バッファロー WTR-M2133HP 高速v6プラス対応Wi-Fiルーターの特徴とポート開放設定説明

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バッファロー WTR-M2133HP
バッファローから2018年1月発売される高速インターネット回線IPoE接続方式v6プラスに対応するWi-FiルーターWTR-M2133HPの特徴とポート開放設定説明。
WTR-M2133HPの特徴は見た目もそうなのですがフレッツ光NEXTを契約している方には大きなメリットv6プラス接続に対応する点です。
v6プラスは接続速度が大幅にアップするので、ネットTVのストリーミング配信を快適に視聴する事ができます。
5GHz帯x2と2.4GHz帯x1 トライバンド対応で光TVセッション専用5GHz帯を設けているのも注目スべき点ではあるが5GHz(IEEE802.11n/a/acモード)帯は電波が弱いので繋ぎたいテレビの近くにWTR-M2133HPを設置する必要がある
その他、今までバッファロー製品ではUSBポートを廃止の方向だったものがWTR-M2133HPからUSBポートも復活。プリンターサーバやNASを手軽に利用する事ができる。

WTR-M2133HP スペック

WTR-M2133HP スペック
有線WAN/LAN最大速度 1000Mbps
5GHz帯無線LAN最大速度(IEEE802.11ac規格) 867Mbps
2.4GHz帯無線LAN最大速度(IEEE802.11n倍速モード) 400Mbps
対応無線LAN規格 IEEE802.11b/g/n/a/ac
簡単無線LAN設定 AOSS/WPSプッシュスタート対応
無線LAN電波の強さ 5GHz帯(802.11n/a/ac)はビームフォーミング対応 2.4GHz帯の電波は3階未満まで届く
対応無線周波数 2.4GHz/5GHz マルチバンド
アンテナ数(内蔵) 5GHz帯:送受信 2本 2.4GHz帯:送受信 2本
LANポートのクロスストレート切り替え機能 Auto MDI/MDI-X (自動でストレートとクロス切り替え機能付き)
対応インターネット 高速インターネットv6プラス対応 CATV含む全てのインターネット回線に導入可能(ISDN除く)
フレッツの方はPPPoE接続設定が必要な場合あり CATV回線はCATVモデムの電源を20分切って電源を入れて機器情報更新を行って頂く必要があります。
動作モード ブロードバンドルータ以外の使い方として、中継モードを後日ファームウェアアップデートで対応する
LAN以外のインターフェース USB3.0x1
搭載サーバー機能 ファイルサーバ(NAS) / USBプリンターサーバ
消費電力 18.2W
最大同時接続台数 非公開

ルーターの設定画面を開く

バッファロールータの設定画面を開く手順の説明です。このURLhttp://192.168.11.1/をブラウザに入力する事でログインする事が出来ます。次の様にログイン画面が表示されたらユーザー名に「admin」パスワードに「password」と入力すればログインして設定画面を表示させる事が出来ます。
meruko2015-09-002
もしもhttp://192.168.11.1/へアクセスできず「エラー、ページを表示できません」が表示される場合は、動作モードをルーターモードに切り替えてください。
WTR-M2133HPの動作をルーターモード変更方法は次の通り

  1. Manual/AUTOスイッチをManualへ切り替える
  2. モードスイッチをRouterへ切り替える
  3. 5分ほど待ってhttp://192.168.11.1/へアクセスしてみて下さい。

2017-WTR-M2133HP-12021
ログイン画面ではなくエラーとなる場合はルータにログインできないページを参照下さい。
ポート開放する方はこのまま続けて以下を参照下さい。無線LAN説定を参照する方はこちらからご覧ください。

ポート開放準備 IPアドレスを固定する

まずパソコン側のIPアドレスを固定してしまいます。

PS4と任天堂スイッチのポート開放はDMZで設定して下さい。
IPアドレス:192.168.11.30 (192.168.011.030)
サブネットマスク:255.255.255.0 (255.255.255.000)
デフォルトゲートウェイ:192.168.11.1 (192.168.011.001)
優先DNS:192.168.11.1 (192.168.011.001)
代替DNS 8.8.8.8 (008.008.008.008)
かっこの値は家電や防犯カメラや任天堂スイッチでIPを固定する時の値です。

ポート開放設定を追加する

ルータのメインページの詳細設定を開いてください。
20150607001003
左メニューのセキュリティからポート変換メニューを開きます。図の場所に必要な情報を入力してポート開放設定を追加する事が出来ます。
20150607001005
設定例としてWEBサーバーもしくはネットワークカメラでよく使われるTCP/80番を使って説明します。サーバツールに関してはインストール不要なANHTTPDがお勧めです。(ポートチェック時に必要)

  1. グループ、新規追加 any
  2. Internet側IPアドレス 変更しません
  3. プロトコルTCP/UDP 任意のTCPポートを選びます
  4. 任意のTCP/UDPポート 80
  5. LAN側IPアドレス 192.168.11.30
  6. 新規追加

