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IOデータ WN-AX2033GR2 / WN-DX2033GR Wi-Fiルーターの特徴
WN-AX2033GR2は2018年3月末、後継機種にあたるWN-DX2033GR(デラックスアンテナの技術を用いた360コネクトに対応)は2019年11月下旬発売されたセキュリティ機能を強化したWi-Fiルーターで、主に悪質なWEBサイトをブロックしてネットの安全を守る機能や次世代プロトコルIPoE(v6プラス)接続標準対応。
両製品はは基本的な高性能Wi-Fiルーター機能を搭載し、子供さんや高齢者を悪質なサイトから守るブロック機能「ファミリースマイル」を5年無料提供(APモードでも使える)。
無線LANは2.4GHz/5GHz帯デュアルバンドWi-Fi&MU-MIMOに加えビームフォーミングや簡単WPSプッシュスタート設定対応する。
WAN/LAN側は1000BASE-Tまで対応し最大速度は1000Mbps(1Gbps)、Wi-FiはIEEE802.11ac対応で最大速度は1733Mbps(インターネットの速度では無い)。
その他主な機能。VPNサーバと簡単ダイナミックドメインiobb.net(無料)に対応するのでNAS外部共有や防犯カメラへのアクセスをセキュアに構築する事ができる。
また、無線LAN中継機能「Wi-Fiエクステンダー」動作モードにも対応するので、広い戸建てにWi-Fi環境を構築したい場合は複数台用意して一台は無線LAN親機、他は無線LAN中継機として運用することで簡単に遠くまで電波の届く環境を構築できるのも特徴です。
IOデータ WN-AX2033GR2 / WN-DX2033GR スペック
WN-AX2033GR2 | WN-DX2033GR | |
有線WAN/LAN最大速度 | 1000Mbps | |
5GHz帯無線LAN最大速度(IEEE802.11ac規格) | 1733Mbps | |
2.4GHz帯無線LAN最大速度(IEEE802.11n倍速モード) | 300Mbps | |
対応無線LAN規格 | IEEE802.11b/g/n/a/ac | |
簡単無線LAN設定 | WPSプッシュスタート対応 | |
無線LAN電波の強さ | 5GHz帯(802.11n/a/ac)はビームフォーミング対応 電波の届く範囲は一階から二階程度と考えたほうが良い | |
対応無線周波数 | 2.4GHz/5GHz マルチバンド | |
アンテナ数(内蔵) | 5GHz帯:送受信 2本 2.4GHz帯:送受信 2本 | 2.4GHz&5GHz帯:送受信 2本 5GHzGHz帯:送受信 2本 |
LANポートのクロスストレート切り替え機能 | Auto MDI/MDI-X (自動でストレートとクロス切り替え機能付き) | |
対応インターネット | CATV含む全てのインターネット回線に導入可能(ISDN除く) フレッツの方はPPPoE接続設定が必要な場合あり CATV回線はCATVモデムの電源を20分切って電源を入れて機器情報更新を行って頂く必要があります。高速インターネットv6プラス簡単接続対応。 |
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動作モード | ルーター / 中継器モード | |
LAN以外のインターフェース | 無し | |
搭載サーバー機能 | DDNS / VPNサーバ(PPTP・L2TP何れか) | DDNS / VPNサーバ L2TP/IPSecのみ |
QoS 帯域制御機能 | 無し | |
消費電力 | 13W | |
最大同時接続台数 | 16台 | 24台 |
ルーターの設定画面を表示するには
ルータの設定画面を開く方法の説明です。
「http://192.168.0.1/」このアドレスをInternetExplorerやChromeブラウザのアドレス欄に直接上記のアドレスを入力してEnterキーを押してください。
http://192.168.0.1/を開くと”エラーページを表示できません”となり設定画面へアクセス出来ない場合は一時的にルータモードに切り替えて下さい。
本体の背面に「オート/カスタム」と言う切り替えスイッチがありますので「カスタム」側に切り替えて5分待って下さい。
パソコンやスマートフォンのIPアドレスは自動取得のまま再起動して頂ければhttp://192.168.0.1/へアクセス出来るようになります。
元に戻す場合は「オート」位置に切り替えて5分待って再起動で元に戻ります。
自宅にスマートフォンしか無いと言う方でルータの設定をする場合は以下のアプリをダウンロードして、スマートフォンをWi-Fiで本機と繋いでアプリから操作設定が出来ます。
その他、ページを表示出来ないエラーの場合はこちらを参照下さい。 設定画面を開いて無線LAN関連を設定される方はこちら
ネットの反応が時々遅くなるのでポート開放したいと思っているなら
ご自宅で5~6人同時にWi-Fiを利用するとどうしてもネットが遅くなったり詰まったような感じになると思います。
そんな時は、ポート開放よりもWi-Fiルーター本体の880MHzデュアルコアCPUのパワーを活かしルーターのスループット(処理能力)をフルに生かしてみてください。
「詳細設定」を開いて、上のメニュー「NAT」を開いて
NATアクセラレータを有効にするにチェックを入れて設定ボタンをクリックまたはタップ。
補足、NATアクセラレータは未だ発展途上の技術なので弊害が出ることがあります。(PS4や任天堂スイッチのNATタイプ障害)
