802.11acの事をそろそろ本格的に調べないとと思いたち5GHz対応製品含めて色々無線LAN親機を用意した中の一台WN-AC1167DGR3です。この無線親機で驚いたのは自宅兼用職場の鉄骨三階建の一階に本機を設置して三階の部屋まで電波が飛ぶのかを調べて見ました所、見事2.4GHz帯でありながら電波が届いているのです。PSPで計測したのですがだいたい17%と電波の強度は弱いものの圧倒的に強い電波を持つ製品だと言えます。もちろんパソコン側の通信も問題なく繋がる次第です。5GHz帯に付きましてはまた別途調査の上どの無線親機の電波が強いのかレポートを掲載してみようと思います。
WN-AC1167DGR3の特徴、無線LANは2.4GHz/5GHz帯対応マルチバンドで2.4GHz帯は802.11n倍速モードで最大300Mbpsの速度を提供でき、5GHz帯では802.11acモードで最大867Mbpsの無線通信速度を提供する事が出来ます。対応無線規格はIEEE802.11b/g/n/a/acとなります。WAN/LANの規格は1000BASE-Tまで対応しますので最大1Gbpsのインターネットまで対応可能。フレッツ光隼はもちろんネクストのv6プラス(専用ホームゲートウェイ必要)の1Gbpsの環境にも導入して最大スループットの無線LAN環境を提供する事が出来ます。
その他の特徴としては、USB2.0ポートを一つ持ち、プリンターサーバーやNAS機能を使えるようになります。(net.USB クライアント必要) その他超お手軽DDNSであるiobbnetのプリセット機能も使えるので、防犯カメラやIPカメラの面倒なDDNS設定が手軽に行える特徴を持ちます。もちろんiobbnetはNASサーバー公開にも対応。その他PPTPサーバー機能も備え、USBTVチューナーテレキング
を取り付ければスマホやタブレットでテレビをWi-Fiを中継して楽しむことが出来るようになります。マルチメディア環境構築にはもってこいの製品と言えます。
ルータの設定画面を表示するには
まずルータの設定画面を開きます。http://192.168.0.1/このアドレスをInternetExplorerのアドレス欄に直接上記のアドレスを入力してEnterキーを押してください。自宅にゲーム機しかない場合は以下端末を参考にルータの設定画面を開いてください。
http://192.168.0.1/を開くと”エラーページを表示できません”となり設定画面へアクセス出来ない場合は一時的にルータモードに切り替えて下さい。本機背面に「自動/AP/ルータ」と言う切り替えスイッチがあります。これを「ルータ」側に切り替えて5分待って下さい。パソコンのIPアドレスは自動取得のまま再起動して頂ければhttp://192.168.0.1/へアクセス出来るようになります。元に戻す場合は「自動」位置に切り替えて5分待って再起動で元に戻ります。
自宅にスマートフォンしか無いと言う方でルータの設定をする場合は以下のアプリをダウンロードして、スマートフォンをWi-Fiで本機と繋いでアプリから操作設定が出来ます。
その他、ページを表示出来ないエラーの場合はこちらを参照下さい。 設定画面を開いて無線LAN関連を設定される方はこちら
ポート開放する方は、設定画面最初に表示される左上の「ステータス」メニューを開いて下さい。
WAN側IPアドレスをご確認下さい。例えば、ここのIPアドレスが192.168.1.2や192.168.0.2等、先頭の数字が192から開始されている場合は二重ルータ環境です。上のスイッチをAP側に切り替えて、繋いでいるモデム兼ルータ側にポート開放して下さい。先頭の数字が172や10から始まる方はプライベートIPアドレス割り当て契約インターネットサービスとなりますので、ご契約先にグローバルIPアドレスを取得出来るようにご相談下さい。
もしも二重ルータ環境であれば動作モード「自動/AP/ルータ」の切り替えスイッチを「AP」位置に切り替えて端末類のIPアドレスを自動取得またはかんたん設定に変更して5分待って再起動してください。その上で上流のルータにポート開放して頂ければ大丈夫です。
準備(IPアドレスを固定する)
ポート開放するパソコンやその他家庭用ゲーム機のIPアドレスを固定します。
- IPアドレス:192.168.0.50
- サブネットマスク:255.255.255.0
- デフォルトゲートウェイ、もしくはデフォルトルータ:192.168.0.1
- DNS:192.168.0.1
- 代替DNSは空欄で構いません。固定出来たらパソコンを必ず再起動下さい。 IPアドレス固定例は以下の方を参考に設定下さい。
IPアドレス固定手順は以下のページを参考に設定してください。
ポート開放の手順説明
左側メニュの詳細設定を開いて、ポートの開放メニューを開きます。 下記の項目に必要な情報を入力します。開いたページの下図と同じ項目に、必要な情報を入力すればポート開放させることが可能です。設定サンプルを参照しつつ任意のポート番号に入れ替えて頂いて大丈夫です。
設定サンプルとしましてWEBサーバのTCP/80番をまずご覧く下さい。サーバソフトはインストール不要のANHTTPDを使えば簡単に通信テストを行うことが可能です。
- ポートの開放を有効にするに必ずチェックを入れます。
- 設定名、web
- 公開する機器のIPアドレスは192.168.0.50
- プロトコルはTCP
- LAN側ポート番号:80
- インターネット側ポート番号:80
- 追加
- 設定
以上で完了です。
Minecraftなどご質問の多いコンテンツの設定例です。
- ポートの開放を有効にするに必ずチェックを入れます。
- 設定名、any
- 公開する機器のIPアドレスは192.168.0.50
- プロトコルはTCP
- LAN側ポート番号:25565
- インターネット側ポート番号:25565
- 追加
- 設定
その他、ご質問の多いUDPポートの設定です。MinecraftPE(19132/UDP)で説明します。
- ポートの開放を有効にするに必ずチェックを入れます。
- 設定名、any
- 公開する機器のIPアドレスは192.168.0.50
- プロトコルはUDP
- LAN側ポート番号:19132
- インターネット側ポート番号:19132
- 追加
- 設定
追加出来ましたら、UDPポートチェックツールを取得して手動ポート10800と入力し回線チェックして下さい。
ちょっとしたテクニック。TCP/UDP両方同時に設定を作ることも出来ます。例えばUDPとTCPで3074を同時に一つの設定にまとめる事が可能です。
- ポートの開放を有効にするに必ずチェックを入れます。
- 設定名、any
- 公開する機器のIPアドレスは192.168.0.50
- プロトコルは両方を指定。BOTH設定となります。
- LAN側ポート番号:3074
- インターネット側ポート番号:3074
- 追加
- 設定
説明は以上です。不明な点などあればコメント欄に気軽にご質問ください。
その他、無線LAN設定や繋がらないなどの問題
- Wi-Fiつなぎかた
- マニュアルファームウェアダウンロード
- サポートセンター(土日も対応)
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