MAC Time Capsuleブロードバンドルータのポート開放説明です。特徴と致しましてはIEEE802.11b/g/nの無線通信方式に対応し有線LANポートはWAN/LAN側共1000BASE-Tギガビットに対応、フレッツ光NEXT、auギガビット、eo光200Mbpsコース以上、CATV160Mbps用のブロードバンドルータとして最適です。USBポート一つ実装、プリンターの共有(排他式)。また2TB又は3TBのハードディスクを内蔵しMACのデータを自動的にバックアップしてくれるサービスを実装します。Time Machine公式説明
備考、基本的にWindowsもつなぐことは可能ですがTime Machine機能は対応していない可能性もあります。iOS5ユーティリティでシステムの管理も可能。スマートフォンやタブレットそれにiPodにiOS5搭載ならこちらのユーティリティから操作管理可能。暗号化はWEP、WPA/WPA2方式に対応しPS3/PSP/DSやWiiをWi-Fiでつなぐことが可能ですが、クラスA割り当てIPアドレスとなるので、もしかしたらDSやPSPとの相性が悪いかもしれません。
IPアドレスを固定します
IPアドレス:10.0.1.50
サブネットマスク:255.0.0.0
デフォルトゲートウェイ:10.0.1.255
優先DNS:10.0.1.255
代替DNS空欄です。
IPアドレスを固定できたら必ずパソコンを再起動下さい。
MACOS新型の方は資料ないのでターミナルからifconfigで確認したIPアドレスで設定ください。en1又はen0何れかに取得しているIPアドレスを元にポート開放します。以下サンプルでしたら10.0.1.2がポート開放する際に指定するIPアドレスとなります。(ホスト名)
設定画面を表示する
アプリケーション/ユーティリティ にある“AirMac ユーティリティ”を起動します。、ユーティリティが開いたらTime
Capsule アイコンをクリックします。
ポートを開放するポートマッピング説明
ユーティリティのネットワークを開きます。NATポートマッピングプロトコルを有効にするにチェックを入れます。
次に必要ないと思うのですが一応ホストのIPアドレスに念の為チェックを入れ固定したIPアドレス10.0.1.50又はifconfigで確認したIPアドレスに書き換えてください。
次に+アイコンをクリックして、ポートマッピング設定画面を表示させます。
ポートマッピングプロファイルを追加する画面が表示されます。ファームウェアの関係でしょうかkagemaruがリモート作業させてもらった時、TCP項目だけ埋めても保存がアクティブに切り替わらない問題が生じてしまい結果的にminecraftサーバの設定なのですがTCP側とUDP側両方埋める格好となってしまいました。とりあえず入力項目の説明をご覧下下さい。
上資料図のポートマッピング入力項目の説明です。
- 説明、必ず英文字で入力下さい。例、minecraft
- パブリックUDPポートはポート開放したいポート番号です。5番項目とペアで設定します。が、マニアックな使い方するならポート変換も可能です。
- パブリックTCPポートもポート開放したいポート番号です。アプリケーションが使うプロトコル種別で入力分けします。こちらは6番とベアで設定します
- プライベートIPアドレスはポート開放するMAC又はWindowsパソコンのIPアドレスを指定します。
- プライベートUDPポートは2番で指定したポート番号と同じものを基本的に入力します。
- プライベートTCPポートは3番で指定したポート番号と同じものを入力します。
入力できたら保存を選んで、ネットワーク画面に戻ったら説明欄に入力したプロファイル名にチェックが入っていることを確認してアップデートを選んで下さい。一時インターネットに繋がらなくなるのですがアップデート完了したらポート開放出来ているはずです。
その他のポート開放設定サンプル
具体的な設定例を説明します。例えばMAC標準のWEBサーバ(Apache)を運用する場合は以下のように設定を追加します。
- 説明はApache
- パブリックUDPポートは通常空欄
- パブリックTCPポートは80
- プライベートIPアドレスは10.0.1.50(こちらの手順でIPアドレスを固定した場合)
- プライベートUDPポートは通常空欄
- プライベートTCPポートは80
最後に保存を選んでいただくのですがもしも保存がアクティブにならない場合はパブリックUDPポートとプライベートUDPポートにもそれぞれ80番としてください。注意、セキュリティの懸念がある場合はその他のポート番号、例20000(ウェルノウンポート以外-65535)としても構いません。保存できたらアップデートを行なって作業完了です。
FTPサーバvsftpdも標準で搭載されていると思います。FTPサーバを運営する場合は以下のように設定を追加します。
- 説明はvsftpd
- パブリックUDPポートは通常空欄
- パブリックTCPポートは21
- プライベートIPアドレスは10.0.1.50(こちらの手順でIPアドレスを固定した場合)
- プライベートUDPポートは通常空欄
- プライベートTCPポートは21
保存できたらアップデートを行なって作業完了です。
ポート開放できない場合
ポート開放できないチェックに失敗する場合は、AirMac ユーティリティを起動した時にTime Capsuleのアイコンにマウスのカーソルを乗せるとWNA側IPアドレス情報が表示されます。ここの開始IPアドレスが192などの場合(例、192.168.1.2)は二重ルータ環境ですTime Capsuleへのポート開放だけではポートの到達が出来ないので上流ルータにもポート開放する必要があります。もしくは開始IPアドレスが172や10等の表示の場合はプライベートIPアドレス割り当て契約の問題です。フレッツ光やADSL又はCATVインターネットかYAHOOBへインターネットお乗換えが必要になります。
簡単ですが説明は以上です。
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