NEC製品のWARPSTARシリーズで利用可能なダイナミックドメインサービス、ホームロケーションIPを使えるようにする手順の説明です。これはWARPSTARを購入すれば無料で利用可能なサービスで、特に登録作業も必要なくそのまま利用可能です。ただファームウェア自動更新を有効に頂く必要があるのと、二重ルータ環境では利用できない問題(仕組みはサーバ負荷を避けるために、ルータシステム内のWAN側情報を参照するためだと思います。)などもあります。利用するにはネットワーク環境を整えて置く必要があります。
ホームロケーションIPが使える機種
無料で利用可能なのですが古い機種はホームロケーションIPサービスを搭載しません。該当の機種もしくはそれ以降に販売されたWiMAX製品除く、家庭用ブロードバンドルータに搭載されます。
ホームロケーションIP設定手順
機種によってやや設定画面は異なるかもしれませんが、メニューと項目は同じです。
http://192.168.0.1/にアクセスしログイン画面が表示されたら、ユーザー名にadmin、パスワードに自分で決めたパスワードを入力しログインすれば設定画面を開くことが出来ます。
まずホームIPロケーションを有効に切り替えます。詳細設定からその他の設定を開きます。
ホームIPロケーションに登録されているURLを控えます。情報から現在の状態を開きます。
ページ一番下にある図と同じ項目がダイナミックドメインです。このアドレスを外部アクセスに使う自宅URLとなります。aterm.jpは共通ですが、その手前のホスト名は各種ルータによって異なるホスト名が個別に割り当てられています。備考、ホスト名を覚えやすいものにしたい場合等は、有料のお名前.comやBiglobe等でダイナミックドメインを登録頂く必要があります。
次にメンテナンスのファームウェア更新を開きます。この設定が有効ではないとホームIPロケーション機能が使えません。
ファームウェア更新メニューの、自動更新(オンラインバージョンアップ)にチェックを入れて設定ボタンを選んで下さい。
保存を選んで作業完了です。
説明は以上です。
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