ワープスターWR8200nのルータ機能停止方法の説明です。
幾ら設定してもポートが開かない、通信速度が極端に遅い場合は二重ルータ環境が主な原因です。
二重ルータ環境とは、元々最初から設置されているモデムや加入者回線終端装置(フレッツ光プレミアム)等に無線ルータを取り付ける事で、二つのルータを経由してインターネット接続を行う環境になります。
特にIP電話やドットフォンなる環境が存在する環境に無線ルータを追加した場合は二重ルータ環境の可能性が高いです。
この二重環境を改善するには、ワープスターの場合ブリッジモード(ルータ機能停止)で動作させる事により、ワープスターを無線LANアクセスポイントとして経由させる事が出来、二重ルータ環境を改善する事が出来ます。また、既に何らかのモデムが存在しこのワープスターを接続するとインターネットに繋がらない等のトラブルの際もこのブリッジモードで解決する事が出来ます。
ブリッジモードの説明
ワープスターシリーズの動作モードを変更するには、ワープスターを初期化しなくてはいけないのですが、この8200では本体にディップスイッチ(小さなスイッチ)でルータ機能OFFからON又はその逆ルータ機能OFFからONへと簡単に設定変更する事が可能です。
ディップスイッチの場所。
写真にあるスタンドを外すとディップスイッチがあります。
ディップスイッチでルータ機能OFFにする手順
まずWR8200の元電源を切ります。
次にディップスイッチにある1番スイッチをON側に移動し、WR8200の電源を入れます。POWERランプが緑点灯し、ACTIVEランプが橙点灯すると、設定が完了します。
元の設定に戻す場合は、ルータの電源をOFFにして上記の1番ディップスイッチを1の数字側に移動し電源ONにすれば元のルータ動作状態にする事が出来ます。
ACTIVEランプが橙点灯の箇所は以下の通りです。後はパソコンを再起動するのみで作業完了です。
ポート開放される場合は、元にあるルータの設定を行ってください。
ブリッジモードのワープスターにアクセスする場合
フレッツ系ルータに繋がっている場合
http://192.168.1.211/
フレッツ光プレミアムの場合
http://192.168.24.211/
YAHOOBBの場合
http://192.168.3.211/
それ以外は
http://192.168.0.211/
以上のアドレスでアクセスを行う事が出来ます。
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