エレコム販売のコンパクト無線ブロードバンドルータを無線LANコンバーターとして使う手順の説明です。このモードを使えば有線LANでしか繋げられない例えばビデオレコーダーや地デジを無線LANで繋ぐことが出来るようになります。
注意事項、この環境を構築するにはもう一台無線LAN親機が必要になります。一台だけだとインターネットに繋がらないので念の為。
コンバーターの利用イメージ。長いLANケーブルの導入が困難な場合このように無線電波を有線LANの信号に変換してインターネットを繋ぐことが出来るようになります。
準備
手順はまず本体の動作モード切り替えスイッチが「RT/CV」側に切り替えられているかを確認します。もしAPの位置にあるなら切り替えて下さい。
次にWRH-733Gとパソコンを繋いで下さい(注意事項、インターネットには繋がらなくても良いです。エラーページを表示できませんと出ても無視してください。)。WRH-733Gのポート開放説明を参考に設定画面を開きます。設定画面が開いたら「モード変更」メニューを開いて「子機モード」にチェックを入れて「適用」から「今すぐ再起動」を選んで下さい。
無線LAN親機と本機を繋ぐ
無線LAN親機がWPSプッシュスタート方式に対応しているならとても簡単に設定を完了できます。本機を無線LAN親機の近くまで持って行き(パソコンと繋ぐ必要はありません単体で持って行って大丈夫です)無線親機のWPSプッシュスタートを開始して、本機のWPSプッシュスタートボタンを3秒長押しします(前にあるランプWPS/RESETランプが点滅したら話して下さい)。無線LAN親機のプッシュスタートはAndroidWi-Fiつなぎ方のプッシュスタートを参考にして下さい。WPS/RESETランプの点滅が終了したら設定完了です。
後は繋ぎたいテレビやレコーダーもしくはパソコンがある場所に本機を持って行きLANと言う場所にLANケーブルと端末を繋いで電源を入れて頂ければインターネットに繋がります。端末側のインターネット接続設定は基本的にIPアドレス関係は自動取得で大丈夫です。PPPoEやDHCPと指定する場合はDHCPで設定頂くと繋がります。
無線LAN親機がWPSに対応していない場合
ご自宅の無線LANがAOSS(古いバッファローの製品)方式やらくらく無線スタート(古いNEC製品)にしか対応していない製品であれば手動で設定頂く必要があります。無線LAN親機のSSIDと暗号キー(Wi-Fiパスワード)を調べて下さい。
本機をパソコンと繋いで設定画面を表示します。「無線設定」を開き、開いた画面の「検索」ボタンをクリックします。
近くにある無線LAN親機のSSID一覧が表示されるので、自分の無線LAN親機と同じSSIDを見つけて右側の「選択」にチェックを入れ「次へ」
暗号キー入力の所に調べたWi-Fiパスワードを入力して「接続」ボタンをクリック。
補足、繋ぎたい無線LAN親機の暗号化方式は自動認識されるので通常変更頂く必要はありません。
「親機との接続が確認できました」と表示されれば設定完了です。後は繋ぎたい場所に移動及び設置して下さい。
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