ポート開放の準備 IPアドレスを固定する
ポート開放するパソコンやその他家庭用ゲーム機のIPアドレスを固定します。
- IPアドレス 192.168.0.80 (192.168.000.080)
- サブネットマスク 255.255.255.0 (255.255.255.000)
- デフォルトゲートウェイ 192.168.0.1 (192.168.000.001)
- 優先DNS(プライマリ) 192.168.0.1 (192.168.000.001)
- 代替DNS(セカンダリ) 8.8.8.8 (008.008.008.008)
カッコの値は防犯カメラや任天堂端末の設定値です。
IPアドレス固定手順は以下のページを参考に設定してください。
任天堂スイッチやプレイステーションはポート開放設定は消去してDMZ設定を適用してください。
ポート開放の手順説明
補足「WN-AX2033GR2 / WN-DX2033GR」ファームウェアをアップデートしてからポート開放してください。
左側メニュの詳細設定を開いて、ポートの開放メニューを開きます。 下記の項目に必要な情報を入力します。開いたページの下図と同じ項目に、必要な情報を入力すればポート開放させることが可能です。設定サンプルを参照しつつ任意のポート番号に入れ替えて頂いて大丈夫です。
設定サンプルとしましてWEBサーバのTCP/80番をまずご覧く下さい。サーバソフトはインストール不要のANHTTPDを使えば簡単に通信テストを行うことが可能です。
- 設定名、web or nas
- 公開する機器のIPアドレスは192.168.0.80
- プロトコルはTCP
- LAN側ポート番号:80
- インターネット側ポート番号:80
- 追加
- 設定
以上で完了です。
Minecraftなどご質問の多いコンテンツの設定例です。
- 設定名、any
- 公開する機器のIPアドレスは192.168.0.80
- プロトコルはTCP
- LAN側ポート番号:25565
- インターネット側ポート番号:25565
- 追加
- 設定
その他、ご質問の多いUDPポートの設定です。MinecraftPE(19132/UDP)で説明します。
- 設定名、any
- 公開する機器のIPアドレスは192.168.0.80
- プロトコルはUDP
- LAN側ポート番号:19132
- インターネット側ポート番号:19132
- 追加
- 設定
追加出来ましたら、UDPポートチェックツールを取得して手動ポート10800と入力し回線チェックして下さい。
ちょっとしたテクニック。外部ポートを変換するテクニックです。例えば宅内では防犯カメラはTCP/80番で稼働しているとします。しかしそのまま80番ポート開放する事で不正アクセスが心配なので設定した人しかしらないポート番でアクセスしたい場合。例えば外部アクセスポートを18888とした場合で内部に80番アクセスさせる事ができます。
- 設定名、any
- 公開する機器のIPアドレスは192.168.0.80
- プロトコルはTCP
- LAN側ポート番号:80
- インターネット側ポート番号:18888
- 追加
- 設定
これで外部アクセスする時に、ポート番号を8888とすることで自宅内の防犯カメラ80にアクセスできる様になります。
説明は以上です。不明な点などあればコメント欄に気軽にご質問ください。
ポート開放しても接続エラーが出る場合SPIを無効試行ください
ポート開放したのに接続エラーが出てしまう場合はSPIと言うファイアウォールが通信の邪魔をしている可能性が高いです。
SPIを無効にするには「詳細設定」を開いて上のメニューの「SPI」を開く。
SPI「有効」→「無効」にチェックを入れて設定ボタンをクリックまたはタップして保存。
DMZ設定 任天堂スイッチ・プレイステーション用ポート開放説明
DMZとは非武装地帯から引用した設定名で、仮想グローバルIP通信とする事ができます。
簡単に言うとポート全開放設定です。
設定方法は「セキュリティ」を開いて上の「DMZ」を開き、ローカルIPアドレス欄に「192.168.0.80」(192.168.0.30~192.168.0.254任意の範囲に固定でも構わない)と入力し設定をクリックまたはタップして保存。以上で設定完了です、オンラインルームでNATタイプがオープンまたは1になっているかをご確認ください。
補足、ナットタイプがB以下のままやストリクトから変化ない場合は二重ルーターかプライベートIPのインターネットの可能性があります。その場合WAN側IPアドレスを調べて、私にご連絡いただければお調べ致します。
WAN側IPアドレスの調べ方
ステータス(詳細設定を開くと)メニューからWAN側IPアドレスを調べられます。
ここのIPアドレスが192.~から始まる場合は二重ルーターです。
その他、無線LAN設定や繋がらないなどの問題
- Wi-Fiつなぎかた(IOデータWi-Fiルーター・WN-シリーズ共通)
- IOデータ・Wi-Fiルーター v6プラス接続設定
- WN-AX2033GR2 サポートライブラリ(説明書など)
- WN-DX2033GR サポートライブラリ
- サポートセンター(土日も対応)
コメント
switchでポート開放する方法教えて下さい
DMZ説明を追加しました、任天堂スイッチのIPアドエレスを192.168.000.080に固定して適用できると思います。
https://www.akakagemaru.info/port/wnax2033gr2-portfw.html#DMZ