バッファロー WRM-D2133HP / WRM-D2133HS 特徴とポート開放説明

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WRM-D2133HP / WRM-D2133HS 特徴

バッファローから独自設計のメッシュWi-Fiを構築する事ができるWi-Fiルーター親機WRM-D2133HP」(2018年11月下旬発売)&後継機「WRM-D2133HS」(2020年2月発売)はで単体でルーターとして運用可能な他に専用の中継機「WEM-1266」を追加することで簡単にメッシュWi-Fiを構築する事ができる製品です。
両製品の最大の違いは後継機「WRM-D2133HS」はカスペルスキー(有料ライセンス契約必要)のセキュリティを搭載可能な点で性能は同じ。
メッシュWi-Fiネットワークの為、2.4GHz/5GHz帯両方共遠くへ電波を届ける事が可能で電波の届かない場所には専用中継機WEM-1266を増設すれば電波の届く範囲を簡単に拡張する事ができる
その他の特徴としましては、v6プラス接続に対応する他VPNサーバを搭載するのでv6プラス環境でもセキュアなP2P接続を手軽に確立可能。
Wi-Fiスペックにつきましても2.4GHz/5GHzデュアルバンド対応で、2.4GHz帯ではIEEE802.11nモード接続時の最高速度は400Mbps 5GHz帯の最高速度はIEEE802.11acモード接続時最大1733Mbps。
ただしインターネットの速度はWANインターフェースが1000Mbps且つ中継機は最大866Mbpsまでしかサポートしないのでインターネット最高速度は親機接続時1000Mbps中継機接続時最大866Mbps
上位グレード「WTR-M2133HP」の高価な機能「トライバンド、ビームフォーミング、USBポート」を無くした廉価モデルと言う位置付け
中継機WEM-1266はスマホで簡単に設置可能。
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WRM-D2133HP / WRM-D2133HS スペック

WRM-D2133HS(親機) WRM-D2133HP(親機) WEM-1266(中継機)
WAN 1000Mbps(WAN・1ポート/LAN・3ポート)
LAN 1000Mbps(LANポートを背面に一つ搭載)
5GHz帯無線LAN最大速度(IEEE802.11ac規格) 1733Mbps 866Mbps
2.4GHz帯無線LAN最大速度(IEEE802.11n倍速モード) 400Mbps400Mbps
対応無線LAN規格 IEEE802.11b/g/n/a/ac
増設可能中継機 最大10台
Wi-Fi同時接続台数 10~15台
4k動画最適化 トライバンド 非対応
簡単無線LAN設定 WPSプッシュスタート・AOSS
対応無線周波数 2.4GHz/5GHz マルチバンド
アンテナ数(内蔵) 2.4GHz&5GHz帯それぞれ送受信 2本
LANポートのクロスストレート切り替え機能 Auto MDI/MDI-X (自動でストレートとクロス切り替え機能付き)
対応インターネット 全てのインターネット回線に導入可能(ISDN除く) 接続設定不要v6プラス IPoEとtransix
DS-Lite対応、通常のフレッツPPPoE方式(IPv4)やCATVインターネット対応。
動作モード ブロードバンドルータ以外の使い方として、無線中継機と無線LANコンバータとして動作させる事が出来ます。
LAN以外のインターフェース 無し
搭載サーバー機能 VPN
DDNS 対応
消費電力 15.3W 12.4W

ルーターの設定画面を開く

バッファロールータの設定画面を開く手順の説明です。このURLhttp://192.168.11.1/をブラウザに入力する事でログインする事が出来ます。

スマホの方は「StationRadar」アプリで開いて下さい。

次の様にログイン画面が表示されたらユーザー名に「admin」、パスワードはセットアップカードに記載されている本機ログイン用パスワードを入力下さい。
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本機ログインパスワードの記載場所はこちら
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もしもhttp://192.168.11.1/へアクセスできず「エラー、ページを表示できません」が表示される場合は、動作モードをルーターモードに切り替えてください。
WRM-D2133HPの動作をルーターモード変更方法は次の通り

  1. Manual/AUTOスイッチをManualへ切り替える
  2. その下のモードスイッチをRouterへ切り替える
  3. 5分ほど待ってhttp://192.168.11.1/へアクセスしてみて下さい。

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ログイン画面ではなくエラーとなる場合はルータにログインできないページを参照下さい。
ポート開放する方はこのまま続けて以下を参照下さい。無線LAN説定を参照する方はこちらからご覧ください。

ポート開放準備 IPアドレスを固定する

まずパソコン側のIPアドレスを固定してしまいます。

PS4と任天堂スイッチのポート開放はDMZで設定して下さい。
IPアドレス:192.168.11.20 (192.168.011.020)
サブネットマスク:255.255.255.0 (255.255.255.000)
デフォルトゲートウェイ:192.168.11.1 (192.168.011.001)
優先DNS:192.168.11.1 (192.168.011.001)
代替DNS 8.8.8.8 (008.008.008.008)
かっこの値は家電や防犯カメラや任天堂スイッチでIPを固定する時の値です。

ポート開放設定を追加する

ルータのメインページの詳細設定を開いてください。
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左メニューのセキュリティからポート変換メニューを開きます。図の場所に必要な情報を入力してポート開放設定を追加する事が出来ます。
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設定例としてWEBサーバーもしくはネットワークカメラでよく使われるTCP/80番を使って説明します。サーバツールに関してはインストール不要なANHTTPDがお勧めです。(ポートチェック時に必要)

  1. グループ、新規追加 any
  2. Internet側IPアドレス 変更しません
  3. プロトコルTCP/UDP 任意のTCPポートを選びます
  4. 任意のTCP/UDPポート 80
  5. LAN側IPアドレス 192.168.11.20
  6. 新規追加

補足、もしもポート開放ができない場合v6プラス接続では無いかを確認下さい。
v6プラス接続の方はポート変換設定で対応下さい。
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v6プラスポート変換設定手順

v6プラス接続の場合共用IPv4アドレスが割り当てられる場合があるので、利用可能ポートが制限されます。
ポート開放する場合は利用可能ポートをLAN内部の端末が使うポート番号に変換する事でポート開放できます。
手順
まず利用可能ポートを調べます。例8080番が利用できるとする、内部は防犯カメラアクセスの80番とする。

  1. グループ、新規追加 any
  2. Internet側IPアドレス 変更しません
  3. プロトコルTCP/UDP 任意のTCPポートを選びます
  4. 任意のTCP/UDPポート 8080
  5. LAN側IPアドレス 192.168.11.20
  6. LAN側ポート 80
  7. 新規追加

以上でv6プラスでもポート開放する事ができます。
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DMZ設定手順

PS4や任天堂スイッチのポート開放はDMZでポート開放して下さい。設定はとても簡単です。
注意事項、ポート変換とDMZは併用できませんので適用する場合はポート変換設定をすべて「停止」して下さい。
セキュリティメニューの「DMZ」を開きます。
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DMZのIPアドレス「192.168.11.20」と入力し設定をクリックして保存。これで設定完了です。
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DMZを取りやめたい場合はDMZのIPアドレスを消して空欄にして設定をクリックし保存。これでDMZを無効化にできる。
説明は以上です。

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