以上で設定完了です。TCPポートを任意のポート(1-65535の間)に入れ替えることでご希望のアプリケーションのポート開放を行うことが可能です。
補足、もしもanhttpdを用いてもポート開放ができない場合はWAN側IPアドレスを調べて下さい。
2017bf-004
その他ご質問の多いminecraftサーバの説明です。

  1. 新規追加 any
  2. Internet側はエアーステーションのInternetIPアドレスのまま
  3. プロトコルは任意のTCPポートを選びます
  4. 任意のTCP/UDPポート 25565
  5. LAN側IPアドレス 192.168.11.30
  6. 新規追加

以上で作業完了です。
2017bf-003
UDPポート開放設定例です。ご質問の多いマインクラフトPEにて説明します。
MinecraftPEはUDP/19132番を追加します。

  1. 新規追加 any
  2. Internet側はエアーステーションのInternetIPアドレスのまま
  3. プロトコルは任意のUDPポートを選びます
  4. 任意のTCP/UDPポート 19132
  5. LAN側IPアドレス 192.168.11.30
  6. 新規追加

2017bf-005
以上で作業完了です、こちらのUDPポート開放チェックで手動ポート19132と入力して回線チェックで手動ポート利用可とあればオンラインで楽しむことが出来ます。

DMZ設定手順

PS4や任天堂スイッチのポート開放はDMZでポート開放して下さい。設定はとても簡単です。
注意事項、ポート変換とDMZは併用できませんので適用する場合はポート変換設定をすべて「停止」して下さい。
セキュリティメニューの「DMZ」を開きます。
2017bf-201703277
DMZのIPアドレス「192.168.11.30」と入力し設定をクリックして保存。これで設定完了です。
2017bafa0411005
DMZを取りやめたい場合はDMZのIPアドレスを消して空欄にして設定をクリックし保存。これでDMZを無効化にできる。
説明は以上です。

ポート開放できない時はWAN側IPアドレスを確認してみよう

ポート開放できなかったりWi-Fi設定はできるのにインターネットに繋がらない時はルーターのステータスにあるInternetのIPアドレス(WAN側IPアドレス)を確認して下さい。
ステータス画面の開き方はルーターの設定画面(冒頭説明あります)を開き「詳細設定」-「ステータス」-「システム」を開くと確認する事ができます。
2017-WTR-M2133HP-12051
これがWAN側IPアドレス確認場所です。ここのIPアドレスが表示されていない場合はWi-Fiは設定完了するがインターネットに繋がらない症状が出ます。
ポート開放できない方はこのWAN側IPアドレスが192~や172~または10~から始まるプライベートIPアドレスが表示されている場合はポート開放されません
例えば192.168.1.~と表示されている場合はNTTルーターに繋いでいる二重ルーター環境なのでWTR-M2133HPをブリッジモードに切り替えてNTTルーターにポート開放設定してもらえれば大丈夫です。
172~や10~から始まるプライベートIPアドレスの方はインターネット契約そのものがポート開放できない契約なので、グローバルIPアドレスを取得するかインターネットを乗り換える必要があります。
2017-WTR-M2133HP-12052
 
 

コメント

  1. バッファローのルーターはもう買わない より:

    こんにちは~
    [セキュリティー]-[VPNパススルー]のPPPoEパススルーを使用するをチェックして、
    PPPoE(IPv4)ようのルーターをつないでの
    v6プラスとPPPoE(IPv4)の併用は、できますでしょうか。
    PPPoEパススルーのメニューの場所が、WXR-2533HP2と同じなので、
    できないだろうなあと思いつつも、
    ちょと気になりコメントさせていだだきました。

    • kagemaru より:

      VPNパススルーの中にあるのはPPTPパスするーではないでしょうか?
      v6プラスとIPv4接続の併用はできないです
      やり方としては、2セッションをご契約頂いて
      https://www.akakagemaru.info/port/faq-2stion.html
      一つはv6プラス接続
      一つはIPv4の今までの接続と言う形しかインターネットを構築できない。
      理由は次のページに説明させて頂いてます。
      https://www.akakagemaru.info/port/v6plus-demerit.html

    • バッファローのルーターはもう買わない より:

      WXR-2533HP2では、VPNパススルーの中に、
      PPPoEパススルーとPPTPパススルーの2つの設定あります。
      WTR-M2133HPには、PPTPパススルーの設定のみなんですね。
      ちなみに、WXR-2533HP2では、このPPPoEパススルーを有効にすると、
      Windows10のダイアルアップで、PPPoE(IPv4)を使って接続できました。
      でも、別ルータのPPPoE接続はできませんでした。

    • kagemaru より:

      確認頂いてありがとうございます。
      VPNの中にPPPoEパススルーの設定があるのは少し調べてみる必要があるのですが
      Windows10の広帯域接続と言うのですが、そちらの方が繋がるなら基本的に他のルーターのPPPoE接続設定も繋がるはずです。
      ただ、一つのプロバイダ接続IDとパスワードを使って多重接続は基本的に認められていませんのでその辺の兼ね合いも考慮しなければならないです。

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