プラネックスのコンパクト無線ブロードバンドルータMZK-UE150Nポート開放説明です。MZK-UE150Nの特徴ですが、WANポートのみ有線LAN接続に対応し、物理的に繋ぐことが出来るのはUSBポート(差し込み)のみとなります。基本的に無線接続専用機となりますので、無線LAN内蔵しない端末を繋ぎたい場合は注意が必要です。WANポートの最大速度は100Mbpsまでとなります(100BASE-TX規格)。なので、フレッツ光NEXTや隼、eo/Jcom/UCOM/MEGA
EGG等の100Mbpsオーバーのインターネット回線には不向きとなります。使えますがインターネットの下り速度が最大100Mbpsまでしか出ません。
無線LANの規格は、IEEE802.11b/g/n無線通信に対応する他、IEEE802.11n(最大150Mbps)無線通信に対応し、3DSやスマートフォン、それにPSVITAも自宅のインターネットに繋いで楽しむことが出来ます。この製品を購入をお考えの場合無線ルータ (ちびファイ2) MZK-UE150N アマゾンのユーザーレビューも参考になると思います。一番の利点はWi-Fi環境を低コストで導入出来ます。
尚、このルータには仮想サーバ、ポートマッピング、DMZサービスは搭載されません。PS3には不向きと言えます。また任意のポート開放させる場合はUPnPCJ(備考、Windowsしか対応できません)が必要となります。
MZK-W300NH2の設定画面を表示する
まずこのモデルはUSBでパソコンに繋ぐか、Wi-Fi無線でこのルータ本体に先に繋ぐ必要があるので、フレッツ等の方は繋ぐだけだとインターネットに繋がらないですが、設定画面が表示できたらPPPoE広帯域接続設定を行なって頂ければその後インターネットに繋がります。
無線LANで繋ぐ場合、本体裏側記載のSSID名と、デフォルト暗号化キー”12345678″の情報で無線接続させる事が可能です。詳しくは接続マニュアルをご覧ください。尚、暗号化キーデフォルトのままだと不正アクセス懸念があるので必ず暗号化キーは手動で変更を加えてください。
設定画面を開くにはhttp://192.168.111.1/InternetExplorerのアドレス欄にアドレスを入力し、Enterキーで表示する事が出来ます。
ユーザー名&パスワード入力画面が表示されます。
ユーザー名 admin
パスワード password
ログイン画面ではなくエラーとなる場合はルータにログインできないページを参照下さい
ポート開放できない場合
UPnPCJを用いてもポート開放できない場合は二重ルータ環境の可能性があります。ルータの設定画面を開いてステータスを確認してください。
ステータスのWANの構成に、PPPoEと言う表示があれば基本的に問題はないのですが、もしプロバイダにぷららさんご利用でしたら、ぷららポート開放を行なって頂ければ20分すれば改善すると思います。
ステータスがDHCPの状態の場合は、二重ルータの可能性が高いです。IPアドレスが192.168.1.2や192.168.24.51等、最初の数字が192であれば二重ルータ環境です。対策は本体をブリッジモードに切り替える必要があるのですが、本機には装備されていません。なので二重ルータでお困りの場合は別途ブロードバンドルータ(ブリッジ/APモード切り替え可能モデル)をご用意頂く必要があります。
備考、最初の数字192~含めて172や10から始まるIPアドレスの場合も問題があります。こちらのプライベートIPアドレス割り当て契約となりますので、グローバルIPアドレス割り当てに切り替えて頂く必要があります。また、0.0.0.0等未接続となっている場合は、フレッツの方ならPPPoE接続設定を作成ください。CATVインターネットの場合はCATVモデムの電源を20分切ってから電源を入れて機器の登録情報を更新して頂ければIPアドレスが表示されると思いますのでお試しください。
UPnP動作モードを確認する
上記二重ルータ問題なしでも、通信の状況が改善されない場合は、UPnPが正しく動作しているかを確認してください。正しく動作いてしても、接続できないコンテンツが有る場合は、一度無効化にして再起動して、再度有効化にしてルータ本体を再起動してみてください。
ネットワークからWANセットアップを開きます。
WAN詳細設定の、UPnPを有効にするにチェックでしたらUPnPCJで通常ポート開放出来ますが、もしもポート開放できない場合は何らかの理由で正しく動作しなくなる可能性があるので一度チェックを外して、適用を選んで、こちらの再起動を選んで、再度下記画面を表示してチェックを入れて、適用から同様に再起動を行なってみてください。そうすれば改善することもあります。
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