デュアルバンド無線LAN対応WRH-733Gのポート開放設定の説明

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エレコムから2015年4月発売のコンパクトだけど高機能満載の無線ブロードバンドルータWRH-733G(WRH-773GBKはブラックカラー、WRH-733GWHはホワイトカラーモデルになります。)のポート開放手順の説明です。本機の特徴はまず2.4GHz帯と5GHz帯同時無線LAN通信対応且つ接続方式に広帯域接続(PPPoE)方式にも対応するので、出張用や旅行用のWi-Fi親機として以外にも自宅のフレッツやeo光のメイン無線ルータとしても使えるすぐれものです。もちろんギガビットLANに対応するのでフレッツ光ネクストや隼、auやeo光やYAHOOのギガビットインターネットでもフルスペック(無線LAN除く、有線LAN接続時です)速度を提供する事が可能ですしADSLやCATVインターネットのメインルータとしても利用可能です。また無線LANコンバーターとしても動作させる事が出来るので一般家庭以外でも、通信設定業者さんもこれが一台あればLANを調べるのに重宝するので設定業者さんにもお勧めのツールと言えます。

無線LAN規格は2.4GHz/5GHzデュアルバンド対応でIEEE802.11b/g/n/a/ac規格に対応し同時接続可能です。2.4GHz側の最大速度は802.11nモードの300Mbpsですがデフォルト設定は倍速モードが無効化となっていますのでデフォルト設定のままだと150Mbps最大速度となります。5GHz側の最大速度は802.11acモードの433Mbpsです。
有線LAN規格はWAN側/LAN側共1000BASE-Tまでに対応します。速度は1000Mbps全二重に対応します。またストレートとクロスを自動切り替えしてくれる「Auto MDI/MDI-X」に対応するのでストレートケーブル一つ持っていけば何処の場所でもネットワークに繋ぐ事が可能です。もちろんコンバーターモードで動くのでWi-Fiしか無い環境でも無線LANコンバーターで繋いでしまう事が出来ます。
ルータと無線親機とコンバーターとして以外の用途はありません。その他の使い勝手等はAmazonのWRH-733Gユーザーレビューが参考になると思います。
WRH-733G本体
 

設定画面を表示する

パソコンのブラウザを起動して以下の何れかのURLを入力してEnterキーでログイン画面を出します。

  • http://wrh-733gx.setup
  • 192.168.2.1

ログイン画面が表示されたらユーザー名とパスワードそれぞれ「admin」と入力してログインすれば設定画面を表示する事が出来ます。
201504030010
 
無線LAN設定関連の方はこちら
設定画面が表示されたら、一応ポート開放する場合は動作モードとWAN側IPアドレス情報を確認して下さい。ポート開放する場合はルータモード動作ではないといけないのですがその場合上流にルータが無いかWAN側IPアドレスをご確認下さい。もしここのIPアドレスが(例、192.168.1.2や192.168.0.2)プライベートIPアドレスの場合はこのルータにポート開放出来ませんAPモード(ブリッジモードまたはアクセスポイントモード)に動作モードを切り替えて上流にあるルータにポート開放設定を作成して対応下さい。
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ポート開放する

このブロードバンドルータにはポート転送やポートマッピングや仮想サーバーもしくはDMZ等のサービスは搭載しません。よってUPnPを有効化にしてUPnPCJ等のポート開放ソフトを使って頂く必要があります。なのでポート開放ソフトに対応できないプレイステーションやスマートフォンや任天堂3DSは手動で対策できません。UPnP依存型となります。
 
手順は左側の「インターネット設定」を開いて「WAN設定」を開きます。以下の画面が出ます。上の項目は若干異なるかもしれませんが下の「UPnPを有効にする」と「WAN経由のping実行を有効にする」と「IPv6ブリッジを有効にする」の項目は接続モードが何れであっても同じです。この画面の「UPnPを有効にする」にチェックを入れて「適用」から「今すぐ再起動する」をクリックしてルータを再起動して下さい。再起動時間は概ね2分もあれば完了します。これでUPnPが有効化となるのでポート開放ソフトを使うことが出来ます。また他のパソコン以外の端末でも通信不具合が治ると思うのでお試し下さい。補足、プライベートIPアドレス契約環境だとこの設定を適用しても接続できないコンテンツ等がありますのでご了承願ます。
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一応上記設定を有効化で本来は自動的にポート開放されないといけないのですがもし症状が治らない場合は二重ルータを確認してみてください。二重ルータ環境と判明した場合は本機をブリッジモード(アクセスポイントモード)に切り替えてください。注意事項としては端末IPアドレスは必ず自動取得の状態にしてください。
手順は本体の底面の切り替えスイッチをAP側に切り替えて2分ほど待ってから繋いでいるパソコンやスマートフォンを再起動してください。二重ルータ環境が解消されれば通信不具合が治る場合もあります。元のルータ機能として戻す場合はスイッチをRT/CV側に切り替えて2分待ってから繋いでいるパソコン等を再起動頂ければ元の環境に戻ります。
e733-20010

その他の説明やマニュアル

コメント

  1. 名無しさん より:

    どこで買えました?
    都合があって早く入手したいのですが、まだどこも未入荷みたいで
    ご教示ください

    • kagemaru より:

      エレコム側では発売しているとありますがヤマダ電機では5/10発売とありますので何らかの理由で遅延しているのでは無いでしょうか。

  2. 再び名無しさん より:

    5/10ですか。
    ありがとうございます。

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