エレコムWRC 300FEBK-S 1167FEBK-S 1167GHBK-S 1467GHBK-S 1900GHBK-S ポート開放設定説明

エレコムは2016年11月にWRCシリーズという無線ルーターを一挙5製品発売。5製品の特徴は全て異なり一部の廉価モデルはインターネットの最高速度が100Mbpsまでしか対応していないので各種製品スペックをご確認の上自己責任でご購入下さい。製品スペック表。また一部ハードウェアNATが適用されている製品もあります、もしもインターネット接続不具合が出る場合はハードウェアNATを無効化(オンラインゲームが切れてしまう対策方法)で運用下さい。
ますが基本的なルーター設定方法は同じ。Wi-Fiの繋ぎ方(WRC-2533GHBK-Iと同じなので参照下さい。)、マニュアル(PDFファイル)共通です。
補足、WRC-300FEBKのみ後ろにWPSボタンがあります。そちらを5秒長押しして離すとWPS簡単Wi-Fi設定を行う事ができます。

設定画面を表示する

ルータの設定画面を表示するには、ブラウザのアドレス欄にhttp://192.168.2.1/と入力してEnterキーを押して下さい。 以下のログイン画面から次の情報を元にログイン下さい。ユーザー名「admin」パスワードは一番最初に「192.168.2.1」を開いた時に任意に決めたパスワードを入力します。
注、自分で決めたパスワードを忘れてしまった場合はルーターを初期化しなければならない。
IEブラウザのログイン画面サンプル。

Chromeブラウザのログイン画面。

ルーターの設定画面にログインできたら、ステータス画面をまず確認して下さい。
「システム設定」を開きます。

「ステータス」を開きます。

こちらがステータスの画面です。WAN設定のIPアドレスを調べます。
WAN 側IPアドレスの最初の数字が192~等(例、192.168.1.2)から始まっている場合は二重ルーターです。そのままではポート開放出来ないのでロ ジテックのルーターと繋がっているモデムにルーター機能が内蔵されているので、本機をブリッジモード(アクセスポイントモードとも言う)に切り替えて上流 のモデム兼用ルーターにポート開放設定をして下さい。
補足、最初の数字が192以外で172.~や10.~もしくは100.~と言う数字から始まるIPアドレスの場合はポート開放出来ないプライベートIPアドレス契約となります。

 
もし二重ルーター環境の場合は動作モードを切替えます。
左上の「ELECOM」メニューを開いてトップメニューを表示します。

「モード変更」メニューを開きます。

「APモード」にチェックを入れて適用をクリックするとルーター機能を無効化にできます。

WRC-300FEBKは本体底面に切り替えスイッチがあります。APモードに切り替える事で二重ルーター環境を解消できます。

• ROUTER ルーターモード
• AP アクセスポイントモード
• AUTO 自動動作モード

RT側にモードスイッチを切り替えてもログインページを表示できない等のエラーの場合、こちらのルータにログイン出来ないを参照下さい.。 問題なく設定画面が開いたら、ポート開放する方は以下を参照。無線LAN設定関連の方はこちら

準備 IPアドレスを固定する

ポート開放するパソコンや端末のIPアドレスを固定します。

• Windows 7
• Windows 8 / 8.1
• Windows 10
• PS4

IPアドレス固定値は次の通りです。
IPアドレス 192.168.2.50
サブネットマスク 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ 192.168.2.1
優先DNS 192.168.2.1
代替DNS 8.8.8.8
代替DNSですが、DVR等の方は必ず代替DNSにGoogleパブリックDNS(8.8.8.8)を指定してください。さもないとDDNS更新の失敗やメール通知機能でエラーとなります。

ポート開放を行う

設定画面が開いたら(詳細設定画面がでます)「ファイアウォール設定」を開いて「ポートフォワーディング」を開きます。
補足、マルチCSSデザインを採用しているのでスマートフォンで開くと縦に長いメニューに切り替わります。

設定サンプル

ネットワークカメラ又はWEBサーバー用の80/TCPポートの設定例です。ポートチェックを行う場合は、ANHTTPDならインストール不要でWEBサーバを動作させてポート開放出来ているかを確認できるので便利です。

• 有効にチェック
• ローカルIP 192.168.2.50(ポート開放する端末IPを指定)
• タイプ TCP (両方を選択するとTCP/UDPを指定出来ます)
• ポート 80
• コメントは空欄でも構わない
• 「追加」
• 「適用」最後に

 
Minecraftサーバの設定例です。

• 必ず有効にチェック
• ローカルIP 192.168.2.50
• タイプ TCP
• ポート 25565
• 追加
• 適用

UDPポートの設定です。

• ローカルIP 192.168.2.50
• タイプ UDP
• ポート 3074
• 追加
• 適用

ポート開放設定はご覧の様に範囲指定ができないので、もしも広範囲にポート開放する必要がある場合はDMZを適用して下さい。
注意、DMZと個別ポート開放設定は混在できないのでDMZを適用する場合は個別ポート開放設定を全て無効にするか全部削除してください。
ファイアウォール設定を開きます。

DMZ設定を開きます。

• DMZ有効に必ずチェック
• IPアドレスは 192.168.2.50等 ポート開放設定を適用したい端末IPアドレスを入力
• 適用

以上で設定完了です。

 

製品別スペック表