内部では21番で稼働させたいが、外部アクセスには21のアクセスをさせたくない場合の設定例です。こうすることで外部からのアクセスには8821を付加しないとFTPへアクセスすることができなくなります。
- ポート割り当て設定ON
- 送信元ポート8821
- 送信先IPアドレス192.168.3.110
- 送信先ポート21
- プロトコルTCP
- コメント任意、anyは例です
- 適用
説明は以上です
その他の説明
- UDP
- ストリーミング
- PS3(PSPも同じ設定になります)
- WAN側IPアドレス確認
- モバイルブロードバンドルータ一覧
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